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言葉  作者: 愛月夢
7/10

7

教室に入ってしまった。

さっきのは、やっぱり幻だったのではないかと考えては授業に集中できない。

チャイムが鳴ってお昼ご飯を食べる時間が来たけど

もちろん一緒に食べる相手なんていないから、一人で屋上の隅っこか部室で食べる。

部室にはたまに樹先輩が来る。

いつもは先輩からLINEがきてから合流して食べる。

カバンの中をみてもお弁当がない。

そうだ、寝坊したんだった・・・

「仕方ないから学食に行こうかな・・・」

しかし、学食は人口密度が高いうえに先輩率がすごく高い。

「はあ、今日は諦めて図書室にでも行こう。」

たまたま、ポケットの中にあった食べかけのカロリーメイトを頬張りながら図書室へ向かう。

誰もいない。司書さんもきっと昼食の時間だろう。

「さーてと、新しい本はあるかなあ~」

うちいの学校の周りは緑が多いうえに、図書室は別棟の3階にあるため

景色を見渡すのには最適だった。だから、ここが大好きだ。

本を手に取ってわたしのいつもの特等席に座ろうとすると・・・

「え・・・誰」

本を顔に乗せて寝てる人。よく漫画とかに出てくるような人が堂々と寝ていた。

なんか、悔しかった。わたしの特等席を昼寝で使われるのが。

チラッと上履きを見てみると、わたしと同じ色の上履きだった。

「はあ・・・」

大きくため息を一つ吐いて、その席の隣の席で本を開いた。

少ししてからもぞもぞと動き出した。

すると、ガバッと起きだして

「うわっ。」

「は?失礼。」

「え、てか誰」

「いや、あなたこそ誰」

「俺?菅原彪雅すがわらたいが

これが、こいつとの最悪の出会いだった。

これから起こることなんて何一つ考えられなかった。











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