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7:スペースバトルストラテジー

この物語は双子姉妹(Blanc Twins)の冒険談を『夢とは?』いうテーマで描いたパラレルワールドでの物語です。彼女達にぼんやりと見える『夢』を無意識に追いかけて行くとそこに『幸せ』が見つかるのか?を綴っていきたいと思います。


このエピソードからはSeason2ー新たな出会い編ーのスタートです。

実はシーズン1の前にプロローグ的な『成り行き』の詳しいお話があるのですが・・・それはこのシーズンが終わった後に公表したいと思います。(文芸:ヒューマンドラマにて)

そしてこの双子は稀に見るとびっきりの美人姉妹なのです!まるで光と陰。ロボットや兵器類も言葉では7割しか描けませんがカッコいいはずです。荒廃したパラレルワールドでの彼女たちの活躍とクールな兵器類をイメージしながら、世界地図を片手に読んでいただけると楽しめると思います。これって現実なの?それともSF?と言う狭間で大人も楽しめるギリギリのラインでどんどん進めていこうと思います。

この宇宙大作戦の戦略の概要をレイが2人に説明している。

「湯沢ミリタリーベースから少し離れた地下にスペースディベロップメントベースがあります。まずはそこからロケットが打ち上げられるのですが、推進用のサブロケットが分離し、宇宙圏に出るとスペースシップ本体のみとなります。そして、その中にはあなた方のEBSが5機格納されています。そのスペースシップからのレーザー砲で敵のスペースステーションを攻撃可能ですが、シールドで守られているためかなり難易度が高いと思われます。実際問題、スペースシップからの攻撃が有効でない場合にはEBSが出動し破壊することになります。そして、次のミッションはムーンベースです。ここは再建設が大変なので、基地をそのまま無傷で乗っ取りたいと思います。まずは敵の攻撃がある中で攻撃施設を叩きEBSが月面に着陸し基地に潜入します。基地内では、EBSを降りて人間サイズで戦うことになるのですが、敵のアンドロイドを全て抹殺すればゲームクリアーとなる流れです。」


ジュリアが、「そのムーンベースにはメイルアンドロイドは何人いるわけ?」と聞いた。

「そうですね〜 ほとんどのアンドロイドは生活空間があり中継基地であるスペースステーションにいるので、ムーンベースは工場管理のアンドロイドだけとなります。なので・・・まあ、せいぜい50体ぐらいかなと思います。」

ソフィアが、「ということは、やっぱりスペースステーションはスナイパー攻撃で破壊したいわね!逆にこちらがやられる可能性もあるから。」


レイが、「わかります。では、順序としてはスペースシップからレーザー攻撃をかけて、それで撃破できればOK、できなければ、EBSに出動してもらい何かしらの方法で破壊してもらうでよろしいでしょうか? まあ、そのスペースステーションが無くなっても、今回使用する我々のスペースシップがとりあえずはその代替えとして機能しますので。」と答えた。


ジュリアが、「だとすると、いかにムーンベース内でメイル達をEBSを使わずに撃破できるか?ってことね!内部には重力はあるの?」と確認した。

レイが、「ムーンベース内は月の重力を倍増させて地上とほぼ同じようなGにしてあります。」と答えた。


続けて、ジュリアが、「そうであれば、ガリオンも私のEBS内に格納できるかしら?それと、そうそうレイ!私の斬鉄剣のロングソードを前の時代に置いてきちゃったのよ。いきなり前触れもなくタイムトリップしたから。この時代でも作成できるのかしら?材料と生成方法はわかるわ。」


「EBSのカーゴスペースがあるのでガリオンを格納できるようにしておきます。あの剣は必須ですよね?『ゴットハンド』ですね!!? ジュリアさんの時代で可能であったので可能かと思います。すぐに技術部に聞きましょう。」といかにもジュリアの活躍をよく知っているような感じであった。


彼女達は通常地下ミリタリーベース内の自分たちの部屋で過ごしている。

「この未来社会にずっとはいたくはないわね。このミッションが終わったら、すぐに元の時代に送り返してもらいましょうね!」とまたソフィアが不機嫌気味で言っている。

ジュリアも、「あなた、ここがよっぽど嫌なのね? でも、なんとなくわかるわ。全く洗練されていないし、あなたが好きなロマンティックな雰囲気は微塵も感じないしね。それと、なんだか人類にもあまり会わないし少し不気味よね。実際どのぐらいの人間がいるんでしょう? だって、今まで会ったのは属の子孫とレイだけだわよ。」


すると、ドアにノックがあった。レイである。

「ジュリアさん、ロングソードが出来ありましたのでお持ちしました。設計書通りにこの時代の匠に造ってもらいました。いかがでしょうか?」と言ってジュリアに渡した。

ジュリアは、剣を抜き刃を凝視してから振ってみた。

「いいわね!前のものとあまり変わらないと思うわ!有難う!!感謝するわ。これがないとアンドロイドにトドメをさせないから。」と満足気な笑顔で握手した。


すると、ソフィアも、「ねえ、レイ、生身の私たちが戦うとなると私もマシンガンのハンドガン仕様のものが必要なのよ。それも設計書があると思うわ。」と言った。

「はい、ソフィアさん、わかりました。あのC.A.Rシステムで戦う時のものですよね? 『クライング・フェアリー』ですね!!?」とそれに関しても詳しかった。


ソフィアが、「へえー よく知ってるわね?」と驚くと、

「はい、私たちはそれも防衛大学で習いますから。」という答えが返ってきた。

ジュリアが、「あとは一般的な武器類も用意しておいて欲しいけど、私は、弓と爆弾を矢の先にセットしたボムアローが欲しいわ。それとできれば長槍も!わかるかな?」と言った。

「もちろんです!ジュリアさんの武器類も歴史で習っていますので。それでは、用意しておきます。」とレイが笑顔で答えた。


シーズン2まで読んでいただいた方々! 有難う御座います!! 

未来に行ったBlanc Twins これからどうなるのでしょうか?

皆さまの応援が励みになります。

是非 「いいね」 そして 「ブックマーク」「評価」もお願い致します!!

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