第47話 女子校
実話を元にしています。
今日は友達の文化祭に行くことにした。
陽子と健太と敏子が一緒に行く。
健太は外出だから男の子の格好をしている。
女子校の文化祭だから健太以外は女子の制服を着ている。
校門で招待券を見せて入るけれど、校内は女の子だらけ。
家族も男性は来づらいらしい。
健太も居づらそうだ。
陽子が「あ、制服貸しますだって、健太」
健太が「嫌だよ。知ってる子もいるんだよ」と言う。
そこへ「あ、健太君。来たの?」とタイミング良く声を掛けられた。
「え、あ、うん」
「え、家では女の子の格好しているのに、今日は男の子なの?」
「しっ。声が大きいよ」
周りの子が注目している。
「ここで制服貸しているから着てみたら良いよ」
大きな声で言う。
笑顔の女の子達に連れて行かれた。
しばらくして戻って来た健太はブラウスとジャンパースカートで戻って来た。
足の毛はつるつるで手の毛もつるつる。
「どしたの、それ」
「剃られた」
うーん。似合ってる。
「忘れ物」
ぼそっとウィグ被せられる。
「うん。女の子だね」
胸を揉まれてる。
何か大きいな。胸。
ブラジャーを着けてるらしい。
「私のあげるね。友達に紹介してあげる」
健太を「私の女友達」として紹介している。
健太が女の子デビューしていく。
「今度家に遊びに来て」と言われてる。
こっそりと「私服の女の子の服をあげるね」と言われてる。
健太がどんどん女の子になっていく。
「高校からうちの学校においでよ」と言われてる。
先生にも紹介されている。
陽子が心配になって「この子男の子なんですけど」と言うと、先生は「性同一性障害でも受け入れられますよ」と言う。
まぁ、ブラ着けてスカート履いて、性同一性障害と言われても仕方ないか。
うん、健太女子校に入ろうね。
健太も「是非うちの学校にいらっしゃい」と言われて、その気になっている様な。
敏子が羨ましそう。
陽子が「まぁ、良いか」と言っている。
大学も含めて7年間女子校に行ったら、女らしくなるかな。
先生は、「その制服あげるわ。それ着て入学して来なさい」と言っている。
もう健太の女子校入学は規定事項らしい。
「そうだわ。転校してこない」
転校の手続きの書類を渡されている。
健太がどんどん女の子になっていく。
まだ中一だから、約10年間女の子として生活するのかな。
先生が健太の身体を触ってブラも確認している。
「うん。これなら今からでも本校の生徒になれるわね」
あはは、僕の時みたい。
「あなたの学校に連絡しておくわ」
あ~あ。健太君、君も今日から女の子だね。
友達の子が喜んでる。
「水着も着ようね」
あはは。健太君も女の子になっちゃった。
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