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街道、タタラトへ

~第八十五章~街道、タタラトへ


モーラ山を抜けて、広めの街道へと出る事が出来た。

此処からは、道成りに二日程、馬車を進めればタタラトだ。

俺は馬車を走らせながら、先程のLVUPを確認する為、コントローラを取出しステータスを確認する。


・ステータス・アイテム・設定    金貨:16・銀貨:8・銅貨:30・青銅:5

・NAME「オオトリ ユウシ」     冒険者ランク:C

・称号:駆け出し盗賊・ドワーフの友・キラービーキラー・御主人様

・LV:18

・HP:1500/1800

・MP:1200/1440

・SP:96

・職業:盗賊

・スキル

 ・開錠魔法 LV:10/10       言語:ラルシャル王国語 LV:10/10

 ・隠密   LV:10/10       薬毒草採取       LV:10/10

 ・盗賊の鑑定眼 LV:10/10     視線感知        LV:10/10

 ・スタン  LV:10/10       料理          LV:10/10

 ・剣術   LV:10/10       挑発          LV:1/1

 ・短剣術  LV:10/10       致命の一撃 LV:10/10

 ・槍術   LV:10/10       騎乗          LV:10/10

 ・投擲   LV:10/10       ピックポケット     LV:10/10

 ・弓術   LV:10/10       SP付与         LV:10/10

 ・回復魔法 LV:6/6 (・小ヒール) 暗視          LV:10/10

・光魔法  LV:3/3 (・ライティング)チャージショット(弓) LV:1/10

 ・火魔法  LV:3/3 (・ヒート)

 ・水魔法  LV:3/3 (・アクア)


・ステータス・隷属の首輪設定

・NAME「ペロ・シーバ」         冒険者ランク:D

・称号:奴隷

・LV:8

・HP:920 

・MP:160 

・職業:騎士

・スキル

 ・剣術   LV:5/10         忠誠心         LV:5/10

・嗅覚   LV:5/10          解体技術        LV:5/10

・盾術   LV:1/10(シールドスロー)言語:ラルシャル王国語 LV:10/10


・ステータス

・NAME「エリナ・ソラト」        冒険者ランク:F

・称号:シスター

・LV:7

・HP:490 

・MP:630 

・職業:聖者

・スキル

 ・回復魔法  LV:6/10(・ヒール・キュア) 料理      LV:5/10

 ・光魔法   LV:6/10(・ライティング)  ポーション作成 LV:2/10

・                   言語:ラルシャル王国語 LV:10/10


・ステータス

・NAME「イナズマ」

・スキル

 ・体力   LV:1/10            速度       LV:1/10

 ・地形踏破 LV:1/10


とまあ、こんな感じだ。

何時の間にか、エリナのステータスが閲覧出来る様に成っていたのはまだ良い…。

しかし、イナズマのステータスまで追加されているとは思わなかった…。


「イナズマにはスキル以外のステータスは存在しないんだな…。」


HPの表示が無いのに、体力のスキルが有るのは如何いう理屈だろうか?

謎は尽きない…。が、当の本人はカッポ、カッポと軽快な足音を鳴らしご機嫌で馬車を引いている。


「まあ…、良いか。」


イナズマの事は気にしてもしょうがないので、置いておこう…。

気を取り直し、俺はエリナへと声を掛ける。


「エリナ、ちょっと良いか?」


「はい?如何しました?」


呼ばれたエリナは御者台の隣へと腰掛ける。

俺は、以前ペロにも説明したSPとスキルについて、エリナにも詳しく説明しておいた。

最初は半信半疑だったが、一応納得してくれた。


「そんな物が有ったなんて…、私、全然知りませんでした!?」


「取り敢えずスキルに何ポイントか、振っておく?」


一応、現在所持している、スキルについても教えている。


「そうですね…。じゃあ、回復魔法に1SP振ってみて貰っても良いですか?」


言われるがまま、回復魔法に1SP振ってみる。


「はいっ!出来たよ。」


エリナはジッと自分の掌を見つめている…。


「特に実感は有りませんね?試しに回復魔法を…ヒール!」


エリナは、俺にヒールを掛ける。

おいおい、HPはMaxだぜ?

そんな俺の心のツッコミを余所に、エリナは驚嘆の声を上げる!


「えっ!?なんでっ!?すごい!」


俺には分らないが、効果に違いでも出たのであろうか?


「如何でした?」


「…。回復量が一気に増えました…。」


うーんっ!とエリナは自分の手を暫く見つめ、俺に忠告してくる。


「ユウシさん…。このSP付与?でしたか?こういう事が出来る事は余り公言しない方が良いかも知れないですよ?」


「他の人に都合良く利用されるから…ですね?」


「…はい。」


「分りました。気を付けます…。」


その後、エリナの回復魔法と、光魔法にスキルを振り終わり、日が暮れる前に野営の準備を整える事にした。


UPしました。

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