設定用語集 主人公など(第三部版)その1 + 灰堂術士団
※注意※
第二部までのネタバレも含みます!
いよいよ第三部。
第二部と異なり、今回の舞台はゴート帝国のみ。
登場人物もメルヴィグ王国関連の人はほぼ出ませんし、かなり様変わりします。
ここでは主人公周りの人物を紹介する第一弾です。
※読まなくても、本編は楽しめます。
あれ?あの言葉とか人物って何だったっけ?って時に読む用のものです。
※三部では未登場の人物や鎧獣もいます。
※年齢は第三部開始現在の年齢です。
★……人間
☆……鎧獣の名称
〈主人公・仲間・その他〉
★イーリオ・ヴェクセルバルグ
物語の主人公。二十一歳。錬獣術師ムスタの息子。
ゴート帝国の帝家鎧獣ザイロウを駆る。
〝恐炎公子〟の異名を持つ。
最後の聖剣騎士。
(カラー版はザイロウと同じで後々出ます)
☆ザイロウ
イーリオの鎧獣。
白銀の体毛をした、大狼。
授器は聖剣〝炎風剣〟レヴァディン。
潜在能力は計り知れず、謎も多い。
★シャルロッタ
物語のヒロイン。シャルロッタとは、イーリオがつけた名前。
ゴート帝国新皇帝ハーラルの婚約者で、地下で眠っていた〝銀の聖女〟。
素性や年齢などは不明で、物語の謎そのもの。
見た目は十代後半。実年齢は不詳。
かつての彼女と今の彼女はまったく別人のような性格である。
だが根っこは同じ。
画像は第一部当時後半のイメージ。
★ジョルト・ジャルマト
ジェジェン首長国・大首長アールパードの息子。二九歳。
イーリオの友人で情にあつい。
イーリオの思いに彼なりの責任を感じ、協力する。
☆アリオン
ジョルトの鎧獣。
ウマとシマウマの混合種馬斑馬。
授器は短い両刃付き手甲と足甲。
全身の体毛が赤いのが特長。
特級でありながら能力値はそれほど高くないようだが……?
ただし全鎧獣中、最大の〝何か〟を持つ。
★ガボール・ツァラ
記憶をなくした青年騎士。二十一歳。
外伝『叛剣異聞』の主人公だった青年。
☆アーヴァンク
ディノクロクタの鎧獣。
非常に凶暴で普段は口輪を嵌めているほど。
滅んだトゥールーズ公国の地下に封印されていた公家鎧獣。
失敗作らしいのだが、何故かガボールの言う事は聞く。
アーヴァンクの武器は、簡単に言えばライトセーバー。
完全なオーバーテクノロジー。
★ゼロ・ゼローラ
怪盗騎士と名乗る騎士の盗賊。
ピカレとスモレットという仲間がいる。
かつてはアクティウム王国で名の知れた騎士であった。
☆オルクス
ゼロの鎧獣。
紅毛の黒豹。つまり普通の黒豹より茶色がかった色味をしている。
特殊な仕掛けの片眼鏡をつけているのが特長。
★黒騎士
または黒騎士卿。
全身が黒衣、黒色の仮面で顔を隠した、謎の人物。
三獣王の一人。最強の騎士の一人と言われている。
シャルロッタを連れ去り、イーリオをゴート帝国に導いた張本人。
その目的も謎に包まれている。
☆レラジェ
黒騎士の鎧獣。黒豹。
三獣王の一騎。
全てにおいて規格外の強さを誇る。
『オグール公国』
〈灰堂術士団〉
黒母教ナーデ教団で新たに設立された鎧獣術師の部隊。
多くは諜報部隊〝灰巫衆〟の出身者で構成されている。
★スヴェイン・ブク
黒母教とヘスティアに仕える錬獣術師。
同時に司祭枢機卿で灰堂術士団の団長。
また灰堂騎士団の団長代理も兼務している。
彼専用の鎧獣もあるが、その詳細は謎。
ある目的でエッダに協力している。
★タマラ・タタンジェロ
灰堂術士団の副団長的存在の女性。
黒母教の司祭長。
灰堂騎士団十三使徒・第十使徒でもある。
ユムンより南の出身でドレッドロックス(いわゆるドレッドヘア)。
☆ザガム
タマラの理鎧獣。
古代説滅種・低木ジャコウウシ。
導器(武装のようなもの)は戦杖。
ザガムは特殊。
鎧獣騎士としての機能も持っている。
★ヘンリク・タルボ
灰堂術士団の術士で黒母教司祭。
元は凄腕の錬獣術師だが、違法行為に手を染めて今日に至る。
本国に戻ったスヴェインに代わり、帝国内の動きを一任される。
☆イーガー
ヘンリクの理鎧獣。
古代説滅種・野生原馬。
導器は槍で多少の戦闘行為も出来る。
が、それほど強いわけではない。
鎧獣騎士としての機能も持っている。
★マヤ・マルティネッリ
灰堂術士団の術士で元は灰巫衆の女性。
☆マート
マヤの理鎧獣。ピューマ。
導器は杖。
★ガルリ・ゴーキー
灰堂術士団の術士。
元はヘンリク同様、錬獣術師の男性。
身体のあちこちに刺青があるのは裏社会に居た時の名残り。
☆モレク
ガルリの理鎧獣。ブレスボック。
導器は杖。