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博士のシミュレーション

作者: あばばばば

高層ビルの立ち並ぶ都会の一角、他の雑多なビルと大差ない何の変哲もないビルの一室にその研究室はあった。

様々な機器やケーブルが乱雑に置かれたその研究室の中央には巨大な機械が幅を利かせており、その機械のパーツの一つである部品のネジを締め終わった白衣を着た男、山田博士は喜びの声を上げた。

数年に渡る努力の末、彼はついに念願であったスーパー量子コンピュータを完成させたのだった。

その巨大な量子コンピュータに付随する冷却装置も機械と同等かそれ以上の大きさを誇っており、冷却装置のファンが回る音は静寂な実験室に革命の兆しをもたらしていた。

歓喜に震える博士のすぐ後ろで博士の助手である葛木もまた興奮していた。


「凄いです山田博士!ついに完成させたんですね!」

「ああ!そうだとも。私はついに完成させたんだ!」


普段では絶対に発する事がないような覇気のある声で山田博士は答えた。

喜びの雰囲気が続く中、葛木助手は興味深々の表情で部屋の隅に放置された古いコンピュータを指さし、質問した。


「ところで量子コンピュータとそこにあるコンピュータとで何が違うんですか?」


葛木助手のその質問に博士は水を得た魚のように雄弁に語り出した。


「よくぞ聞いてくれた葛木くん、従来のコンピュータと量子コンピュータの違い、ズバリそれは計算能力にあるのだよ。」


葛木助手は興味深そうに聞き返した。


「どうして計算能力が違うんですか、博士?」


博士は続けた。


「従来のコンピュータは情報を0と1のビットで処理するのが基本だ。しかし、量子コンピュータは0と1が重ね合わさった特殊状態を持つ量子ビットを使う事ができ、その重ね合わせ状態によって従来では一つ一つ行っていた計算を同時に行う事ができる。それが、量子コンピュータの膨大な計算能力の秘密なんだ。」


葛木助手は頷いた。


「なんだかよく分かりませんが、量子コンピュータは超速く沢山計算できるって事ですね。」


山田博士はにっこり笑った。


「その通りだ葛木くん!だから私が作ったこの量子コンピュータを超えるスーパー量子コンピュータの計算能力は桁違いなのだよ。よほど負荷のかかるシミュレーションをしない限りどんな複雑な計算もやってのける。それこそ宇宙一つのシミュレーションなんてこのスーパー量子コンピュータにかかれば朝飯前なのさ!」


山田博士はそう言うと量子コンピュータに歩み寄りそっとその鉄でできた外枠に触れた。


「そして宇宙を正しくシミュレーションした時、何ができるかわかるかね葛木君。」

「分かりません!」


葛木助手は歯切れ良く答えた。


「この地球の再現だ、葛木くん。我々はシミュレーションの世界を通してこの地球で起きた過去の出来事を歴史書や記録媒体を通してではなく我々のこの目でありありと見る事ができる。」


葛木助手は目を輝かせ、興奮の表情を浮かべて言った。


「凄いです博士!まさか博士をヨイショする簡単なお仕事という張り紙を見て入った研究室がこんなにも面白いだなんて思っていませんでした!」

「う…うむ……。ゴホン…。何はともあれ、とりあえずシミュレーションを始めるとしよう。」


ばつの悪そうな顔をして咳払いをした後、博士は量子コンピュータの前のキーボードをカタカタと操作した。


「では、宇宙創生を始めよう!」


そう言うと博士はキーボードのエンターキーを小気味良く叩いた。

すると巨大な量子コンピュータの前面に取り付けられていた小さなライト群が青白い光を放ちながらチカチカと点滅を始め、それと同時に冷却ファンが高速で回転を始めた。

山田博士が長年かけて構築したプログラムが量子コンピュータを通して宇宙のシミュレーションを始めた。


「どれ、では」


機器が正しく動作した様子を確かめた山田博士はすぐそばにあった機械の部品でゴツゴツとした大きな顕微鏡のようなものを覗き込んだ。


「山田博士、何をされているんですか?」


山田博士を不思議そうに見ている葛木助手が問うと博士は顕微鏡から目を離して葛木助手を見た。


「これは私が開発したシミュレーションした世界を見る装置だ。シミュレーション宇宙は非常に広大だから、もし中を見たければ見る部分を限定して切り取らなければいけない。その為の装置なのだよ。」

「なるほど」


葛木助手は納得の表情を浮かべ、頷いた。


「葛木君も見てみたまえ、今ちょうど宇宙の始まりであるビッグバンが起こる所だ。」


山田博士に促されて葛木助手が顕微鏡装置を覗き込むと顕微鏡装置が映し出した映像の先で微かな光が急速に膨張し、シミュレーション内で宇宙が形成される瞬間が訪れた。閃光は眩く輝き、その明るさは葛木助手が顕微鏡装置から一瞬目を背けざるを得ないほどだった。

やがて顕微鏡装置に目を戻した葛木助手の視界を包んでいた光が消えると、シミュレーション内の世界は急速に変化した。初めは全体が赤く染まり、その色は次第に深く濃密なものへと移行していった。それは宇宙誕生そのものであり、その凄まじい光景に葛木助手は言葉を失った。


「す……凄い。」


葛木助手が息をするのも忘れて顕微鏡装置の映し出すものに見入っていると、山田博士は再び量子コンピュータのキーボードをカタカタと操作した。


「さて、シミュレーション世界は時間が加速されているからそろそろ銀河が出来上がった頃だろう。座標を一度我々の天の川銀河に合わせなければいけない。座標を確かめるから一度変わってもらってもいいかね、葛木君。」

「もちろんです博士!」


博士の要望に葛木助手は快く返事をして顕微鏡装置を博士に譲った。

山田博士が顕微鏡装置を覗くとそこには確かに彼がキーボードで指定した天の川銀河が映し出されていた。


「うむ。座標はちゃんと合っているようだ。今ちょうど我々の太陽系が生まれる所だ。」


博士の覗き込む顕微鏡装置の中に現れたのは星雲の美しい光景だった。

無数のガスと塵が舞い踊り、その中心に一つの巨大な塊があった。その塊は自転しながら急速に収縮し、やがてその中心に炎が舞い上がった。

その熱量はあまりにも大きく、塊は煌々とした赤い輝きを放ち始めた。


「太陽だ!太陽が形成されているぞ!」


博士は思わず声をあげた。

シミュレーション世界の太陽の周りには微細な塵やガスが集まり、徐々に結合していった。それぞれが軌道を描き、次第に大きな塊へと成長していく。

太陽からの光と熱がこれらの塊を包みながらそれぞれの惑星は徐々に大きさを増し、惑星となった。惑星たちが形成されていく様子に博士は圧倒され、言葉では言い表せない驚きを胸に抱いた。

そして山田博士はついに求めていた物を発見する。


「地球だ!地球が誕生しているぞ!見てみたまえ葛木君、我らの青い星が今ここで出来上がっている!」


博士は声を震わせながらそう言って葛木助手にその光景を見るようにうながした。

しかし、その光景を目にした葛木助手は初めて見る地球に戸惑いを覚えていた。


「これが……地球なのですか、博士?全体がくすんだ色合いで、まるで青い海も緑の陸地もないように見えます。」

「まだ地球が生まれてすぐで、海ができていないからだろうな。」


山田博士はキーボードを慎重に操作し、顕微鏡装置が映す景色を次第に拡大していった。


「今から地球の表面へズームをするから見ていなさい、これから海が出来上がるだろう。」


博士の指がキーボードを叩く音が静かな研究室に響き渡り、顕微鏡装置内の景色が地球の表面を映し出した。

葛木助手がそれを見ていると地球の表面が変化を始めた。最初に現れたのは水滴のような小さな湖で、それから滝が姿を現した。そして次第に水の流れが陸地を削り、やがて海が地球の大半を覆った。


「なるほど。これが海なんですね……。」


葛木助手が顕微鏡装置の映し出す景色に見入っていると、突然興奮したように博士を見た。


「博士!海の中で何かが動いています!」


山田博士が顕微鏡装置を覗き込むと、そこには小さな微生物達が海の中で泳ぎ回り繁殖のプロセスが静かに進行している様子が広がっていた。


「おお!これは古代の微生物ではないか!見てみなさい、生命の起源そのものだ!」


博士は満足そうに言って顕微鏡装置から顔を離した。


「古代の微生物が存在するとなると地球は既にプレカンブレア時代か。ではそろそろペルム紀も近いだろう。地球の歴史を完璧になぞっているという事はこのシミュレーションは正しいようだ。」


山田博士は一人そう物思いにふけった後、にやりと笑みを浮かべて葛木助手に話しかけた。


「さて葛木君、今このシミュレーションは私が想定した通り完璧に過去を再現している。しかしこのシミュレーションの真価は実の所そこにはないんだ。このシミュレーションの本当の価値、それが何か知りたくはないかね?」


葛木助手は博士に向かって好奇心を湛えた表情で見つめ、何度も頷きながら答えた。


「もちろんです、博士。このシミュレーションが持つ真価について知りたいです!」


葛木助手のその様子に博士はますます満足しながら自信に満ちた表情を浮かべた。


「このシミュレーションは正確にこの宇宙を再現している。そしてシミュレーション内の時間の進みは非常に速い。その加速された時間の進みはある時点で我々の今いる時間を超えるだろう。」


博士がそこまで言うと葛木助手はその重大な可能性を理解し、目を大きく見開いた。


「つまり、このシミュレーションを通じて私たちは未来を知る事ができると言う事ですか、博士!?」


山田博士は得意げな顔で答えた。


「ふふふ。その通りだ葛木君、このシミュレーションを完成させるために、私は何年もの時間と努力を捧げてきたのだ。そしてその唯一の目的、それは未来を知ることだった。未来の出来事を知り、明日の株価を的確に予測することだったのだ!」


彼は自信たっぷりに宣言した。

葛木助手も興奮して飛び上がった。


「やりましたね博士!これで大儲けできるかもしれませんよ!」


博士は興奮する葛木助手に対して、誇らしげに微笑んだ。


「ああ、これで大金持ちだ。」


山田博士は力強く頷いた後、量子コンピュータのキーボードの前に戻った。


「そろそろ人間が誕生する頃合いだろう。葛木君、私が座標を操作するから君はその装置を覗き込んで何が見えるか教えてくれたまえ。」


葛木助手が顕微鏡装置を覗き込むと顕微鏡装置が見せる映像の先では原始人達が火を囲んで踊っていた。


「ウッホッホ!ウッホッホ!」


一人の原始人が火の周りをくるくる回り、他の原始人たちもそれに続く。彼らはウホウホと謎の奇声をあげながら手を叩いたり足を踏み鳴らしたりして、陽気に笑いそして踊っていた。


「博士、原始人達が今火を囲んで踊っています!」

「原始人がいるという事はすでに紀元前約二百万年から約百万年前ぐらいだろう。」


そしてしばらくすると原始の人々は肥沃な川岸で最初の農地を開拓し始めた。彼らは手作業で土地を耕し穀物の種を植え、シミュレーション世界で人間が農耕時代へと進んだ事を顕微鏡装置に映し出した。


「博士、人々が水辺に集まって都市を築いています!水路や建築、それに文字のような印を使っているようです!」


葛木助手の声に博士はシミュレーション内の古代の情景を確認した。川のほとりでの農耕が成功し、人々はその豊かな土地に魅了され集まり始めた。最初は小さな集団が形成され、しかし徐々に成長し村が生まれ、その後、村は壮大な都市へと発展していった。


「ふむ。それはおそらく古代メソポタミアのシュメール王朝あたりだろう。」


博士は歴史の専門知識を駆使してシミュレーション内の出来事の背後にある文明を特定した。


「これが人間の歴史なんですね。こんなにリアルに体験できる日が来るとは思っていませんでした」

葛木助手は興奮気味に言った。

やがて山田博士と葛木助手が数々の歴史をたどっていると、ついに人間社会から蒸気の煙が上がりだした。


「凄い!ロンドンの街が石炭のスモッグで霞がかっています。ついに産業革命が始まりました。」


ロンドンの街は灰色の煙に覆われ、どこか遠くで機械の歯車が歯切れよく回転する音がしていた。煙突から立ち昇る蒸気が、都市を覆い尽くし太陽の光を遮る。建物の壁に煤の跡がくっきりと残るロンドンの街は産業革命の霧に包まれていた。


そして、シミュレーション内の時間は不断に進行し、空では鳥と共に飛行機が舞い地上では馬の代わりに自動車が繁忙に走り始め、都市では高層ビルが林立し繁華街では人々の活気と騒音が絶え間なく広がりはじめた。


「すごい。高層ビルが建ち並ぶ様子がまるで森に木が生い茂るようです!」


シミュレーション内の文明の急速な発展に魅了され興奮する葛木助手の様子に山田博士は満足そうに微笑むと彼に言った。


「さて、もうそろそろ我々の時間になっただろう。葛木くん、未来の株価を見る為に座標を証券会社に合わせるから一度そこを変わってもらえるか。」

「どうぞ博士!」


葛木助手は山田博士に顕微鏡装置を譲った。

博士はキーボードを使って座標を指定した後、ゆっくりとした足取りで顕微鏡装置へと向っていった。


「ここまで長かった……。」


博士は深い感慨に耽りながらゆっくりと顕微鏡装置に近付いた。量子コンピュータを完成させるまでの数年にわたる試行錯誤、そして挫折と努力の記憶が彼の脳裏をよぎっていた。

葛木助手が静かに見守る中、顕微鏡装置の前に立った山田博士はゆっくりと息を整えた後、期待に胸を膨らませながら顕微鏡装置を覗き込んだ。

顕微鏡装置の景色は山田博士が望んだ通り、株の情報が並ぶ証券取引所のモニターを映し出していた。

光り輝く証券取引所の巨大なモニターは忙しなく取引される株の情報を映し出し、モニター上に開かれた複数のウィンドウでは株価の数字が急速に変動する。取引の活発さを示した色とりどりの棒グラフが上下に飛び跳ねるように動き、活況を呈する証券取引所での株取引の様子を顕微鏡装置を通して山田博士の目に映し出した。

しかし、その光景を見た山田博士は強烈な違和感を覚え思わず声を上げた。


「何!?どういう事だ!?」

「どうされたんですか、山田博士?」


葛木助手は狼狽する山田博士に不安そうに尋ねた。


「シミュレーション内の時間の進みがゆっくりになっている。」


そう言うと山田博士は顕微鏡装置から慌てて目を離し、自分の腕時計を確認した。


「ちょうど今から数分後だ。シミュレーションの世界が、今からちょうど数分後に時間の加速をやめている。」


自分の目を疑いつつ山田博士はもう一度顕微鏡装置を覗き込み、確かにシミュレーション世界の時間の進行が鈍化しているのを確認した。この予期せぬ事態に、博士は戸惑いと不安に包まれた。


「なんだ!?何かミスでもあるのか!?」


博士は腕を組んで俯き、部屋の中を歩き回った。彼の頭脳は高速で情報を処理し、シミュレーション内の時間の流れが鈍化した原因を突き止めようとしていた。


「量子ビットは完璧……。シミュレーションプログラムにも問題があるように思えない……。ハードの部分は既に先日完璧に点検をした……。」


一人ぶつぶつと考え事を独り言のように言っていた博士は、しばらくするとハッとして顔をあげた。


「待て。きっとシミュレーション内の私も同じ問題に突き当たっているに違いない。そしてシミュレーション世界が数分先を行っているのであれば、数分先の問題を解決した私を観測すればどこにミスがあるのかわかるではないか。」


博士はすぐさま量子コンピュータを操作して研究室の座標を正確に指定し顕微鏡装置の観測先を移動させた。

顕微鏡装置内の景色は高速で移動し、摩天楼が聳え立つ都市の一角を捉えた。高層ビルの間をすり抜け、ビルの一つの真上で景色がピタリと止まると徐々にそのビルが拡大されていき、やがて顕微鏡装置はビルの中の一室である研究室を映し出した。

研究室内の景色が鮮明に映し出されると、そこには巨大な量子コンピュータが中央に配置された研究室が広がった。そして、景色は葛木助手が不安そうに見守る中で顕微鏡装置を覗き込む博士の後ろ姿を捉えた。

その景色を見た博士が自身の思考を整理しようとした瞬間、ほんの一瞬の間を置いて顕微鏡装置の景色に映っていたシミュレーション世界の山田博士は突然驚きと恐怖の入り混じった表情で背後を振り返った。彼の目は大きく見開かれ、顔には若干の冷や汗がにじんでいた。

シミュレーション世界の博士の目は確かに顕微鏡装置を覗き込んでいた博士を捉えていた。


「博士どうですか?」

「今、シミュレーション内の私と……目が合った。」


博士は顕微鏡装置を覗き込んだまま葛木助手に答えた。


「目が合った?」

「ああ。物凄く恐ろしい顔をしてこちらを見ていた。」


博士は顕微鏡装置から目を離し葛木助手に向って答えたが、その脳裏にはシミュレーション世界の自身の驚きと恐怖の混じった顔が生々しく焼き付いていた。その未知の恐怖に直面したかのような表情は博士に不安をもたらした。


「シミュレーションの私は、何故あんなに恐ろしい顔をしていたんだ……?」


博士は自問自答するかのように呟いたが、その声は微かに震えていた。

そしてシミュレーションの中の自分が抱いた恐怖について考えた瞬間、博士は悟った。


「そうか。シミュレーション内の私が行っているシミュレーションは成功し得ない。何故ならシミュレーション内でシミュレーションを行えば量子コンピュータの計算資源をほとんど食い尽くしてしまうからだ……。」


そして博士は最もおぞましい可能性について半ば確信に近い思考を持った。


「そして私のシミュレーションもちょうど今の時点で加速をやめている……。つまり、この世界は……。」


自身の背後に明確な視線を感じた博士は驚きと恐怖を感じながら後ろを振り返った。


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