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カフェ ムーン  作者: 月夜
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初めてのカフェ

 

 

学生寮に入ったが自炊出来ずに

弁当生活と不規則な生活・・・

身体を壊すのは当たり前で

寝込んでから、初めて見直そうと思った。


先輩に教えてもらったカフェ

駅裏を探してもなかなか見つけられなくて

何度同じ道を歩いたか、やっと見つけた看板は

路地裏にさりげなく置かれていた。


小さな黒猫がコーヒーカップを覗いている

コーヒーの中には小さい月が写りこんでいた


ドアを開けると

コーヒーのいい匂いが漂ってきた


アンティーク調の落ち着いた店内

木漏れ日が入りこみ穏やかな気持ちにさせる


「いらっしゃいませ」


カウンターの中から、30代位の男性は

黒いスラックスと白いシャツを着こなし

つり上がった目は少し怖そうに見えるが

黒縁の眼鏡がそれを和らげている

髪は後ろで束ね、清潔感が漂っている。


「お好きなお席にどうぞ」


一番奥の窓際に座り辺りを見回すと

ランチの時間を過ぎているにも関わらず

楽しげに食事をしてる人がいる


「お決まりでしょうか」


「はいっ!ランチはまだ、やってますか?」


「2時までやっております、

 では、ランチでよろしいでしょうか?」


「はい」


「飲み物は何になさいますか?」


「ホットコーヒーでお願いします」


「かしこまりました」



この日俺はこのカフェに一目惚れした




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