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休養期間の過ごし方(後編)

 時は2005年シーズンの11月3週。場所は押切厩舎入り口。馬運車から1頭の馬がやってきた。先週押切が話題にしていたミニチュアホースである。


「はぁ? コ、コイツがミニチュアホースやてぇ? 道産子の間違いなんちゃうか?」


押切はそのミニチュアホースの容姿を見て驚きを隠せなかった。それもそのはず、やってきたミニチュアホースは通常の2倍以上の体つきと脚の太さであった。


「はい、正真正銘のミニチュアホースです。この子だけは異常に大きくなって誰も買い手がつかなかったんですよ」

「ホンマにコイツでかいなぁ。白毛の道産子と間違えられてもおかしゅうないわぁ。コイツの性別はどっちなんや?」

「女の子です」

「メスかいなぁ。しかしその割にはブッ細工なツラしとるなぁ……」


押切はバツの悪そうな表情でミニチュアホースの顔を覗き込んだ。


「体つきに似合わず愛嬌がありますのでそれがこの子の魅力だと思います。それではこちらに受け取りのサインをお願いします」

「ああ、これでどうや」


押切はめんどくさそうに配達員に渡された受け取り証明書に自分の苗字を書き込んだ。


「ありがとうございます。それではしっかり可愛がってくださいね」


そう言い残して配達員は馬運車を走らせて押切厩舎を後にした。


「おー、今日からワシがオマエの主人や。飼ってやるさかいよろしゅうなぁ」


押切はそう言ってミニチュアホースの頭を撫でようとした。その瞬間、ミニチュアホースは自分のことをさっき不細工と言った押切の右手に思いっきり噛み付いた。


「いってぇぇ! なにさらすんじゃこのアホ馬!」


押切はミニチュアホースを追いかけようとしたが体に似合わず素早いためなかなか捕まえられないでいた。次第に押切のほうが息切れを起こす。


「あれ? 押切先生、なにをやってるんですか?」


押切がミニチュアホースを追いかけ回してる時にちょうどちゅんがやってきた。


「ハァハァ、このアホ馬がおいたをするさかいシバいたろか思って追いかけてたんや」

「ひょっとして先週言ってたマスコット役の馬ってこの馬なんですか?」

「せや、コイツはかなり凶暴やでぇ。ワシの手にいきなり噛み付きやがった」

「そうなんですか? すごく大人しいんですけど……」


ミニチュアホースはちゅんに頭を撫でてもらいすっかり大人しくなっていた。


「このアホ馬、人によってコロっと性格かえやがって!」

「まあまあ押切先生、この子に名前つけましょうよ。きっと名前がないからつむじを曲げてるんだと思いますよ」

「せやな、別にワシはアホ馬でもいいんやがさすがにそれではアカンか……」


押切は仏頂面でブツブツ言いながらも事務所のほうへと入っていった。後についていくようにちゅんとミニチュアホースも中へと入っていった。


「さて、名前どないするかやな……」

「この子の性別はどっちなんですか?」

「コイツはメス馬や……。馬体や行動自体は凶暴なオスそのものやが……」


押切がつぶやいたのと同時にミニチュアホースは前右足の蹄で押切の足を思いっきり踏んだ。


「いてぇ、なにさらすんじゃボケ!」


足を踏まれて激高した押切はミニチュアホースを追い回すが、機敏なフットワークにまったく捕まえることができない。


「まあまあ、押切先生。早く名前を決めましょう……」

(ププッ、すごく面白い光景……。あの押切先生をあそこまで手玉に取るなんて……)


ちゅんは笑いをこらえながらミニチュアホースの名前を考え始めた。押切も落ち着いた後に案を練り始めた。


(約10分後……)


「押切先生、僕いくつかの案を思いつきましたよ」

「ほう、どない名前や? ちょうどここにホワイトボードあるさかいオマエが思いついた案を書いてみい」

「あっ、はい」


押切に言われてちゅんは自信ありげに自分の案をホワイトボードに書き始めた。


『プリン』・『マロン』・『ショコラ』・『パフェ』・『ティラミス』……。ちゅんが挙げた名前はすべてスイーツに関するものばかり。


「おい、ちゅん。なんやこれ? 全部オマエが食いたいものばっかやんけ!」

「えっ、僕は女の子っぽい名前で選んだんですけど……」

「オマエの頭の中はスイーツのことばっかやな。そんなんやからあの馬さっきからソッポ向いてるやないかぁ」

「う~ん、おかしいなぁ。いい案だと思ったんだけど」


自分の案がことごとく却下されてしょんぼりするちゅん。


「よし、ここはワシがいい名前をつけてやらないとな。アイツにふさわしいものを」


押切も自信ありげにホワイトボードに候補を挙げ始めた。


『だいこん』・『さといも』・『きんちゃく』・『つくね』・『はんぺん』……。押切が挙げたものはなぜか居酒屋メニューの食べ物ばかり。


「あっ、あの~。これって?」

「ん? わからんのか? コイツにふさわしい名前や! 白い馬体してるからそれに近いものを連想したらこんなのが出てきたんや。特にだいこんはおススメやなぁ。見た目通り大根足なんやし、ワハハハハハ」


高笑いしながら自信満々に話す押切。その瞬間ミニチュアホースの蹴り脚が押切に炸裂。押切は事務所の壁を突き破って馬房裏まで吹っ飛ばされた。


「このアホ馬! 主人を足蹴にするとは! もう堪忍袋の緒が切れたわぁ! シバいた後に馬刺しにしてくれるわ!」


押切は喚きながらミニチュアホースを追いかけ回した。しかし人間が馬の逃げ足には勝てず次第に押切のスタミナは消費していく。ちょうど押切厩舎の出口のところでミニチュアホースは厩舎を訪れた岡西とバッタリ出会った。ミニチュアホースは即座に岡西の背中に隠れた。


「な、なんだ?」


突然の出来事に戸惑う岡西。しばらくしてロープを持ってきた押切にも出会った。


「お、押切先生……。汗びっしょりになってどうしたんですか? それにそのロープは……」

「ゼェハァ、岡西君か……。ちょうど岡西君の後ろにいるそのアホ馬を縛り首にして馬刺しにしよう思ってるんや」

「ば、馬刺しに? そんな乱暴な……。それにこの馬サラブレッドじゃありませんし……」

「そいつはおいたがごっつひどいんやわぁ。とにかくのいて~なぁ」

「まあまあ、押切先生。そう気を立てずに……。どうしてここまでドタバタ劇になってるのでしょうか?」

「コ、コイツの名前考えてるときにワシが案を出したのと同時に思いっきりワシを蹴飛ばしやがったんや……ハァハァ」

「名前決めてたんですか? と、とにかく心を落ち着けましょう」


岡西は気が立つ押切をどうにかなだめて厩舎の事務所に入っていった。


「あっ、岡西さん。怪我のほうはどうですか?」

「やぁ、ちゅん君。回復は順調だよ。今このミニチュアホースの名前を決めてるんだって?」

「は、はい。なかなかいい案がうかばなくて……。僕と押切先生でいろいろと候補を挙げてるんですけど……」


ちゅんは岡西にホワイトボードに書かれている名前候補を見せた。


「いくつか書いてるね。なんで食べ物ばっかり? それにカタカナの奴を考えたのはちゅん君かな?」

「は、はい……。女の子っぽい名前だからいいかなぁと思いまして」

「ちゅん君らしいといえばそれまでなんだけどねぇ……ところですぐ横に書かれてるおでんのメニューは今日の昼飯の献立かな?」

「いやいや、それも名前候補やでぇ。そっちはワシの案やけどな」

「え~、な、名前~?」

(押切先生の芸術センスはゼロに等しいというのはだいぶ前からわかっていたけどこれほどとは……。そりゃこんな名前つけられたらあのミニチュアホースも怒るの当たり前だな。メスでなくても嫌だよこんなネーミング……)


岡西は押切の衝撃の告白に驚きを隠せなかった。それと同時に自分がなんとかしないとと思い始めた。


「そうだ、僕も名づけ参加させてもらえます?」

「おお、岡西君も参戦かいなぁ。ワシはかまへんでぇ」

「ありがとうございます。ではこのミニチュアホースの観察をするか」


そう言って岡西はミニチュアホースと触れ合いながら観察をしはじめた。


(通常のミニチュアホースより2.5倍もデカイ突然変異か……。きっと買い手がつかなくて薬殺されそうになったんだな、可愛そうに……。俺も性格的にはかなりの変わり者の部類だからコイツとはウマが合うかもな。う~ん、白い馬体してるなぁ。いいネーミングは……。そうだ! あの漫画のネタを使うか! シンプルでいいのがあったので)


「押切先生、マジックペンと裏紙を1枚もらいますね」


そう言って岡西は手に取ったペンと紙に名前を書き始めた。


「ん? 岡西君、いい案思いついたんかいな?」

「ええ、コイツにぴったりの名前を思いついたんですよ。よし、できた」

「ほほう、ほんでその名前は?」

「こいつの名前はこれでどうでしょう?」


そう言って岡西はさっき書いた名前を公開した。紙には『ロサ』とカタカナ二文字で書かれていた。


「ロ、ロサやて? お、岡西君……。それどういう意味なん?」


自分にとって聞きなれない言葉に腑に落ちないため即座に質問する押切。


「ロサというのはフランス語で薔薇という意味なんですよ。赤薔薇はロサ・キネンシス、白薔薇はロサ・ギガンティア、黄薔薇はロサ・フェティダというふうになってます。コイツは白い毛並みをしてるのでロサ・ギガンティアといきたいところですけどこれではちょっと名前が長すぎるためにシンプルにカタカナ2文字にしました。これでどうでしょうか?」


岡西の提案した名前が出たのと同時にミニチュアホースは岡西に嬉しそうに寄り添ってきて懐き始めた。


「ん? ひょっとして確定かな? よし、お前の名前はロサに決定だな」


岡西はすかさずロサの頭を撫でた。


「ブッ、ブハハハハハ! 岡西君、そらアカンでぇ。そのアホ馬に薔薇やなんて勿体無いにもほどがあるでぇ。いくら岡西君の提案とはいえちょっと褒めすぎやでぇ」

「え? でもコイツすごく嬉しそうに僕に擦り寄ってきてるんですけど」

「いやいやこんな奴にそんな高貴は名前はもったいないわぁ。コイツはかまぼことか馬刺しとかのほうがええって……」


押切が別の居酒屋のメニューを言おうとしたのと同時にロサは思いっきり押切を蹴り飛ばして再び馬房裏に放りこんだ。しかもさっき蹴り飛ばしたときとは違って押切自身にスピンがかかってるためダメージは倍増だという。


(ス、スゲ……。押切先生を吹き飛ばした……。人型の穴が開いてるところにわずかな狂いもなく一蹴で放り込んだ……。しかもメッチャスピンかかってた。まるで昔はやった某アニメの必殺技みたいだ……。ロサはひょっとしたらすごく賢い馬なのかも……)


岡西はロサのいろんな可能性に自分自身のための楽しみを1つ見い出した。これがロサ誕生の瞬間であった。ロサはこの日以降、名付け親の岡西に特別な感情を抱くようになっていくという。



──1週間後──


 岡西のドクターストップによる騎乗停止もあと4日でとける木曜の追い切り日。岡西は今後のユーロステイテッドのローテの話し合いのために押切厩舎を訪れていた。ちょうど入り口を通りかかっていた時、ロサが飼育されてる敷地内にて競馬関係者の子供達と戯れていたのを目にした。


(ロサの奴、すっかり子供達の人気者になってるな。まあこの世に2頭といない突然変異だから無理もないか)


岡西は穏やかな表情で子供達と戯れてるロサの姿を見ていた。それに気づいたロサは岡西のところにススっと駆け寄ってきた。


「ロサ、ダメじゃないか。せっかくお前と遊んでくれてる子供達を置いてきちゃ」


岡西はしょうがないなぁという表情でロサの頭を撫でた。


「お馬さん待って~」


数人の子供達がロサを小走りで追いかけてきた。


「君達、ゴメンね。コイツとしばらく遊んでやってくれないかな? それとコイツの名前はロサって言うんだ。ちょうど名札作ってきたのでコイツを呼ぶときはロサって呼んでやってね」


岡西は名札をロサの首のところに装着した後、子供達に呼びかけた。


「ではよろしく頼むね」


岡西はロサと数人の子供達に軽く手をふって押切厩舎内へと入っていった。岡西が押切厩舎内に入っていった後も子供達と戯れていたロサ。その20分後に子供達の親が迎えにやってきた。子供達は母親の元に駆け寄って行った。


「あのお馬さんと遊んでたんだ。可愛くてすごく頭のいい子なんだよ」

「そう、よかったわね。御飯の支度をしないといけないから帰るわよ。あのお馬さんにバイバイしていきなさい」

「はーい、ロサちゃん。またねー」

「また遊びにくるねー」


無邪気に手を振る子供達を穏やかな表情で見送るロサ。母子連れの集団が帰るまでじっと見送っていったという。1匹になったロサは誰も見てないことを見計らってジャンプして敷地の塀を飛び越え、栗東トレセン内の散歩へと出かけていった。大好きな岡西が出入りしているところを調べる小さな冒険のはじまりである。まず最初に向かったのがすぐ真向かいに立つ本岡厩舎。ロサはなんの躊躇もなく本岡厩舎の馬房へと入っていった。ちょうど馬房では菅野がオンリーゴールドの体を洗っていて美鈴がその光景を熱心に見ていた。ちょうどその時にロサが現れたのである。


「あっ、ロサちゃんだ」

「あら、ほんとだわ。自分でここまで来れるなんてすごいわね」


美鈴に頭を撫でられながらロサは愛嬌よくふるまっていた。


「美鈴ちゃん、ちょうど余ってるニンジンあるから食べさせてみる?」

「うん」


美鈴は嬉しそうに菅野からニンジンを受け取ってロサに差し出した。ロサはおいしそうにムシャムシャとニンジンを食べてしまった。


「残さず食べちゃったよ」

「ほんとおりこうさんなお馬さんね」

「ん? 姐さんに美鈴ちゃんやん。それに珍しい動物の客までおるやん」


菅野と美鈴がロサを撫でていたときに西岡が現れた。


「この子はロサちゃんよ。押切先生が最近飼い始めた」

「へぇ、これが噂の突然変異のミニチュアホースかいな。押切先生のところもマスコット飼うくらいやからホンマに前に比べて雰囲気ガラっと変わったなぁ」

「元をたどれば岡西君が絡んでるみたいけどね。あらっ、どうやらこの子の名札の裏側にその岡西君のサインが書いてあるわ。ひょっとして名付け親って彼なの?」


菅野に尋ねられたロサは縦に3回ほど首を振った。


「す、すげ! この馬キチンと人の言葉に反応してる。こりゃごっつスゴイ馬なんちゃいます?」

「そうね、ひょっとしたら西岡君より頭いいかも」

「うわ、姐さん。そらあんまりっすよ……」


菅野の手痛い一言に撃沈する西岡。しばらくするとロサはなにかに反応したかのようにその場を走り去っていった。


「ありゃ? 突然走り出した」


ロサが走り去っていくのを追いかける3人。ロサの行き先はユーロステイテッドのローテに関するミーティングを終わらせた岡西のところだった。ちょうど押切厩舎の入り口に岡西がいることを動物の勘でロサは察知したのである。ロサは岡西のところへ一直線に向かっていきそのまま寄りかかってきた。


「うわ、よせよロサ。俺の怪我が完治してない時に飛び乗られても困るんだよなぁ。まったくお前は塀を越えてどこに行ってたんだい?」


岡西はロサの頭を撫でながら尋ねた。


「あらあら、ずいぶん懐かれてるのね」

「追いかけてたらここにたどり着いたわ。お二人さんずいぶん熱いなぁ」


ちょうどロサが走ったのを追いかけてきた菅野・西岡・美鈴と岡西は合流した。


「西岡さん、勘弁してくださいよ。でもロサはほんとにいい子ですよ。近所の競馬関係者の子供にも人気ありますし」


岡西は西岡の冷やかしに苦笑いしながらロサの頭を撫でていた。


「ん? けっこうにぎやかですなぁ。美鈴ちゃんの他に西岡さんや菅野さんまでおるやんけ。コイツを見に来たんかいな?」


厩舎の入り口から押切も現れた。


「ええ、ちょうどわてのところの厩舎にこの子がやってきたんですわ。そして急に走り出したので追いかけたらここにたどり着いてもーて」

「なるほどな。名付け親は岡西君に取られてもーたからなぁ。そこでワシは飼い主らしくコイツに着せる服を考案してきたんや。丸1週間かかったでぇ」

「どないな服でっか?」

「ワハハハハ、それはこれやぁ」


西岡に尋ねられた押切は自信満々に馬用の服をみんなの前で公開した。体の大きさはロサにピッタリだが問題はその服の柄である。ロサの毛色と同じ白ベースの布に黒色で唐草模様が刺繍されていた。背中に当たるところに文字が書かれていてそこには『居酒屋△△』とどっから見ても某商店街の手ぬぐいを無理やり唐草の布に無理くり縫い付けたものだった。


(この先生の芸術センスって……)

(押切先生、そらあきませんでぇ……)

(ロサちゃんが不憫に思えてきたわ……)

(変な服……)


その場にいた他の4人は押切のセンスの悪さに呆然と立ち尽くした。


「どや? これエエやろ?」


押切は満面の笑みでロサにその服を見せた。その瞬間、ロサは後ろ脚を思いっきり蹴り上げて押切を宙高く吹き飛ばした。そして押切は放物線を描いて厩舎から遠く離れた堆肥所方面へと放り込まれた。


(すげぇ、押切先生が宙高く舞った……ロサの蹴り脚ってどれだけ破壊力あるんだか……)

(怒るのも無理ないわね……)

(押切先生、生きてるかなぁ? あの人のことやからたぶん死んでへんとは思うんやが……)

(押切のおじちゃん、飛んでいった……)


押切が見事に飛んでいったシーンを目撃してしまった4人。現実離れした光景にしばらく立ちすくんでいたという。また、押切が持ってきたセンスの悪い馬用の服は近くの別の厩舎のスタッフが焚き火をして焼き芋を焼こうとしてる時、焚きつけの材料としてその服をロサが差し出したという。

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