第18話 遊びに行く
実話を元にしています。
近くのテーマパークに遊びに行く事にした。
女子だけで行くと絡まれたらいけないし荷物持ちに男子を誘った。
県北一の街の駅で乗り換える。
レールバスから電車に乗り換えてすぐテーマパークの駅に着く。陸橋を渡ってテーマパークに入る。
海というか大きな湾に面している。
遊覧船もある。
花が植えてある広場が目立つ。
アトラクションをしている。
この湾の向こうにも小規模なテーマパークが昔あったらしい。
「どうだい女の子になって女の子として遊びに来た気分は?」
「女の子として来ると気分が違うね」
「スカートも慣れたかな?」
「うーん。まだなかなか慣れないよ」
「こっちにおいでよ。ぐずぐずしないの」
叱られちゃった。
「女の子の中に男が混じってるぜ」
何か絡んで来た。
男子たちが「おっさん達絡むなよ」と言ってくれた。
「ガキは引っ込んでろ」と言って突き飛ばしてきた。
仕方ないな。
一人の手を逆にとって締める。
「絡むんなら、無事では済みませんよ」
「解ったから離してくれ」
離してやる。
「ガキがなめやがって」
殴りかかってきた。
手が痺れる程度に技を掛ける。
警備員が来た。
「あーん。怖かったですぅ」
警備員がおっんたちを連れて行く。
非力な女の子に「怖かったかい。ごめんねすぐ来れなくて」と言って行く。
僕は非力な女の子だもん。
男子から引かれてしまった。
「強いんだね」
「女の子に強いは褒め言葉じゃ無いよ」
「あ、ごめーん」
あはははははははははははははははははは
「こ、こいつ小悪魔だ」
いいもーん。世の中女の子には甘いんだもーん。
今日はピンクのワンピースという女の子だよという自己主張の強い服を着てきた。
「あいつらこいつが元男の子だと知らないからな」
「あーっひっどーい」
あははははははははははははははははははははは
アトラクションを回って、一通り遊んだ。
女の子達は疲れて、ご飯が食べたそうだ。
食事出来るところに行く。
このテーマパークは遊ぶより景色を楽しむものが多い。
男子達は飽きてきた様だ。
仕方ない引き上げるか。
電車に乗って県庁所在地に行くには時間が遅い。
乗換駅に戻って海行きのバスに乗る。
遊覧船に乗って島巡りをする。
体力を使わないし、結構ロマンチックだ。
女の子向けかも。
男子達は不満そう。
ふーんだ。今日は女の子が中心だもん。
体力使いたいならシーカヤックに乗ってくれば良い。
女の子は休憩して待ってるから。
水族館もあるしね。
上に見える山には展望台もあるけど、これから行くと夜になる。
この街は自然を楽しむ街だからね。
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