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ある呪術師の秘密な恋  作者: ゆな
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9.朝黄様との共同訓練(杏指導)

黄華:「杏様!杏様!朝黄様がいらしゃってます!早くお支度を!」


杏:「いっけない!そうじゃん!共同訓練私が次指導する番じゃん!」


橙乃:「自分が指導できるからって開始時間を早めたのは杏様ですよ〜。」


椿赤:「私が髪結ってあげるね!」


杏:「なんとか間に合った…。行ってくるね!」


3人:『行ってらしゃいませ!』


杏:「遅れてごめんね!怒った?」


琉衣:「別に。はやく教えて。」


杏:「じゃあ、はい!これで私と接近戦やってみよ〜!かかってきて〜。」


琉衣:「じゃあいくよ。」


ダッ ヒュン


あっぶな!今の避けてよかった!まともに受けてたら木刀折れてたかも〜!

でも普通にスピードもあるし重さもある。接近戦別に向いてないこと無いと思うんだけどなー。


ヒュン バコッ カーン


あ!分かった。受けながら隙きを見て打ち込むのができてないんだ!


杏:「琉衣〜!琉衣の弱点?分かったよ〜‼」


琉衣:「長期戦が向いてないんでしょ?スタミナが足りない。」


杏:「いや、それは長期戦の話で今はなんで接近戦がうまくいかないかっていう話。」


琉衣:「どうすれば接近戦できるようになるの?」


杏:「ん〜っとね。今琉衣は打ち込む力も速さもあるけど、受けとか受け流す力と打ち込む力の区別ができてないから腕がめっちゃ疲れちゃって、接近戦が苦手だと思っちゃったんだよ!」


琉衣:「どうやったら区別できるの?受けとか受け流す力と打ち込む力は力をかけてるんだから何も違わないでしょ?」


杏:「ん〜。感覚的には、打ち込むのは相手とか対象に向かっての矢印の力。受けは相手との


交点へだけの力。受け流す力は、相手の打ち込みの矢印を横に折っちゃう感じかな?


力の大きさでは1番打ち込む力が大きくて1番受け流す力が小さいかな?時と場合によるけどね!」


琉衣:「…」


杏:「まぁそう言われても簡単にはわからないから早速また接近戦やってみよ!」




琉衣:「死ぬんだけど。こんなに動いたことめったに無いよ僕。」


杏:「確かにね遠隔戦よりも相手との距離が短いから動く距離が増えるかも!でも区別ついた?」


琉衣:「ちょっとね。ありがと。明日もよろしく。」


杏:「うん!」



杏:「また明日ね〜!」


琉衣:「うん。おやすみ。」

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