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嫉妬
一目惚れだった
あの眼差しが私に向けばいいのにって、沙耶と航さんの姿にイライラして
分かってはいたのに
私では駄目なことぐらい
ある日、2人が仲良く歩く姿を
見た。沙耶は航さんの事を好きになっている・・・直感でそう感じた。
なんで、隣にいられないの?
なんで、私じゃいけないの!
集中力もなくなり、いろいろな事が上手く行かなくなって、しまいには全ての事が、沙耶のせいになっていった。夜もよく眠れなく、睡眠薬を飲まなければ、眠れなくなっていった。
でも、2人の前では今までと同じ様に、接していた。
あ~どんどん嫌な人間になっていく
楽しげに話す沙耶を、笑顔で受け流し、心の中は、嫉妬の炎が燃えさかっていた。




