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わたしの遺体に添えて

作者: ほにゃこ

もしも私が死んだとしたら

私は私に小さな花束を用意しよう


優しい色の野の花で

小さな素朴な花束を


もしも私が死んだなら

私は私の胸元に一枚のカードを置くの


がんばったねと

一言添えて


もしも私が冷たくなって 黒い棺に納められたら

私はあの異国の布を入れたいな


ただ一度父が異国のお土産にくれた

切ない恋人たちが描かれた

蒼い布切れ


土の下はさみしい?

寒いかな?

できれば


生まれる私をたのしみに

母が編んだピンクのおくるみ


あれを棺にいれてほしい

そんなもんかな


ああ あとひとつ 大事なもの



白い紙とえんぴつ


きっと死んでも消えぬ

私のこころに


自分が死んだら、

何をしてほしいかなーと、ふと。

豪華なもんとかいらないし・・・。


一つじゃなくてニつじゃあ・・とは

突っ込まないで下され(^_^;)



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