第7話(おまけ)
本編のおまけ……後日談です。
あの、天川さんの極上の笑顔を見てしまった日から、しばらく。
僕……高田守生は、別棟にあるB組の教室の前を通りがかる事が多くなった。何かと理由を つけては、B組の前を通る。
ある日は、トイレに行くのに たまには違う所でと。
ある日は、職員室に行くのに たまには気分を変えて別コースで、と。
ある日は、はたまた何か見えない力が働いて、僕という人間を引き寄せる魅惑の廊下が、とか。
……理由なんて何でもよかった。ただ、B組の前を通りたかっただけ……。
ひょっとしたら、会えるかも しれなくて。
天川さんに。
天川祥子。長い黒い真っ直ぐな髪。時々、ヘアバンドで前髪を上げている。独特のイイ香りがする。意志の こもったような力強い瞳も印象的だ。
最初、何も思わなかった。……好きに、なるなんて。
僕といえば、何の取り柄もない普通で地味な中学二年生。好きな事といえば、耳掃除。あと、かろうじて写真や絵を見るのが好きかな。だから写真部。
非常にパッとしない性格や人物で申し訳ないんだけど、どうでしょうか? 美人の天川さん。
会いたいなぁ…………。
とか何とか言ってる間に。明日から夏休み突入です。……ショボン。
終業式も終わり、教室で最後の荷物を まとめた後。さぁこれから家に帰るか それとも寄り道でもして帰ろうぜ的な事を友達 数人と話していた時。僕が教室から廊下へ第一歩を踏み出した途端。いきなり目まいがした。
それは、とても立っては いられないほど。強かった。
一体どうしたんだ??
「守生! おいっ!」「高田っ、大丈夫かっ!?」友達の大声がした。
しかし、それよりも近くで……。
『8月8日。午前2時48分。空き缶を持って外へ』
と、一番近く耳元で声が聞こえた。どこにでも聞く、女子アナ口調の声だった。
8月8日、午前2時48分……?
空き缶を……??
何のこっちゃだ……僕の視界から、景色が消えていった。
一つ、嬉しい事を思い出した。
僕と、天川さんだけの秘密の共通点。
僕らは、「ミルキーウェイ星人」だったって事。
次に……目を覚ますと、学校の保健室だった。周りは もの凄く静まり返っていた。 さっきまで あれだけ騒がしい教室の中に いたから、余計にそう思えてしまう。夏休みが目前。遊び盛りの僕たちにとっては、はしゃぎ出して当然だ。うるさい先生たちもいないし、時間に縛られなくてもいい。僕らは自由だ! ……そんな解放感もしくは快方感で いっぱいだった。
僕が目を覚ましてベッドから下りようとすると、その気配に気づいた保健室の先生が やって来て声をかけた。
「もうイケる〜〜ん、かしらラ♪?」
……一瞬、言語が通じなかった。たぶん、「もうイケる(大丈夫)なのかしら?」と言ってるんだと思う。なので、「はい。大丈夫です」と何事も無かったかのように答えた。
僕の目の前のカーテンが開く。登場したのは、縦巻きカールなパーマのミニスカ女医……もとい、白衣の美人な先生だった。
「アラそぉん? 良かったわ〜〜。親御さんに連絡しても繋がらなくってぇ〜〜。まぁいいわ。先生が送っていってあげるわねっ♪」
やけにハイテンションな先生だ。せっかく送ってくれるというが、ちょっと遠慮したい。
「いえ、あの……。自転車で来てるんで。明日から休みだし。体は もう大丈夫なんで、押して帰ります」
「アラそう? 本当に大丈夫? 先生、嘘はキライよ♪?」
僕も基本的に嘘は好きではありませんが……。
「本当に大丈夫です。本当に」
僕は お礼を言って、ちゃんと真っ直ぐ歩いて保健室を出た。きっと夏バテか何かだろう。たいした事なさそうだ。
「高田くん!」
廊下を静かに歩いていると、背後から覚えのある声がした。最初、ちょっと信じられなかった。……でも、すぐに信じた。
振り返ると、ずっと願っていた あの人が こっちに向かって駆けてくる。
夢でないのか!
「天川さん!」
今日はヘアバンドをしていない。どころか、後ろ髪を上に上げてポニーテールにしている。パタパタと、制服姿の天川さんが僕の顔を見ながら近づいてきた。
天川さん真夏バージョン!!
僕と至近距離まで近づいたあと、「ああ会えてよかった!」と息を整えた。
「どうして」
「聞いたでしょ! ミルキー通信!!」
ミルキー通信??
「空き缶持って、8月8日に集まれって!」
……僕を襲った謎のメッセージの正体は、ミルキー通信だった……らしい。もしや以前、父が言っていたミルキー電波というやつがコレ?
まあいいや。ともかく。
天川さんの所にも、僕の所に来たものと同じメッセージが来たのだ。
8月8日、午前2時48分。……空き缶? を持って外へ、と。
「一体、何なんだろうね?」
と、僕は どぎまぎしながら天川さんの横で自転車を押しながら帰り道を歩いていた。
「さあ……。当日になってみないと」
「……だよなぁ。この前のは僕の両親が発信源だったわけだし……。今回は、誰なんだろう……」
「あー 謎だらけ。何かヒントがないかなー」
天川さんは重いタメ息をついた。僕は話題を変えようかなぁと思って、少し周囲を見渡した。すると、ちょうど商店街の電気屋の前を通りがかり、ついていたテレビ画面に目が とまった。
『来たる! ドントコマイ座流星群』
一面の星空の映像が映し出された。
僕が足を止めて そちらに釘付けになっていると、天川さんも注目した。
『流星群 ピークは8月8日の午前2時頃〜 』
と、テロップが流された瞬間。
「あ!!」
と、僕たち同時に声を上げた。
間違いない。コレ、絶対に関係ある!!
そう確信して、僕と天川さんは お互いに 頷きあった。
そして、それから夏休みに突入し、とくに部活動の登校日も無ければコレといって予定も無い僕は、毎日ノンビリと宿題を やったり 家族で ちょっとどこかの花火大会に出かけたり。友達と遊んだりして過ごした。
その間、悲しい事に天川さんとバッタリ偶然出くわすなんて奇跡も無かった。
そりゃそうだろう。
天川さんは夏休みの間ずっと……どういうツテか渡米すると言っていたから。
夏休みの間、僕は日本で、天川さんはアメリカ。
僕は内心アセった。何だか天川さんに置いていかれてしまうような。
このままじゃいけない。僕も夏休みの間に、何かしなくちゃ。英会話、映画鑑賞、料理、マリンスポーツ、パソコン、ダンスにヨガ……。お金の無い僕にできそうな事って……。
……とりあえず、玉ねぎの観察を始めてみた。ちょうど手ごろな玉ねぎがあったので。放っておくと、ネギみたいなものが生えてくる。
……後は知らない。いつの間にか、母さんに捨てられた。
来たる8月8日の夜。まだ日付が変わったばかり頃。
僕は そっと家を抜け出して、背犬川へ出かけた。もちろん、空になった缶を一つ持って。まだ、2時までには時間がある。
これから、一体何が起きるのだろうか。
ミルキーウェイ星人だけの、特別な時間。僕は空を見上げた。
星が きれいだ。空は きれいだ。
「天川さん……きっと見てる」
同じ星空を。空は、国境を越えるはず。
「やあ。また会えたね。守生くん」
横で、覚えのある声がした。暗がりだが、雰囲気だけで すぐに思い出した。前にもココで天川さんとも会った。あの、高校生くらいの男だ。
顔は結構イケてる。ただ、何か策略でも持っていそうな、抜け目のない性格の持ち主といった匂いがする。
あまり関わりたくない部類なのだが…………。
「今日は一人? 彼女は?」
「いません」
僕が そう答えると、男はオヤオヤとぺロっと舌を出した。
「紹介しとくよ。僕の名前は知らなかったよね? 由高寿也」
と、勝手に自己紹介を始めた。別に知るつもりなかったんだけど……。
「何で空き缶だと思う? ビンでもペットボトルでもなくて。缶。カン」
と、由高という男。彼が妙な事を ふっかけてきた。「知らない」
やがて男は「ハハ二カンシャ。8月8日2時カン48分(882カン48)。……ただの こじつけ と 語呂合わせ。どう? コレ」
と、人差し指を立てて言った。
……無理があるのでは? ……。
すると 横の方からパッと、懐中電灯の明かりが出現した。見ると、その明かりが僕たちを照らす。
「こんばんは。素敵な夜ね」
髪を左右高く上げた、ハジけてそうな女の人だった。高校生なんだろうか? 中身が中学生くらいに見えるんだけど。
「真木。来たのか。オーストラリアにいるのかと思っていたのに」
と、由高という男……。彼が返事をした。
この二人、知り合いか?
「こっちに帰って来てたの。……変わりない。よかった」
「真木……」
と、何だか雰囲気が……僕が、場違いな気がしてきた。この二人、まるで生き別れた恋人同士? のような。
とりあえず離れよう。
僕は「じゃ……」と、そっとその場を離れた。
背後にいる二人を感じながら、僕は……うらやましいと、思った。
天川さんに会いたい。きっと同じ空と星を、見ているはずなのに。なんで手が届かないのだろう。
「あっ」
キラン、と。一筋の線が目の前を横切った。流星だ。
ニュースで言っていた、ドントコマイ流星群のピークは もう そろそろなんだ。晴天だし、観測条件は良好だ。ずっと眺めていたら、必ず一個は見つけられるだろう。
もう午前2時を まわっている。もうすぐだ。
ハハ二カンシャ?
何の こっちゃ。
僕は腕時計をチラチラと見ながら、空き缶を片手に、48分を待った……。
46、47、そして、48分……。
その時が来た。
「流れ星……」
また、流れ星が来たと……思ったのに。違う。
あれは!
「こっちに向かって来る!」
なんと、空に突然 現れた光が、やがて大きく広がってきたかと思うと、それは!
僕に向かって落ちてきた光だった!
「うわあああああああああああああああああっ!!」
ドカンッ!!??
ドゴンッ!!?? ……かもしれない。
目の前が光で、何も見えなくなった……音さえも、衝撃過ぎて何も聞こえなかった。
………………
……
「もしも〜し……。少年。生きてるか? ……死んでないよな」
ペタペタと、頬を叩かれた。おかげで、僕は目を覚ます。ハッと気がついて、ガバっと上体を起こした。僕は気絶していたのか!
「あ、元気だ。良かったな。きっと さっきの贈り物が強烈過ぎたんだろ」
声の主は由高……さん。その隣に真木、さん。
「贈り物……?」
「ホレ。お前のだぞ」
と、ヒョイと渡されたのは。僕が持って来た空き缶……。「ん?」
何かが入っている。
カラカラと……微かな音がした。
小石か? ……僕は、自分の手のひらの上に「それ」を取り出したみた。キラキラと……コロコロと……。トゲトゲの、小さな粒。こんぺいとうが、一粒だった。
「空からの贈り物だ。ただの お菓子だから、安心して食っちゃえ」
「何で空から こんぺいとう が……。贈り物って、誰からの」
僕の頭の中は疑問で いっぱいだった。なぜ、誰が。何のために。
「七夕の話は知っているだろ。ナマケ者の若者たちの話」
「……って、織姫と彦星の話? それが何」
《作者が聞いた話》……
織姫は天帝の娘で 機織の上手な働き者の娘であった。牛飼いの彦星(牽牛)もまた働き者であった。
天帝は二人の結婚を認めた。めでたく夫婦となったが夫婦生活が楽しく、織姫は機を織らなくなり彦星は牛を追わなくなった。このため天帝は怒り、2人を天の川を隔てて引き離した。
しかし年に一度だけ……7月7日だけ、会うことを許されたのだった。
二人は嬉しくて嬉しくて、その超幸せパワーで地上の人々の短冊の願いを叶えてくれる。
……たぶん。
「最後、その二人が嬉しさのあまり、関係なく人々の願い事を叶えていったんだよな」
ああ……。確か そんな終わりだった。
よく考えたら、二人の力ってすごい。
「同じ事。ミルキー星人に何か嬉しい事があると、こうやって喜びは分け与えられる。何があったかは知らないが、おおかた長年の決着がついた、とかな」
長年の決着?
「何の?」「戦争とか」「せんっ……」
思い出したけど……僕が そもそも ここに来たのは、戦争がらみではなかったか。
「知らんけどな。ま、あんま深く考えるな。どうせ ここからじゃミルキー星は見えない」
見えないのか。遠すぎて……。
「じゃあな。早くミルキー電波に慣れろよ」
由高さんは立って、アッサリと その場からスタスタと歩き出した。真木さんを連れて。
真木さんは、去る前にニッコリ笑って教えてくれた。
「その こんぺいとう、食べて願い事してごらん。願いによっちゃ、叶うかも。ミルキー電波に慣れてくれば、あたしたちみたいにミルキー星人の事が よく分かってくるよ」
そういうもんなんですか……。電波通信? メルマガ感覚でしょうか?
「ハハ二カンシャ、って……。どういう意味なんだろう……」
僕が ふッと思い出して呟くと、真木さんは あっけらかんと答えた。
「寿也がテキトーな事言っただけよ。気にしちゃダメ。損だから」
と、言いながら真木さんは自分の缶に入っていた こんぺいとうを取り出して、食べた。
カリッと、軽い音がした。
「また会おうね。同士」
……さて。残された、僕。一粒、カリッと口の中で こんぺいとうが弾けた。
願い事が、一つだけ……。
天川さん……帰ってきてほしい。 会 い た い … … 。
……ずっと、こんな調子。僕は、いつも願ってばかりで……。
そんな風に、こんぺいとうの甘さが口の中いっぱいに広がって、嘆いていると。
「高田くん……」
微かに、声が聞こえた。ほんの、微かな。でも、僕には ちゃんと聞こえた。
ボウッと、まるでユーレイなんでないかと思ったりした。けど、人の形は見える。それは幻なんかじゃない。
川の向こう側。ちょうど川を挟んで対向側に。彼女が――いた。
ただ下ろしただけの髪、夜に映える白いノースリーブのワンピース。よく似合う。
今、アメリカにいるはずの、天川さん。……なぜ、ここに?
「天川……さん?」
「すごい。海越えちゃった! 高田くんの力なの?」
僕の力?
「天川さんは……本物、なの?」僕は川の中を歩いた。
川は浅い。ザブザブ、ザブザブ……。
「本物よぉ。……私は! そっちこそ!」
やがて、天川さんの元に辿り着いた。
肌が すごく白い。夜のせいで ますます白い。
触っても、いいだろうか? ……と思う前に、自然と目が合った。チョン、と軽く天川さんの腕を つつく。
固い物に触れた。腕。確かに存在している。
天川さんが ここに。
確かめる事が できた。
「それじゃ私はワープして、アメリカから君の元に居るわけだ」
と、天川さんはニッコリ笑った。
可愛い。すごく可愛い。どうしよう。
「天川さん。すごく話したい事が あるんだ。」
緊張が走る。物凄く大きな爆弾を抱えているようだ。
僕の今 置かれている状況。赤と青のコードの どちらかを切れば爆発が止まるんでない。目の前にスイッチがあって、そのスイッチを押すのか押さないのか どうなんだ? といった所。
「何?」
ギクッ。
心臓に、天川さんの声が刺さる。
「僕は……」
告白する(スイッチを押す)のか。
「ずっと、君の事が……」
ゴマかす(スイッチを押さない)のか。
ドクンドクンドクンドクン。
告白する(攻める)のか。
やり過ごす(かわす)のか。
どっち!!
「言わないで!」
「!」
思いがけない事態。爆弾が先に止まってしまった。
「今は……言わないで。だってこのまま、私アメリカに戻る。きっと。でもそこに、高田くんは いない。そんなの嫌! だってそうでしょう?」
「えっ、えーーっと……。うん。まぁ、そう……かな?」
僕はウロたえるまま。必死に身を乗り出して訴える天川さんを見て、オヤ? と思った。
え? あれ?
「まったくもう……。やんなっちゃう。8月は、日本に居たかったのに」
えーっと……。
「私が帰国するまで、続きは保留よ? 分かった!?」
「は、はいっ」
すごい権力だ。
「うわぁーー……こっちは星がキレイね」
そして、いきなり話が変わる。
……そうか。日本とアメリカじゃ時差がある。それをたった今 思い出した。
「うん。今、天川さんと見れてよかったよ」
「きっと この広い宇宙の どこかで。ミルキーウェイ星人の誰かが……。何か嬉しい事があって、お祝いに、私たちに喜びを くれたのかもしれない。私そう思う」
さっきも そんな話をしていたな……。
「あれっ……、天川さん…………」
さっきまで そこに居た天川さんの姿は無かった。きっとアメリカに戻ったのだろう。
あたりは真っ暗で、水面に映る星々が宝石のようだった。僕は宝石を拾いたくなった。
数日後。学校の登校日が あった。
朝の登校中 歩道を歩いていると、並んで一台の軽自動車が やって来た。カーウインドウを下げ、窓から僕を呼ぶ。
「高田守生くん。お加減は どう?」
グラサンをしていたが、保健の先生だった。こうしてみると、普通の美人女医なのだが……。
「はぁ。もう大丈夫で……」
「ミルキー電波には もう慣れたかしらぁン?」
と、ぶっ飛んだ事を聞かれた。
「!!……何故それを……!?」
「簡単な事よ? 私もミルキー星人。アロハッ」
アロハは関係ない。「どうして知って……いや、先生は なんでここに?」
「君がミルキー星人だって事は ミルキー内では もう周知の事実な・の! インターネットみたいなものね。みんな繋がっている。それより、こんぺいとうは おいしかったかしら?」
「あれに ついて何か知っているんですか?」
「アラ。だってアレは私がバラまいたんだもの」
「……。……えぇえええっっ!?」
驚いてばかりだ。
「この前、妹が出産でねー。生命の誕生と その神秘について深く感動したわけよ! つい嬉しくって。調べたら、こんぺいとうを空から まいてくれる業者が 居たから、つい12ケース注文しちゃった♪ ミルキーウェイ便オリジナル夏イベント! 今なら30%オフ!! 〜早い者勝ちだよ人生は〜 ……ってトコ。ネット注文だと、さらにポイント割引が つくから……」
……ベラベラと……先生の口が止まらないので後は省略させていただく。
要するに、今回のイベントの仕掛け人は先生…………。
「じゃにー。頑張れよ少年!」
ブオオオォォ……。車は去って行った。
僕の周りのミルキー星人たち。見た目は人間と変わりなんてない。
むしろ、何が違うってんだろうか?
「高田くーーん!!」
元気よく、僕の、はるか向こうから坂道を、駆けてやってくる。
ああ、帰ってきたんだ。僕の、好きな女の子。
さあ、学校へ行かなくちゃ。
《END》
「白い銀河に謎の宇宙2−惑星シャンプー効用編−」あります。
http://ncode.syosetu.com/n4440d/novel.html
こちらとは違った物語になって進んでいます。1話1000字前後で全100話です。
よろしければ訪問してやって下さい。
本作品は、読者様の ご指摘により修正をしています。(H19.11.5)
ありがとうございました。