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ある呪術師の秘密な恋  作者: ゆな
8/13

8.朝黄様と共同訓練(琉衣指導)

椿赤:「杏様!杏様!このお料理よければ召し上がってください!」


杏:「いいの?いただきまーす!ん〜!おいしい〜!」



橙乃:「杏様に笑顔が戻った〜!」


黄華:「きっとあのピアスのおかげね。」


橙乃:「ピアス?ホントだ!青梅様のピアスになってる!」


コンコン


黄華:「どちら様でしょうか。」


琉衣:「僕だよ。杏はいる?いるんだったらこれを渡して、じゃあ待ってるから。」


ガチャ


黄華:「杏様。朝黄様がこれを。そして待っていると。」


杏:「ん〜。なになに。え〜!共同の訓練⁉」


椿赤:「五大柱の中のどなたがが亡くなったらレベルがどの方も1上がるまでペアで訓練をするんですよね?」


黄華:「頑張ってください。これ昼食です。」


杏:「せっかくのんびりしようと思ってたのに!」


橙乃:「まあまあ。頑張ってください!杏様の苦手な遠隔戦を得意としている朝黄様です!」


椿赤:「きっとすぐにレベルが上がりますよ!」


杏:「分かったよ〜。行ってくるね〜。」


3人:『行ってらっしゃいませ。』


杏:「ってどこに行けばいいのよ!」


琉衣:「ここで待ってるんだけど。」


杏:「あ、すみませんでした。」


琉衣:「いいよ。まず、レベルは君のほうが下だから君を僕と同じレベルにしてから君が僕に指導して。」


杏:「はい。」


琉衣:「それで、君の苦手分野の遠隔戦と頭脳戦を鍛えるから。」


杏:「はい。」


琉衣:「君の家に弓はある?あると思うけど。」


杏:「あります。それと君とかじゃなくて杏って呼んでください!」


琉衣:「分かったよ杏。じゃあ杏も琉衣って呼んでよ。」


杏:「はい。琉…衣……。」


琉衣:「うん、で。弓を使ったことは?そして使ったことあるなら腕はどのぐらい?」


杏:「使ったことはある。腕は何度練習しても的の真ん中には当たらない。」


琉衣:「じゃあ一回やってみてよ。はい。」


杏:「え、むりむりむり!ほんとにできないよ?琉衣!」


琉衣:「良いから早く。」


杏:「はいはい。」


キリキリキリ…ヒュン  ボスッ


琉衣:「つるを引っ張りすぎ。それで肩に力はいれない。もっと足は力入れて。体幹はしっかり。」


キリッ…ヒュン  トスッ


杏:「やったぁ!やったよ!初めて真ん中に当たった!」


琉衣:「まあ、この近さだったらそりゃあね。でもおめでとう。」


杏:「やった!じゃあ次は私が教える番ね!」


琉衣:「なわけないよ。続けて10回真ん中に当てられるようになってからね。ここから。」


杏:「さっきより距離長いじゃん!しかも続けて10回⁉無理すぎ。」


琉衣:「やってみないとわかんないよそんなの。」




杏:「続けて10回できた…よ。」


琉衣:「今日はこれでいいんじゃない?帰ろ。」


杏:「ちょっとまってよ!私が指導者になったらただじゃおかないからね!」


琉衣:「はいはい。でも結果は出してね。」


杏:「分かってるよ!」

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