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僕は女の子  作者: 恵
19/55

第19話 体育祭

実話を元にしています。

今日は体育祭だ。

グランドに穴掘って竹を立てて横にも竹を渡して櫓を建てて、スタンドにする。

爆竹も準備した。

爆竹は応援の時に鳴らす。

近所から火薬の煙が煙たいと文句が出るだろうなぁ。

チアガールで応援する。

ボンボンが何個も作ってある。

「僕もやりたいな」

「やれば?」

「いいの?」

「足の毛はないね」

「スカート履いて通学しているからむだ毛は処理しています」

「うん。じゃ、これがユニフォーム」

「わー。スカート短い」

「アンダースコートも履く?」

「うん。履きたい」

「うーん。みんなが中性的と言うだけあって似合うね」

後ろから女子が胸を揉む。

「フラも着けたら?少し膨らんでるじゃん」

「あんっ。気持ちいい。お姉様ぁ。」

あはははははははははははははは

「のるねぇ」

「そこの女子。公然といちゃついてない」

叱られちゃった。

「あれ?嬉しそう」

「女子だって」

「ブラ持って来たよ。ジュニアブラ」

「ありがとう」

「こらこら。そこで着けないの」

思わずスタンドの上で着けようとして注意されてる。

うーん。大衆の前でブラ着用は駄目でしょ。

僕もBカップになったからズレにくくなったし人目を引くので、人前は避けてるのに。

ひょっとして天然かな。

スタンドの上で爆竹を並べてる。

「どうすんの?」

「ふふふ。連発だ」

30個に次々点火してる。

爆竹なんだから吊して火を付ければ良いのに。

孟宗竹にカーバイトを入れて水を入れてる。

「点火」

ドカーン

「何か飛んだよ」

詰めてた栓が飛んだみたい。

「えー。危険なので発砲しない様に」

あははははははははははははははははははは

羽目外しすぎ。

競技は順調みたい。

「えー。棒倒しでは殴ったり蹴ったりは禁止です」

流血沙汰になるからね。

「騎馬戦では馬上乱闘禁止です」

うん。救急車が必要になるからね。

「アンダースコートが汚れちゃった」

「どうしたの?」

「うっかり地面の上に座っちゃった」

「え、いいよいいよ。返却不要だって言ってたから」

「良かった」

「そういえば競技出ないの?」

「スカートの上からジャージ着て出てきた」

「まぁミニだからね。ブラは蒸れてない?」

「蒸れてる」

「ふふっ女の子も楽じゃ無いでしょ?」

「うんうん」

あははははははははははははははははは

体育祭も終わって後片付けになる。

「チアの衣装?あげるよ」

「ジュニアブラもあげる」

嬉しそう。

着替えて、グランドの真ん中に竹とかを集めて燃やす。

暗くなってきたけど、火が燃え上がって明るい。

みんなでその周りで騒いでる。

「そんなところで女子が集まって黄昏れてないで踊ろう」

生徒会の役員が誘う。

「仕方ないね。女子がいないと男子だけのフォークダンスは暗いから」

「いえてるー」

あはははははははははははははははははは


読んでいただきありがとうございます。

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