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誘拐された?

バイトやレポートなどに追われ、書く暇が無いのです。(言い訳)

遅くなり申し訳ありません。

この辺りから面白くしていきたいと思っております。

 (公爵家にうまれてしまったから、冒険者とかには縁なんてないんだろな。まぁおかけで優しい家族だからありがたいけど。)


 そんな事より、まずは音魔法を使いこなせるようになりたいな...。そういえば、俺って公爵家の娘じゃん!なのに、屋敷に引きこもりとかだめでしょ!領地とか一回も見たことないよ!やっぱ、異世界来たら旅とかしたいよ!なんか、考えたら余計見に行きたくなってきた!でも厳しいのかな...ちょっとお父さんに頼んでみるか―――――――

「良いよ!」

 え?あっさりすぎる!そんな簡単に行っていいのかな?

 「丁度、お忍びで領地視察に行こうとしていたところだ。」

 なるほど。

 「じゃあ、明日までにちゃんと準備しときな。」



 ~翌朝~


 「カレンー準備したか?行くぞー!。」

 朝から元気なお父さんの声を聞きながら、初めて乗る馬車に、心を踊らせていた。


 ~数分後~

 お尻痛い...まだ着かないのか?早く立ちたいよ...。

 「よし、着いたぞ、ここで降りるか。いいか?カレン。俺たちは、商人としてこの街の視察に来ていることにしてるからな。」

 「ん。」


 綺麗な街並み。一人一人に活気があり、幸せな雰囲気が漂っている。流石お父さんとお母さんの領地だな。早く色々見てまわりたい!

 「じゃあ、まずは何処に行こうか?カレン行きたい場所はあるか?」

 どんな所があるのか知らないしなぁ...っあ!そうだ!

 「冒険者ギルド!」


 「最初にそこ行くのか――まぁいいだろう。行くか!」


 冒険者ギルド。まさに、異世界ってイメージだよなぁ早く行きたい!

 それにしても、やっぱり、銀髪は目立つのかなぁ、お母さん譲りの綺麗な髪だから周りの人がちらちら見てくる...カツラとか持ってれば良かったのに。


 「着いた。ここが冒険者ギルドだ。そうだ!ついでにカレン冒険者登録とかして見るか?まぁあったら何かと便利だしな。」

 使う時とかあるのかな?あぁでも、旅とかしたいし、持ってて損は無いかもな。

 「する。」

 冒険者ギルド内ってやっぱり、想像してた通りの賑やかさだなぁ。てか、俺8才だけど登録出来るのか?


 「あ、そうだ。ギルド長に挨拶に行くか。」

 ギルド長...やっぱり、おっさんかな。


 「お久〜スハー!」

 「おいっバカ!声でかいぞ!」

 「あっ。―――大丈夫そうだ!」

 で、このお嬢様は誰かな?


 「あぁ紹介しよう。この超かわいいお嬢様は、俺の娘のカレンだ。そして、このノリの軽いアホはギルド長のサルハだ。」

 ギルド長っておっさんじゃないのか。


 「え?お前いつから娘居たんだよ!聞いてねえぞ!」

 「は!?公表されてんだろ!お前が知らなかっただけだ!。」

 仲が良さそうだなぁ。ギルド長はおっさんじゃなかったけど。


 「そんな事より、今日はカレンの冒険者登録でもしようかと思ってな。」

 「へぇー、まぁいいや、おっけーちょっと待ってろ。」



 「おっけー、作って来たぞ。」

 「助かる。じゃあ用も済んだし次行ってくるわ。」

 「おう、またなー、スハー。」


 サルハさんから別れて数分。流石にお腹がすいてきたからどっかいい店ないのかな?てか知らないから聞くしかないか。

 「お腹空いた。」


 そうか、丁度ここにいい店があるんだぞ――――ここだ。

 (うわぁ。)

 そこには、如何にも貴族等が通うようなファミレスらしいものがあった。


 (これじゃあ、お忍びできた意味があるのか...。)

 「カレン〜、ここの飯は美味いぞーどんどん食え〜!」


 「ご注文はお決まりでしょうか?」

 (お父さんは注意というものを知らないのかな...思いっきり名前で呼んだらバレるでしょ!!!)



 ~その後何事もなく街を見周り日が落ちかけている~


 「カレン。じゃあ、もうそろそろ帰るかー。あ、ちょっと待っててくれ、最後サルハに挨拶してくる。」


 「ん。」

 て、それ俺ついて行きたいんだけど―――もういない...。

 まぁ大人しく待ってますかぁ......何だあれ!?少女がチンピラに拉致されてる...異世界でも誘拐とかそりゃ有るよねー。

 どうしよう?お父さん待ってる時間あるかーいや、無いな...仕方ない、ここは俺のチート的強さの能力が生かされる時が来たかな。

 

 「ガキ!殺されたくなけりゃ大人しくしてろ。」


 「おい。」

 「!?」

 低い声って出ないもんですね...。声高いせいで余り怖がられてないよ...びっくりはしてたけど。

 「なんだ、ガキかよ。おどかせやがって...いや、こいつはラッキーだな!お前も一緒に知人の奴隷商に売ってや―――――」

 その時、一瞬の出来事だった。チンピラの首は吹き飛び、誘拐されそうになっていた少女は、あまりの出来事に意識を失い、そして、カレンまでもが意表をつかれ、そして目の前の悲惨な光景を目の当たりにし、猛烈な吐き気と頭痛に襲われた。


 (誰がやったんだ...何だこれ...血?生首?死?......え?...どうなって...。)

 そして、考える間もなく、カレンも意識を失った。


――――――


 そして、目を覚ますと知らない天井。

 窓もなく、圧迫感を感じるし、部屋全体が汚れていてゴミや使えなくなった家具が散らばっている。これはやはり、〝誘拐〟だろう。

 (どうしよう、助けは来るのかな、殺されないよね?まだ死にたくない、誰か助けて...。)

 こんな状況だと流石に冷静で居られないカレン。


 「やっとお目覚めですか、カレン様。」

 声!?この声は誰?振り向くと、そこには、傷だらけでズタボロなお兄さんが壁を背に座っていた。

 「誰?」


 「私は、マクリアル、Aランク冒険者です...カレン様が誘拐されそうになっていのを見て助けようとしたら、返り討ちに会い俺まで拐われました。」

 「何でカレン?」


 「あぁ、私は鑑定Aを持っているので、名前だけは分かったのです。カレン様は恐らく隠蔽Sを持っているので私は、名前だけしか見てませんし、見えません。」


 あ、鑑定の事忘れてた...てか、隠蔽ってそんな効果だったんだ。そんな事より...「ここ何処?」


 「私にも分かりませんが、私が倒れる寸前で相手の顔を見た時は驚きました...あのお淑やかで優しいで有名なSランク冒険者ナタリキュアさんだったなんて...。」

閲覧ありがとうございます。

少しでも見てくれる人が居て、私は嬉しい限りです!

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