表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/32

決戦の日

 オレがレイに搭乗できることが判明した日から更に何日か経った。


 その間にも、カイル王子が宝物庫から持ち出した宝石をレイに与えようとしたり、それをレイが食べようとしたりなど様々なトラブルがあったものの平和な日々が続いた。


 超絶短い春を秒速で通り越し、今は夏。


 外では容赦ない日差しが照り付け、室内は蒸し風呂状態が一般的な我が国で、オレたちは快適温度の家の中で訓練を続けていた。


 相変わらずの意味なんてなさそうな鉄アレイやバーベルを使った鍛錬に、レイの飽きるスピードが早くなる日々。


 オレはレイを眺めては、どうやって連携プレイしようかと考え中だ。


 レイは魔法を使えない。


 ならば、オレの魔法とレイの身体能力を組み合わせれば戦闘力が上がるのではないか?


 でもそれは、どうやって行うのか?


 頭を悩ませる日々が続く。


 一方、家はレイにいろんな物をぶつけられては余裕ぶっている。


 セツに良いところを見せたいんだろうが、魔法で防御すりゃいいだろうとオレは思う。


 それともあれか? 同情を誘う作戦か?


 でもセツはAIだから同情とかしてくれないと思うよ?


 などとオレはいつものように物思いにふけりながら、見学部屋で紅茶をすすりながらレイの姿を眺める。


 アニカは今日も熱心にメモを取っているが、いったい何を書いているのだろうか?


 今日の彼女も可愛い。


 とてもエロ可愛い。


 暑い夏、そして室内。


 アニカの服装は日増しに軽くなっていく。


 夏、最高。


 などと自分の世界に入っていたオレに家が話しかけてきた。


『家主よ』


 なんだよクソ家。


『外の様子がなんだか変だ』


 ほう、それはどのように?


『ほら、見てくれ』


 家が天井をパカッと開けた。


 すると空一面に広がる黒い点。


 無数に広がる黒い点は、空にいるが鳥ではない。


 あれは、魔族だ――――――。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ