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そうそう

ひとはそれを何という

作者: 津久美 とら

ボウルがある

透明だったり濁っていたり

大きかったり小さかったり

素材や置き場所もいろいろ


そこに何が入る

そこに何を入れる

入れたものをどうしよう

食べちゃう

おすそ分けしちゃう

捨てちゃってもいいかな

たくさんのことを考える


そのうちに

ボウルに何かが勝手に入る

それぞれにちがう

たくさんの色が勝手に入る



ボウルに溜る

いろんな色が、一滴ずつ、ぽたぽたと

ボウルを少しずつ満たしては

いつのまにか溢れていく

でも絶対になくならない、たくさんの色


わたしはそれを見るたびに

うれしくなって

かなしくもなる

おこるときも、たまにある


そしてその色たちを

あたためたいと

強くおもう

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― 新着の感想 ―
[良い点] なんだか考察が膨らむと言いますか、知らずと脳内変換ができる内容でした。 タイトル含めて好きですね。
2019/06/14 11:34 退会済み
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