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転生したわ。

物心つく前に両親が交通事故で他界した。

それから俺は祖父に育てられている。

祖父と、父親は仲がすこぶる悪かったらしく、俺は父親似だったせいで、祖父には無理難題を言わされたり、暴力を振るわれる事も多々あった。

高校でも、無口なせいで友達も出来たことがない。

そんな俺でも、唯一の楽しみがあった。それは、音楽だ。

バイトで貯めたお金を好きな歌手の為に使ったり、音ゲーなんかも良くやっている。

音楽を聞いている時は嫌なことを忘れられた。


「お、新作出てんじゃん。家の近くのCDショップ寄ってくか。」

(学校の帰り道にあるCDショップに寄ろうとしたが、待ちきれねぇな。スマホでダウンロードして聴きながら帰るか。)

と、その瞬間俺は吹き飛ばされた感覚と、猛烈な痛みが襲ってきた。

何事かと目を開けてみたが、そこにはとても見てられるような光景では無く、俺は目を閉じ、意識が遠のいて行った。

(せめて、新作聞いてみたかった。)



―――――――――


「ん?ここ何処?」

真っ白く、壁が見えず、どこまでも続いてそうな部屋。

いや、空間と言った方が正しいのだろうか?


「やっと来たか人の子よ。此処は、そなたらが言うところの゛天界゛でそして我は神だ。」

声が聞こえたほ意向を見ると、そこは、眩しすぎる光のみがあった。

「何?」

こんな事が起きてもコミュ力は変わらない。


「つまらんリアクションだな。もっと驚くかと思ったのだが、まぁいい、そなたは死んだ。そして、天界へと運んでやった。そなたには2つの選択肢が選べる。1つ、消滅。2つ、転生。さぁ選べ。」


「どっちでも。」


「そう言うと思っておった。そなたは望みが無さすぎる。大抵は泣き叫んで家族に合わせろだの、速攻転生選んでチートよこせとか言ってくるやつばっかりだったので扱いやすかったのだが、こんなケース初めてだ。......実に面白いそなたを消すには惜しいな、従って転生に決定!」

1人でぶつぶつ言ってると思ったら転生に決まったらしいな。

「はぁ。」

(転生...か。そこにも音楽があったらいいなぁ。あ、あと出来ればあんまり喋らなくてもなんとも思われないような人になりたい。)

「やっと望みを思ったな。その希望出来る最大限で叶えてやろう。と、もう時間か...詳しい話ができなくてすまない。では、良い人生を。」

そう言った瞬間、全身が光に包まれ意識を失った。




―――――――――――


「ミラ!見てくれ!可愛い女の子だぞ!」

筋肉質で、とても強そうな男だな。父さんかな。

ん?女の子?俺女の子に転生しちゃったの!?流石にないわ。

「ほんと!元気に泣いちゃって!可愛いわね。」

すごい、綺麗な人だな。こっちはミラ母さんか。それにしても綺麗な銀髪だなぁ。転生ってどこに転生したんだろ?やっぱ外国かな?でも、日本語だよな?訳が分からないな、取り敢えず寝よう。



――――――――


あれから1ヶ月がたったな。分かったことを整理しよう。


まずは、此処は外国でも無くて...別世界らしい...俺も最初は信じれなかったが、父さんが魔法を使ったり、魔物の死骸とか見てしまっては信じるしかないよな。文明度で言ったら中世ヨーロッパ辺り。

そして、人にはステータスというものがあるらしい。まぁこっそり父さんのステータスを覗いて見たんだが、


スハルト・スレンターナ 29才 職業:王国騎士長

│ HP3420 MP2890

│・STR349 ・ATK420 ・INT320

│・GRD468 ・AGI436 ・DEX276

│スキル・隠蔽A・物理体制S・攻撃力上昇S・能力向上A


だったんだが、これが強いのか分からなかったから、メイドさんとかが自分のステータスを確認してる時これまたこっそり覗いて見たら、ステータス100どころか、50超えてる人が居なかったし、誰もスキルを持っていなかった。

父さんは王国騎士長だけあって化け物なんだろうな...怒らせたらやばいな。


その次の日に母さんのステータスも覗こうとしたんだが、あっけなくバレてしまい部屋に連れてかれた。

ちなみに母さんの名前は、ミラ・スレンターナ。

俺の名前は、カレン・スレンターナ。

女の子ポイ名前だって?そりゃ女の子だからな.........


さて、気を取り直して次!

家は貴族らしいく、公爵らしい...めっちゃお偉いさんの娘として生まれてしまったのだ......普通は、喜ぶかもしれない。が、しかし皆忘れているかもしれないから言っておくが、俺はコミュ力が皆無だ!って誰に言ってんだか...。あまり喋らなくて良い所に生まれさせてくれるんじゃなかったのか神様さんよ......



―――――――


そして、俺は5歳になった。

小説を書くのは初めてなので、至らぬ所が多いと思いますが何卒宜しくお願い致します。

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