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赤色の君へ  作者: sachi
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灰色の世界

初めまして、sachiです。


今回のテーマは「切ないBL」です。


最後まで楽しんでいただけるよう頑張ります。



Q 杆体一色型色盲とは?


A 全色盲というものです。

  赤や青、緑や黄色、、などのほとんどの色の区別がつかない、目の病気です。



― ― ― ― ― ― ― ― ― ―



「あーーーー、、、」



スマホで開いた画面を閉じる


さっき言われた言葉が頭から離れない。


― ― ― ― ― ― ― ― ― ―



「杆体一色型色覚です。



いわゆる、【全色盲】というものです。」



― ― ― ― ― ― ― ― ― ―


しらなかった。 この世界にまだ知らない色があるなんて。


でも、僕の世界はいつも、灰色だった。





灰色の世界。。



なんて言っても、何が灰色か、ともわからないのだから、



格好つけていっても虚しくなるだけだった。




♪~~




スマホのアラームが鳴って、時間を見ると、もう一時だった。



「行かなくちゃ。」



あの人は自分が遅れる分にはいいけど、



人が遅れるとうるさくなるから。






歩いて十分ほどの距離にある僕の通う大学に向かう。



三分遅れで待ち合わせ場所につくと、



彼...待ち合わせ相手の、永里 結は窓際にある椅子に座って



頬を肘に乗せて静かに外を見つめていた。



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