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銀月の狼 人獣の王たち  作者: 不某逸馬
最終部 最終章「銀月の狼と人獣の王たち」
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最終部 最終章 第一〇話(2)『聖女消滅』

 歴代の三獣王、七騎が攻めて来る。


 無敵・無敗だから〝三獣王〟。


 鎧獣騎士(ガルーリッター)の頂点。それぞれの時代における、武の象徴とも呼ぶべき偉大な人獣騎士。


「黒騎士は……ヘル・エポスは、本物の神にでもなったというのでしょうか……。こんな、過去の死者まで蘇らせるだなんて」


 圧倒される心持ちで、レレケ=レンアームが背中のサブユニットとなったロッテ・ノミに問う。


「おそらく原理的には、シャルロッタとシエルがディザイロウを誕生させる際に行ったのと同じ方法だ、あれは。大きく違うのは、奴らは歴代三獣王の霊粒子の一部を、何らかの形で保管ストックしておいた事だろうな。だがそれでも、多層世界を跨ぐこれほどの規模のこれだけの力――仮にシエルが行おうとしても、単独ではまず無理だろう。星の城(ステルンボルグ)という、世界を管理下におくシステムの助けがなければ不可能だ。それはあいつとて同じはず。だが奴は、それを悠々とやってのけた。つまり奴が口にした通り、星の城(ステルンボルグ)は完全に奴の制御下におかれてしまったという事だろうな」

「そんな――それってもう」

「ああ。こちら側は本当にぎりぎりのところにまで、追い詰められているんだ」


 その蘇生されたかつての英雄騎士に立ち向かうのは、後の世で獣王十騎士と呼ばれる事になるレオポルトやハーラル達各国の王と、更に援軍で駆けつけた部隊百数騎。


 だが残念ながら十騎士はともかく、援軍は到着早々にただの烏合の衆と化してしまう。

 無理もない。と言うより、このレベルの戦いで力になれる騎士など、大陸中を探しても数えるほどしかいないだろう。


 しかも歴代三獣王との戦場の更に向こう側では、黒騎士の複製体のみで構成された黒騎士らの部隊と、アルタートゥムのニーナ=セルヴィヌスが戦っている。

 こちらは歴代三獣王。

 あちらは黒騎士軍。


 何処へ向かおうとも地獄――。


 どちらの戦場も、確定された死地以外の何ものでもなかった。

 助力どころか、足手纏い以下の役割にしかならない。十騎士以外では肉壁にすらならなかっただろう。いや、十騎士でも、果たして渡り合える存在足り得ているのかどうか。


 ただし――これを生み出したヘルが言っていた通り、この歴代三獣王を駆っているのは、最強を最強たらしめた往時の半身である騎士(スプリンガー)でないのは間違いないようだった。


 確かに強いのは強いのだが、強さから何か抜け落ちたような――。


 鎧獣騎士(ガルーリッター)そのものが、あくまでも記録と記憶によって復元されたものなのだろうし、中で誰がどういう意思を持っているのかまるで不明。

 いや、そもそも中身はどうなっているのかなど、分かるはずもなかった。

 つまりこれらは、正しい意味での〝三獣王〟の蘇生ではなく、それを正確に模した劣化模造品という事。


 だからこそ、どうにか十騎士達は死なずに済んでいると言える。

 だがそれは、己の命を守れているだけの事。


 そしてヘルの狙いとしては、それで充分だったのだ。


 漆黒の魔人竜・竜喰らいの王(サウロファガナクス)のカンヘルが一歩、また一歩と進む事を、誰も止める事は出来ない。

 アルタートゥム団長であるオリヴィアですら、ここにきてカンヘルの異能ちからに圧倒されつつあった。


 人恐竜が前に進むたび、周囲に展開している暗黒の蓮沼〝黒霊睡蓮(ブラックロータス)〟も影のように追随してくる。そのためにオリヴィア=イオルムガンド以外はカンヘルに近寄る事さえ出来ない。まあ、近寄れたとしても何一つ出来ないまま消されてしまうだろうが。


「〝ドゥーム〟!」


「分かっている! 座標の巫女は(・・・・・・)決して渡さん!(・・・・・・・)


 イオルムガンドに、肉声で叱咤する同じアルタートゥムのニーナ。

 どの戦場であれ、誰もが皆、必死な抵抗をしている――ようにしか見えないだろう。


 今の声がどこか芝居がかっていると感じた者など、いるはずもない。


 果たしてヘルもまた、そうであった。誰も彼も皆等しく無力な塵芥(ゴミ)で、それがどれだけ気炎を上げようとも小うるさいだけ。

 連合軍の抵抗などそれだけのもの。

 少なくとも今のヘルは、どの相手であろうと既に脅威には感じていなかっただろう。オリヴィアにすら。


 暗黒の恐竜神が銀髪の聖女の元に辿り着くなど、時間の問題。


「ニーナ!」


 今度はオリヴィアがニーナの名を呼んだ。

 離れた場所から、ニーナ=セルヴィヌスが単分子ワイヤーを伸長させる。それが行き止まりをするように、カンヘルの目の前で格子状の壁となって展開された。


 が、人竜は意にも介していない。


 歩みを緩める事すらせずにヘル=カンヘルが前に進むと、単分子ワイヤーは黒の睡蓮が撒き散らした花粉によって崩れるように消えていった。


 しかしそうなる事を予測していたのか、直後を見計らって、イオルムガンドが最大最強の技を放った。



「〝光あれエス・ヴェルデ・リヒト〟!」



 異能で生み出した光の玉。それを粒子加速器として更に超常化させて放つ、反物質砲。

 亜空間の闇をも照らす、神の牙。

 花粉を射出させた今なら、同じ力を出すのに多少の時間差が出来るはず。そう睨んでの連携だった。


 けれども。



「〝黙示録(アポカリプス)――万物両断ヴェルト・シュナイデン〟」



 カンヘルが、長大な曲剣で一閃。

 光が闇で、両断される。


 それは黒騎士レラジェの異能を、カンヘルの異能で掛け合わせたもの。暗黒の刃は、形なき光そのものである神罰すらも、容易く切り裂いてしまうのか。


「邪魔だ」


 カンヘルが、力感を込めながら背中を丸める。

 剣山のように突き出した己の背鰭が振動し、それはやがて紫の光を放ったかと思うと光を強めたものから次々に足元の暗黒沼へと落ちていく。落ちたそばからカンヘルの背鰭は新たなものへと生え変わっていたが、抜け落ちた数は夥しい。


 いくつも――いくつも――。


「ディザイロウの力。二つ目の、立ち向かう力だ」


 突如として、カンヘルは跳躍する。

 足元に広がっていた沼は――さすがにこれには着いて来ず。まさに沼そのもののように、その場で揺蕩うのみ。


 そして人竜が離れた場所で着地したのと同時に、蓮沼の水面が爆発した。


 いや、そう見えるほどに弾け飛んだのだ。

 まるで噴泉のような勢いで。



「〝無尽の竜首(エンドレス・ハイドラ)〟」



 沼は――形を変えていた。



 睡蓮は浮かんだままだが、更に大きく広がっている。

 そこに、巨大ないくつもの影が出現していたのだ。

 二〇、いや三〇はあるだろうか。


 首長竜の如き水棲の恐竜の首が、いくつも――。


 三〇近くは頭がありそうな多頭の恐竜。その首だけが、沼から覗いていたのだ。


「アルタートゥムよ、貴様の相手はそれだ」

「何……?!」


 目の前に出現した新たな脅威。

 だがそれよりも、カンヘルを止める事こそが最重要。

 そう判断したオリヴィアがこれを無視して動こうとした瞬間、首のいくつかから、装竜騎神(ドラケニュート)の破壊光線――極帝破光(シリウス)が放たれて牽制される。


「この〝立ち向かう力〟……まだまだ完全に我がものになったとは言い難いが、貴様如き相手なら今のそれでも充分だろう――却説(さて)


 今までと違い、今度は完全に興味を失ったかのように、ヘル=カンヘルの視線はイオルムガンドから外された。


 巨体の踵を返し、視線を下に向ける。


 そこにいるのは、術式を展開して防御陣を張るレレケ=レンアームとシャルロッタ。

 シャルロッタの背後には、彼女と同じ姿の幻像が背後霊のように浮かんでいる。

 だが、人竜を前に、彼女らはあまりに矮小。

 鎧獣術士(ガルーヘクス)のレンアームと比べても五倍ほどの体格差。シャルロッタからすれば一〇倍近い差がある。


 大きさだけでも足を竦ませるのに充分な威圧があったが、実際の脅威はそれを遥かに超えるのだ。


 逃げるべき――。


 そんな事は分かっているが、そもそもカンヘルはこれだけの巨体なのに超々高速の俊足も持っている。逃げられるならとうの昔にそうしているが、逃げるだけ無駄というもの。

 ならば少しでも強固な防御結界を造ろうと考えたのだが――。


「邪魔だ」


 ヘルが感情のない声で吐き捨てるや否や、横向きの豪風がレンアームを殴り飛ばす。


 人竜の尻尾。その一撃。


 衝撃を含めた感覚も理解も、全ては後から襲ってくる。轟音と共に大地にめり込んだレレケ=レンアームが無事だったのは、奇跡としか言い様がなかった。

 いや、奇跡のようにも思えたが、そうではない。


「無事か、レレケ」

「は……はい……」


 レンアームの背中に装備された羽から、ロッテの声が響く。


「バ、バラバラになったと思いました……」

「ボク様の障壁シールドがもう少し弱ければ、本当にそうなっていただろう。しかし、物理的な力だけで障壁シールドをこうも容易く破るとはな……。あれはもう、イオルムガンドすら超えているかもしれん」

「そんな」


 明言はしなかったが、今の一撃は威力だけでなくもう一つ恐るべき事実があった。それはレンアームだけを正確に吹き飛ばし、シャルロッタを巻き込まないどころか擦り傷一つ負わせなかった事である。


 通常、ここまで彼我の体格差があれば、標的が小さいとそれだけで命中制度は下がる。それに物理的接触はなくとも、余波だけで周りが吹き飛ぶのは当然なのだ。シャルロッタのようなか弱い女性なら、尚の事。

 しかしカンヘルの無造作な一撃は、レンアームだけを寸分違わず正確に殴打したのである。

 強大な力もだが、ある意味おいてその精緻さこそ、最も恐るべき力なのかもしれなかった。


却説(さて)――」


 ヘル=カンヘルが腰を屈めながら、片手を伸ばそうとする。

 しかし気を失いそうな恐怖と戦いながら、シャルロッタは必死の思いでこれに抵抗を試みようとした。背後霊のような彼女の分身が、本体と同期した動きを行う。


 獣理術(シュパイエン)の動き。


 シャルロッタは自身と融合した人造魂魄〝シエル〟の力を借り、レンアーム級の術を人間のままで放てるのだ。


 が――


「無駄だ、そんなものは」


 まるで被せた布を引き剥がすように、人竜の巨人は触れ得ぬはずのシエルの術を、いとも容易く指で払い除けてしまう(・・・・・・・・・・)


「そんな――!」


 そのまま伸ばした腕で、ヘル=カンヘルがシャルロッタを捕まえた。

 さながら手に包んだ蝶にも似て、逃げ出せないよう、けれども握り潰さないように目線の高さまで持ち上げていく。


「は……放してっ……!」


 必死で踠くシャルロッタだが、当然のように人竜の指はびくともしない。シエルが術を出そうとしても、この体勢で出せるはずもなく、あまりに無力であまりに非力だった。


「そもそも擬似生体を操る獣理術(シュパイエン)は、霊子論なくして成り立たない。だから貴様やそこに転がる術士がどれだけ強大な術を出そうとも、〝繋ぐ力〟を応用・反転させた〝解く力〟を制御する次元竜神(カンヘル)の前では、あらゆる〝術〟が全て無力となる」


 肉食恐竜のあぎとが、大きく広かれる。

 開かれたまま、ヘルの声がした。


「案ずるな、咬み千切りはせん。生きたまま呑み込むだけだ。苦しくもなかろう。我が体内にて、貴様の想い人と貴様を再会させてやろうというのだ。嬉しかろう?」


 そして――


 誰にも止められず――


 無造作に、あまりに無造作に――




 シャルロッタが呑み込まれてしまった。




 瞬間、この世の刻が静止したかのように、時間が凍りついた。

 イーリオ、ディザイロウに続き、遂にシャルロッタまでも。


 この世の希望。

 世界の聖女。

 彼女までもが――奪われた。


 空気さえ絶望に竦んだのか。

 風が凪いでいるのは勿論、息が詰まるような圧迫感と耳が痛くなるような無音だけが、辺りを支配した。


 それは果てしなく長いようで――ほんの数秒程度の時間だったかもしれない。

 やがて地鳴りのような低い音が、周囲に響き渡り出す。


 いや――


 それは地鳴りなどではなく、ましてや自然の音ではない。


 低く、くぐもった男の声。笑い声。

 抑えきれぬ喜悦から来る、ヘルの含み笑い。


「遂に……遂にだ……」


 人竜が背を丸めていた。まるで感情の昂りを、全身で抑え込もうととするように。


「遂に俺が――この俺が――遂に……! 遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に――!」


 喜びで体を開く。

 胸を仰け反らせ、弓なりに上空を仰いだ。

 竜喰らいの王(サウロファガナクス)の巨大な顎は、吠える形で大きく開かれていた。


「遂にだ! 遂に俺は、全てを手に入れた! この俺が! 人造の魂でしかなかったこの俺が! 俺が神となった! イーリオも、ディザイロウも、シャルロッタも! 遂に俺は、普く全てを従わせるその〝全て〟を、俺のものとしたのだ!」


 誰にも止められなかった。

 止める事も立ちはだかる事も、時間稼ぎすら出来なかった。

 漆黒の人竜を止める事は、誰にも何も出来なかった。


 無力感に襲われる連合の騎士達。

 十騎士も、ただただ呆然となる。


「世界を繋いだイーリオの〝心〟! それを力に変えたディザイロウの〝神性〟! そしてこの世界と異世界を完全に繋ぎ、楽園へと至る門となるシャルロッタの〝座標〟! その全てが、この俺に――この俺のものに――俺自身がそうなった! この俺こそが、かつてなかった唯一無二の存在となった! そう、まさに俺こそが――神」


 手にしていた曲剣を、腰に納める。

 最早、剣を抜く必要すらないという事か。


「手始めだ。神は七日間で世界を創ったなどという宗教があるが、七日も必要はなかろう。七時間もあれば、この世界は俺の思った形となる」


 ヘル=カンヘルが、右手を前に掲げる。


「まずはこの場にいる連合軍とやらだな。貴様らの魂魄を、俺の造り出す〝角獅虎(いれもの)〟に押し込めてやる。その後、異世界とこちらを繋ぎ、魂の庭園を創りはじめよう。それが俺の物語の、最初に書かれる章となる……!」


 こちらの世界の人間を、魂で植民地とする。

 比喩ではなく、異世界のために全てを支配されるのだ。


 対抗する方法も、防ぐ方法も、ありはしなかった。


 人竜の手が、ゆっくりと開かれた。


 仰々しい動きは、勿体つけているのか。それとも酔いしれているのか。確かなのは、これがこの世の終幕のはじまりという事。


 しかし――


 ここで動きが、止まる。


 手の平を広げたまま、カンヘルは硬直していた。


 魂という不可視の存在を操っているのだから、目に見えていないだけなのか。

 いや、それにしては、様子が怪訝(おか)しかった。


「……?」


 竜喰らいの王(サウロファガナクス)の僅かな表情にも、不審さが滲み出ている。――そのように見えた。


「何だ……? これは――」


 らしからぬ声。

 その直後。


 唐突に、掲げたカンヘルの腕が自身の首へと向かった。


 自分で自分の首を締める恰好だ。もしくは何かを吐き出さんとしているようにも見える。


「な――何を――!」


 狼狽より先に、ヘルは瞬時に辺りへ視線を走らせる。全くの予期せぬ状況でも、黒騎士ヘルたる彼が、冷静さを欠くなど有り得ない。


「貴様……!」


 恐竜ドラゴンの目に映ったもの。

 それは何かの術式を展開する、レレケ=レンアームの姿だった。

 何をしているものかは分からない。何の術なのかも。けれども己の意思とは無関係に腕が勝手に操られているようなこの状態は、間違いなくあの小賢しい術者の仕業であろうとヘルは確信した。


 強引にシャルロッタを助け出そうと――吐き出させようというつもりか。


 今更無駄な足掻きをと、忌々しさを噛み潰した後で、カンヘルは巨大な口を開く。


 放たれる、暗黒の破壊光線・極帝破光(シリウス)


 が――

 そこへ別の眩い光。


 横からの迎撃で、黒い光線を相殺したのは、イオルムガンドの獣能(フィーツァー)


「この――小癪な」


 見れば、先ほどイオルムガンドの相手にと出現させた多頭恐竜は、既に首を半分失っていた。


「やらせるものかよ」

「だから無駄だと言って――」


 吐き捨てようとした言葉が、強制的に中断される。


 異変が、人竜の全身を貫いたからだった。


 今度は何が起きているのか。全くの予測不能。しかも腕だけでなく両足も、己の意思とは真反対に、地面に貼り付けられたように動かなくなっていた。


 更に――人竜の巨体が大きく跳ね上がる。

 ヘルの意思とは無関係に、仰け反った。


「何を……した?!」


 怒りが、ヘルの脳天を突き破りそうだった。


 最後の最後――いや、最後などもう終わったのだ。

 今はただの後始末であり、これからの序曲でしかない。そのはずだった。


 なのにこの状況で、まだ賢しらな抵抗を見せる有象無象たち。そのしぶとさというかしつこさに、腹立たしさを超えた感情が湧き上がってくる。


 だが、それも全て、〝彼〟の計算の内――。


「今です! ジョルト様!」


 連合軍軍師ブランドが叫ぶ。

 紅きしなやかな体躯が、暗黒の人竜の眼前に立った。


「任せろ」


 ジョルト=アリオンの声。その手に、光の糸を握り締め。



 真紅の人馬闘士、一世一代の大勝負の瞬間だった。

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