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最強職《竜騎士》から初級職《運び屋》になったのに、なぜか勇者達から頼られてます  作者: あまうい白一
第四章

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プロローグ


 その日。

 転職神殿の巫女は、いつも通りの職務に励んでいた。

 

 転職の対応ではなく、毎日行っている内の業務の一つ、一日の内、何度か転職神との会話をする、というものだ。

 

 転職台に落ちて来る紙を見ながら、自分は言葉を発して会話をする。

 

 魔力は多少使うが、普段ならば適当な世間話をするだけで終わる、そこまで大変ではない仕事の一つなのだが、

 

「す、すまない……誰か、いるだろうか……」


 神殿に傷だらけの男が、よろよろと駆け込んできたのは。


「――ッ、大丈夫ですか!? そんな怪我をなされて、どうされたのですか……」

「あ、ああ、私の事はどうでもいい。ここは、星の都の転職神殿、で、あっているよな」

「ええ。そ、そうですが」

「良かった……。私は、星の都に空飛ぶ運び屋と呼ばれる存在がいると聞いて、来たのだ」

「え……」

「どうか、その運び屋に伝えて欲しい。私の都市に祀られている神の一柱がな。空飛ぶ運び屋に会いたがっているのだ……!!」

先週、11/21(水)に竜騎士運び屋の3巻が発売されました!

今回も書き下ろし、頑張りました! 書店でお見かけの際には、是非お手に取って頂ければ嬉しいです。

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