第一話 小大名の忠臣
ずっとやってみたかった戦国時代の創作長編です!
この手のものは初めてなので分かりにくいや、読みにくいなどありますでしょうが、何とぞ温かい目で見てください。
更新ペースもできるだけ早く書きたいと思ってますので、良い点悪い点もどんどんおっしゃって下さい。
なんでこの武将とこの武将が同じに時代に生きてるの?や なんでこの武将がこの武将に仕えてるの?などの疑問もありますでしょうがより多くの武将を書きたいと思ってますのでそのような構成になることをお許し下さい。
さらに創作での大名家、武将名、地名、合戦名なども多く出てきますが物語に膨らみをもたすためご容赦ください。
由利根家なども創作上の大名となっています。
どうぞ見てやってください。お願いいたします。
今この時代は戦国時代。室町幕府の信頼は地に堕ち、群雄たちが各地で決起し、天下を獲らんと日々闘う時代である。
その時代、ある男が天下を統一するのである。これはその男の闘いの記録である。
混沌の戦乱の世の中、九州の薩摩という国に由利根家はあった。
由利根家は薩摩半島の先端に領地を持つ大名である。がしかし勢力は強くなく、一介の小大名であった。
周りの他家からは侵略対象としか見られていないがなんとか勢力を維持できていた。
それは由利根家家臣の 久保定頼 のおかげだった。
久保家は由利根家代々の家臣であり忠臣の家柄、更に久保定頼は文武共に優れた名将で、他家からの侵略されそうになっているのを幾度となく撃退している。さらに民衆のために善政を敷き人望を得ており。 まさに由利根家存続一番の功労者といっていい程の武将である。
そんな定頼には一人の子供がいた。
その名は 久保正繁
若いながらも父以上の武勇を持っていると評される若武者であった。
必然的に久保家の次期当主は久保正繁であり。由利根家内ではその働きに期待する者も多かった。
しかし、久保正繁が家督を継ぐ日はいきなりやってくる。
ある事件によって、そしてその事件は大きく久保正繁の人生を変えることとなる。
そう、久保家が天下統一をするという結果として。
この小説は久保正繁の天下統一を記したものである。