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ひとつの空にあるように  作者: 長野 雪
秋茜に思いをのせて
28/57

02.主の心、客知らず

 台所からお茶の用意一式を乗せたトレイを持ったアンジェラは、ロイの待つ応接間へと向かった。

 ロイの好みが分からなかったので、トレイの上にはポットとカップの他に、香り付けのお酒の小瓶が乗っている。お茶に蒸留酒を入れるのは、アンジェラの知っている中では、夜のウィルとティオーテン公爵だった。昼のウィルは、よほど疲れている時しか、その飲み方をしない。


「失礼します」


 ノックする→声をかける→返事を待つ→扉を開ける。それらの動作に間違いがないかどうか確認しつつ、アンジェラはそっと部屋に入る。


「マクレガー様。お茶に香り付けはいたしますか?」

「香り……? あぁ、結構です」


 ロイはトレイに乗った蒸留酒を一瞥いちべつするなり、首を横に振った。

 アンジェラは礼儀正しく返事をすると、自分を見つめる視線を感じながら、いつも以上に丁寧にお茶をいれる。

 ややあって差し出された、赤みの強い褐色のお茶に、ロイは満足そうに目を細めた。


「色、香りともに申し分ありませんね。このお茶のいれ方はどなたから教わりました?」

「あたしの前に、こちらに勤めておりました、シビントン夫人から教えていただきました」

「以前、アデッソー男爵のところに勤めていたと聞きましたが、そこでは教わらなかったのですか?」

「はい、そこでは、まだ下働きでしたので、そういった作法などは、教えていただく前の段階でした」


 間髪入れず、尋問に入ったロイに、これまた時間を置かずにすらすらと答えたアンジェラ。


 正直なところ、アンジェラの心臓はバクバクと跳ね上がっていたのだが、表面上はそれを押し隠し、声も震わせずに何とか応対できた。緊張までは隠しきれなかったが、それはロイにとって予想の範囲内だったらしく、特に気にした様子もない。


「なるほど、それでは、現在のあなたの仕事ぶりは、全て、前任者に教わったものだと?」


 はい、と言いかけたアンジェラだったが、すこし迷ってから「いいえ」と口にする。


「邸内の仕事については、確かに前任の夫人に教わりましたが、だんな様から直接教わったこともあります。その、……シビントン夫人は、あたしがこのお邸に来たときに、臨月の身でしたので、全てを教わる前に仕事を辞めてしまいましたから」


 さすがに、邸内で出産したとは言えず、アンジェラは、口をもたつかせた。


「その話は聞いています。この邸で、あなたが赤子を取り上げたそうですね」


 ロイの冷たい目線が「何やらかしてんだ」と突き刺さる。


「は、はい。おっしゃる通りです」

 アンジェラは身を小さくして、「申し訳ありません」と謝る。

「ウィルフレード様が許可したことですから、謝っていただく必要はありません。……ところで、あなたは、それ以前に出産の手伝いをした経験があるのですか?」


 どくん、とアンジェラの心臓が跳ね上がった。

 アンジェラの周囲では、妊婦の家族や近所の人が、出産の手伝いをすることは当たり前だった。だが、市民階級はどうなのだろう? シビントンン夫人のときも、産婆さんが来た。そうだ、貧民街では、産婆を呼ぶ余裕もないのだ。だったら、手伝いというのは―――


「アンジェラ?」

「はい、……母親のお産に立ち合ったことがあります。雪で、なかなか産婆さんが来なくて、あたしと、母とで―――」


 思いつくまま言葉を並べたところで、不覚にも、脳裏に母の顔が浮かんでしまった。


「末の弟、だったんですけど……」


 喉に熱いものがこみあげる。息が詰まる。頭の中では、夏にあった二人の弟と、母の名前をもらった、見知らぬ妹が次々に泡のように浮かんで来た。今も首に下げている指輪と、飲み下した母の―――


「……っ」


 まずい、と思う間もなく、両目に溢れた涙が、堰を越え、頬を流れ落ちた。


「すみま、せん……っ」


 何とか謝罪を口にしたものの、自分の涙声に誘われ、さらに涙が溢れ出る。

 アンジェラはかけっぱなしのエプロンで自分の両目を押さえた。


「こちらこそ、失礼しました。両親が亡くなっていることを失念していた、私の落ち度です」


 アンジェラは、涙が止まるようにと、パチン、と自分の両頬を叩いた。


「いいえ、使用人を監督する立場の方ですから、当然のことです。あたしの方こそ、取り乱してしまって、申し訳ありませんでした」


 アンジェラが予想以上に早く平静を取り戻したのを見てか、ロイは、やや驚いた表情を見せた。


「使用人を監督する立場、そう、ウィルフレード様が?」

「いいえ。……ですが、より主人に近い立場ならば、当然、そうなると思ったのですが」


 答えながら、アンジェラは、昔、近所のお兄さんから聞いた話を思いだしていた。

 貧民街では、主人の代わりに邸の中を取りしきる人を「キツネ」と呼んでいた。どこそこのキツネは、自分になびかない女に厳しいだの、人遣いが荒いだの。そういう噂は、貧民街に住む人間にとって、何より大切な情報だった。いかにして、不当な扱いを受けない勤め先を見つけるか、それだけが全てだったから。


「なるほど。つまり、あなたは、わたくしのことを『上役』と認識しているのですね。それならば、話は早い」


 ロイは、ひた、とアンジェラを見据えた。


「夜のアレが、あなたの所へ訪問することがある、そう聞きました。やはり、それは、同じ二階に、あなたの部屋があるからいけないのだと思います。即刻、荷物をまとめて一階へ移りなさい」


 命令することに慣れた声音に、アンジェラは無意識に「はい」と答えかけ、慌てて口を閉じた。


「だんな様が了承していらっしゃるなら、異存はありません」

(間違えたらいけない。きっと、ここが、あたしの位置を示す正念場)


 アンジェラは、ぎゅっと拳を作った。

 あたしは、自分の主人を間違えない。あたしの部屋がどうしてあそこにあるのか、それは、だんな様しか知らないことかもしれないから。


「なるほど、上役であっても、命令を聞けないということですか」

「……いいえ。あたしの部屋を決めたのはだんな様です。だんな様の了承なしに、雇われた身のあたしが判断することはできません」


 ロイは、じっとアンジェラを見つめた。ここで引いてはいけないと、アンジェラも視線を外さない。


「確かに、この件については、あなたに理があるようですね。

では―――」


 ロイは音もなく立ち上がり、足音を消してドアに近付く。そして、ドアを思いきり開けた!


ゴンッ


 開け放つことはできなかった。その向こうで、頭を押さえてうずくまる、銀髪の長い髪の青年が見えた。


「盗み聞きとは感心しませんね、ウィルフレード様」

「ロイ、別に私は通りがかっただけで―――」

「足音を消して通りがかるとは、ウィルフレード様もなかなか良いご趣味のようですね」


 アンジェラは呆然と二人のやりとりを見ていたが、自分の涙声を聞かれてしまったかもしれないと思い至り、顔を赤くした。


「ティオーテン公爵様の影響でしょうか。わたくしは、そのような真似をお教えした覚えはありませんが?」

「元からこうですよ。カークのせいではありません。……アンジェラ?」


 ようやく、顔を真っ赤にしたアンジェラに気付いて、ウィルが声をかけた。


「ずっと、聞いていらしたんですか……?」

「え? あ、その、ですね。ほら、ロイがアンジェラをいじめないかと思って―――」


 つまりは、最初からドアの向こうにいたのだと気付き、思わずアンジェラはしゃがみこんだ。

 ひどい、とか思うより、恥ずかしくて穴を掘って閉じこもってしまいたい。


「あ、すみません。ですが、ロイも人が悪いですよ。その様子だと、私がいることを気付いていたのでしょう?」

「当たり前じゃないですか。何年、一緒に育ったと思っているんです?」


 ただ一人、冷静なロイは、ゆっくりとソファに戻った。

 アンジェラは、しゃがみこんだ体勢のまま、手の甲を自分でつねった。平静を取り戻せ、そう自分に怒鳴りつける。これ以上、無様をさらす気なのかと。


『どんな時でも、心は波立たせてはいけない。怒ったり、驚いたり、楽しいように振舞うことは大事だが、心までそれに引っ張られてはいけない。長く、その場所にいたいのなら』


 貧民街の教えは、こんな時でも、自分を動かす。

 アンジェラは、すっくと立ち上がった。


「だんな様。お茶を召し上がりますか?」


 恥ずかしさの名残に耳だけは赤いままだったが、表情はいつものまま、アンジェラはウィルに問いかけた。


「あー、いいえ、結構です。すぐに部屋に戻りますから」


 ウィルはくるりと背を向ける。


「お待ち下さい。ウィルフレード様。せっかくですから、どうしてアンジェラの部屋が二階のあの部屋にあるのか、その理由をお答えください」


 ロイの声に、ウィルはしぶしぶと振り向いた。


「いいじゃないですか。別に。一階に誰もいませんし、二階を使っても―――」

「二階は主人の家族や賓客がお使いになられる場所です。使用人にそこを使われるとなると、品格におおいに問題があります」

「……ロイ。アンジェラについて、まだ、言ってませんでしたが」


 ウィルは、ちらり、とアンジェラに目を向けた。アンジェラの顔が「まさか」とこわばる。


「私はアンジェラのことを、使用人とは思っていません。アンジェラは、私の娘なんです。娘であれば、二階の部屋を使うことに、何ら問題はないと思います」

「……ウィルフレード様。今、何とおっしゃいました?」

「アンジェラは、私の娘です。必要でしたら、いつでも養女として手続きを―――」

「とんでもありません!」


 反対の声を上げたのは、ロイではなく、アンジェラ本人だった。


「だんな様。その件については、何度も、お断りしたはずです。あたしは、ここで、働かせていただけるだけで、本当に十分なんですから」

「しかし、アンジェラ……」

「ウィルフレード様」


 いつになく硬質なロイの声に、ウィルの表情が固まる。


「本人の承諾なしに、娘扱いとは、あなたも偉くなったものですね」

「ロイ、落ちついて話しましょう。冷静に、平常心を持って、というのが、あなたの信条でしたよね」

「えぇ、この上もなく落ちついております。別に、心にまかせて、あなたを怒鳴りつけようとは思っておりません」


 落ちついている、と自称するロイは、薄く笑みを浮かべているものの、目が笑っていないだけ、余計に恐い。


「ですが、嫌がる少女を無理強いするような方でいらっしゃるとは、夜のアレの影響ですか?」

「……えぇと、その、そういうわけではなく、純粋な気持ちで、ほら、一人でこの広い場所に住むのも寂しいかなぁ、と思うこともありまして」


「つまり、とっとと配偶者をお作りになればよろしいのです。妻ではなくとも愛人でも構わないでしょう」


 淡々とひどいことを言うロイに、アンジェラが無意識に胸を押さえた。なんとなく、次にウィルの口を突いて出る言い訳が分かってしまった。


「そうですね、ロイの言う通りかもしれません。それでは、アンジェラは娘ではなく婚約者という形で―――」


 ロイとアンジェラの非難の声が重なったのは言うまでもない。



.。:*·˚+.。:*·˚+.。:*·˚+.



 カマドの火を落とし、アンジェラはそっと台所を後にした。

 結局、アンジェラの部屋は二階のまま、となった。何か理由があるようにも見えなかったが、ウィルが断固として譲らなかったためだ。少しでも譲歩を引きだそうと「他の使用人がいる間だけでも」と、ロイが食い下がっていたが、


「そんなことをしたら、アンジェラは二階に戻ろうとはしないでしょう」


 とすっぱり断られた。確かに、命令されない限り、一階に居続けるだろうとは、アンジェラ自身も思う。


「でも、どうしてなんだろう?」


 パタパタと階段を上がりながら、アンジェラはため息混じりに呟いた。

 結局、二階に固執する理由は、分からないままだった。一階だから呼びつけるのに不便、ということはないんだろうけど。

 自分の部屋に戻る前に、廊下の奥、ウィルの部屋の方に目を凝らせば、扉を細く開けて手招きする銀髪の青年が見えた。一つ手前の部屋で、ロイが寝泊まりしているのを知ってか、声を出すことはしない。

 アンジェラは足音を忍ばせて、そっと手招きするウィルの所へ向かった。

 扉の前まで来たアンジェラは、部屋を出ようともせず、部屋に入れようともしない彼に、ふと疑問を抱く。夜も更けた頃合だが、もしかして、まだ、昼のウィルのままなのだろうか?

 部屋から身体半分乗り出していたウィルは、一歩、部屋へ引いた。アンジェラは扉の前に立ち、彼の代わりにドアを押さえた。


「……?」


 ウィルは、じっとアンジェラを見つめる。そして、おもむろに口を開いた。


「頼みがある」


 その口調に、夜のウィルであることを確認するアンジェラ。


「下から酒を持って来い。ロイに気付かれないように、な」


 アンジェラは、ちらり、と隣の部屋を伺った。部屋に引っ込んだウィルからは、隣の扉など確認できないが―――


「あの、ウィルフレード様。確か、お部屋にいくつかあったと思いますが」

「それがよー。あのカタブツに没収されたんだよ。ひでぇよな?」


 ひそひそと答えるものの、本当に落胆している様子が分かる。


「だから、適当に二、三本見繕ってくれりゃぁいい。な?」

「マクレガー様に、見つからないように、ですか?」

「そうそう。あ、もしかして、台所の酒の本数も数えてたりとかしねーだろーな?」

「あの、さすがに、それはありません。ですが、……できません」


 アンジェラは目を伏せた。


「できない? おいおい、オレの命令でもダメってことか?」


 剣呑な声音に、アンジェラは身をすくませた。だが、それでも、返事は同じだった。


「申し訳ありません、ウィルフレード様」


 そのとき、アンジェラの後ろから、ぬっと現れた赤毛の男に、ウィルが「げっ」と悲鳴をあげた。


「何をなさっているのですか? このろくでなしの悪タレは!」


 昼とは違う迫力に、アンジェラは目を丸くした。あの至極真面目で丁寧な口調のロイから、「ろくでなし」「悪タレ」という言葉が飛び出そうとは思ってもみなかった。


「いい加減に、夜のウィルフレード様の身体を使うのはやめるように申し上げたはずです」

「あぁん? むしろ昼の方がオレの身体を使ってんだよ。ちったぁ人の話を聞けや。頭の固い奴ほどボケやすいぜ?」

「いらぬ心配は結構です。だいたい、夜中にいたいけな少女を引き込もうとするなどと、恥を知りなさい」

「引き込もうとしてねーよ。お前が酒を隠すから、アンジェラに持って来てもらおうと思っただけだろうが!」


 まさに自分を挟んで行われる口撃に、アンジェラは身をすくませつつ、流れを見守った。


「そもそも、あなたさえいなければ、ウィルフレード様が中央を退かれることもなかったのです」

「はん。寝言はベッドに引っ込んでから言えよ。元々、あいつは中央で心を削るのがイヤだっただけだ」

「確かにお優しいところはあるが、それは中央を退いた理由になりません。あなたのことを、兄君に脅されたのが直接の原因に決まっています」

「黙れ、崇拝しかできねぇコバンザメ」

「節度を忘れた人間の言うことですか」


 剣呑な声音に、おろおろするアンジェラだったが、ウィルだけならともかく、ロイまでも止める術を知らず、二人に挟まれたまま、じっと耐えていた。

 そうしているうちに、話はどんどん低レベルにエスカレートしていく。もはや、自己主張ではなく、単なる悪口の言い合いになっていた。


「いいかげんにしやがれ、この物差し男!」

「ウィルフレード様に巣食う寄生虫が、口を慎みなさい!」


 先に、困りきったアンジェラの様子に気が付いたのは、ウィルの方だった。


「おい、寝るぞ。こんな奴に構ってるヒマなんてねぇよ」


 言うが早いか、立ちつくすアンジェラの腕を引っ張り、自分の部屋へと引き込んだ。

 それを止めようとするロイの目の前で、扉はバタンと閉められる。


「まっさか、主人の部屋に許可なく入るような礼儀なしじゃねぇよな?」


 部屋の中で、アンジェラを抱きしめながら、ウィルが勝利宣言する。

 ロイは、しばらく迷っていたようだったが、アンジェラに逃げてくるように声をかけた。


「逃げるわけねーじゃん。こいつはオレの味方だもんなー?」


 耳元で得意げに勝利宣言するウィルの声に、あからさまに頷くわけにもいかず、アンジェラは目を伏せた。だが、すぐに気持ちを切り換え、口を開く。


「あたしのことは、気にせずお休み下さい、マクレガー様。明日から、いろいろお仕事があると伺ってますし、どうか、身体をお休めになって下さい」

「そうそう、苦手な馬に乗って来たんだろ? 休め休め」


 扉の向こうから、返事はなかったが、しばらくして、遠ざかる足音が聞こえた。


「なんだ、諦めたのか」


 呟いたウィルフレードの表情に、アンジェラは首を傾げた。こんな表情には、覚えがあるような?


「あの、お酒は……?」

「あぁ、別にいーや。何かしらけちまったしな。ほれ、部屋に戻れ」

「戻っても、よろしいのですか?」

「あぁ、ロイや他の奴らがいるときは、お前を連れ込まねぇようにってな。ま、寂しいけど、仕方ねぇだろ」

「はぁ……」


 昼のウィルの警告を受け入れるということは、よほど問題なのだろうか、とアンジェラは曖昧に返事をする。たぶん、明日来るという手伝いの人達が帰った先で、あらぬ噂を立てられるのを避けるんだろう。そう思いついて、アンジェラはぺこり、と一礼して部屋を出た。

 そして、廊下を歩いている途中、ロイが諦めた時のあの表情に、ひらめくものがあった。


(あれは、残念そうな顔……。もう少し、遊んでもらいたかったのかな?)


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