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36:1つの夢の形〈Season1 ラストエピソード〉

この物語は双子姉妹(Blanc Twins)の冒険談を『夢とは?』いうテーマで描いたパラレルワールドでの物語です。彼女達にぼんやりと見える『夢』を無意識に追いかけて行くとそこに『幸せ』が見つかるのか?を綴っていきたいと思います。


実はこのシーズン1の前にプロローグ的な『成り行き』の詳しいお話があるのですが・・・それはこのシーズンが終わった後に公表したいと思います。

そしてこの双子は稀に見るとびっきりの美人姉妹なのです!まるで光と陰。ロボットや兵器類も言葉では7割しか描けませんがカッコいいはずです。荒廃したパラレルワールドでの彼女たちの活躍とクールな兵器類をイメージしながら、世界地図を片手に読んでいただけると楽しめると思います。これって現実なの?それともSF?と言う狭間で大人も楽しめるギリギリのラインでどんどん進めていこうと思います。

この戦いの処理はマチルダ隊とルージュ・ナイト達に任せて

ソフィアとジュリア

アンドレイとサーシャ

そしてイメルダとガルシアの6人は

一旦スーパーソニックジェットで湯沢に戻って行った。

その頃、カナダエリアの総司令は帝国の首都モスクワに入る準備をしていた。


湯沢に到着してまずは負傷したアンドレイの修復を優先にしてソフィアがラボで対応している。幸い毒は影響していないようだ。

その間他のメンバーは部屋に戻ってシャワーを浴びていた。

そのあとは日本のメンバーも交えてみんなで大勝利を祝う大祝賀パーティーだ!

またしてもジュリアは大活躍であった。

イメルダとの連携プレーであの無敵と思えたデスデーモンを2匹も駆逐したのだ。

ジュリアの活躍がなければ今頃マチルダ部隊はデスデーモンにやられて全滅していたであろう。


今ジュリアは自分の部屋のソファに座り久々に無心となっていた。

何故か心地よいやり尽くした感があった。

当初は私達にできるのか?という不安はあったのだが、

ついに帝国を倒したのだと言う実感がやっと湧いてきた。

そもそも振り返ると、私とソフィアの2人で始めたことなのだ。

それが、あの巨大なユーラシア帝国を滅ぼす事になったのだ。

確かに、戦闘では頑張ったと言える。


が、やはりソフィアの力がなければこの歴史を変えるような事は不可能であった。

彼女のプロジェクト・マネージメント力とメンバーのコーディネート力がなければ、到底達成することはできなかったと今更ながらこのチームワークの勝利を実感していた。

私達2人の夢が、日本を巻き込み、イメルダ・ガルシアそしてアンドレイ・サーシャも巻き込んだ。それによって連合も巻き込むことになり、最終的に帝国のサーシャファン達も巻き込む事ができたのだ。そしてこの夢の渦はどんどん大きな渦となって広がっていったのであった。

それが『夢の形』となって現れたのだ。


やはり『夢』を持って、それに向かって、たとえその時点では不可能だと思えても、

諦めずに、熱心に一歩ずつ進みながらチャンスを味方につけていけば、

いつしかその『夢』が形となって現れて来るのだ!

と証明できたと実感した。


帝国が壊滅したことにより、タガが外れたアラブ・インド・中国に位置する諸民族の抗争がなければ世界平和が訪れることになる。

それによってアトランティスの王も一旦様子見となるであろう。


そんなジュリアの部屋のベルが鳴った。

アンドレイの修理が終わったソフィアがクタクタになって部屋に入ってきたのだった。

久しぶりに2人で寄り添ってソファに座わり、

ソフィアが、「しかし、できればいいなとは思ってはいたんだけど、できちゃったんだね!? 感激しちゃうわ!それも、いつもどおりジュリアの大活躍で!」

「そうね。でも、今回は流石の私もかなりつかれたわ。」

「でも、ソフィアのリーダーシップがなければ、これは絶対不可能だったわよ!」

「だから、コレは私達の夢の形なのよ! 本当にありがとう!!」

「そうよね。おかげでこの世界が存続できることになったのよ!ジュリア!すごいことだわ!」

「私達はこの世界の救世主なのよ! 残念ながら誰も知らない事なんだけどね・・・」

「あまね、じゃ、この後、そのご褒美としてヒデの世界に戻りましょうよ!」

「そうよね!そもそもそれが目的だったんだからね。私もまたヘアドレッサーに戻って普通に楽しく生活していたい気分にもなってきたわ。」と言ってソフィアが笑った。


寄り添いながら、しばらく2人は湯沢の夜景をボーっと眺めていた。

2人ともかなりの疲労のためにうとうととしてまどろみ始めていた時であった。


外からか?ガラス越しなのか?

部屋の中でおこったのか?

咄嗟の出来事で判断がつかない瞬間に

2人のからだが光輝きカラダの輪郭がぼやけていったのだった。

そして照明を落とした暗い部屋の中に消えていってしまった。


『なんだ!これは!』


 一体何が起こったのだろうか・・・


シーズン2につづく

このエピソードでシーズン1が終了しましたが、また、明日から続けてシーズン2がスタートします!

ここまで読んで頂き有難うございます!!

一体Blanc Twinsはどうなったのでしょうか? シーズン2からはまた新たな仲間達も登場しますよ。

引き続き ブックマーク してお読み下さい! 最終回なので「いいね」も宜しくお願いします!! 

プロローグですが・・・シーズン2の後に投稿しようかな!?と考えております。いかがでしょうか?

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