設定用語集 舞台編
本作に出てくる様々な用語をまとめてみました。
※読まなくても、本編は楽しめます。
あれ?あの言葉なんだったっけ?って時に読む用のものです。
これは世界観をまとめた設定集です。
★舞台
『ニフィルヘム大陸』
物語の舞台は、ニフィルヘム大陸と呼ばれる場所を中心に展開。
ヨーロッパに良く似た場所と考えてください。
また、この世界では、現在の我々がいる世界と異なり、東西が逆転しています。
即ち、西方にアジアチックな場所があり、東方に、大西洋のような大海が広がっていると考えてください。
また、この話では、魔法に類するものは一切出ません。似た術はありますが、どちらかというと、テクノロジーを使った手品に近いものです。
『ゴート帝国』
ニフィルヘム大陸の北方地帯(北欧にあたる場所)を広く支配する、大帝国。
●首都:ノルディックハーゲン
●開祖:ホルガー祖帝。英雄帝ホルガー
●現・皇帝:ゴスフレズⅢ世 (ゴスフレズ・スヴェン・ゴート)
●通貨:オーレ、クロネ。1オーレ=100円、1クロネ=1円程度
●紋章、国旗:王冠と盾に、真ん中にツノをもった狼の顔、その両脇にオオツノヒツジ。
●国教:エール教。主な信仰神はエール神
●主要騎士団:北央四大騎士団
『ヴォルグ騎士団』『ゴゥト騎士団』
『グリーフ騎士団』『ベルサーク騎士団』
非常に強力な軍事国家。
最も〈鎧獣〉を保有する国家であり、広大な〈鎧獣〉営舎をもつことでも有名。
現在は建国より500年以上経っている。
『メルヴィグ連合王国』
ニフィルヘム大陸の中央に多く版図を持つ王国(ドイツ、フランス、オーストリアなど)。
上記のゴート帝国と併せて、かつてはガリアン帝国と呼ばれる大帝国だったが、約600年前に分裂。
●首都:レーヴェンラント
●開祖:キルデリクⅠ世(キルデリク・フォン・ホーエンシュタウフェン)
●現・国王:レオポルト・ヴィルヘルム・フォン・ホーエンシュタウフェン
●通貨:グルデン(金貨)、グロッシェン(大型銀貨)、デナール(小型銀貨)
1グルデン=10万円、1グロッシェン=2,000円、1デナール=1円
●紋章、国旗:盾の枠に、剣を持った獅子
●国教:信仰自由。ただし、エール教が王家および王国の主要な信教。主な信仰神はバール神、アナト女神
●主要騎士団:『覇獣騎士団』
商工業が盛んな貿易国家。西部と北部は、広大な森林地帯があるが、南部、東部は、気候も良く、港町も多い。
国家騎士団の覇獣騎士団は、近隣諸国に知れ渡る、最強と噂される騎士団。その理由は、猫科の猛獣の〈鎧獣〉のみで構成されている点にある。
また、騎士団には1~7までの隊があり、各隊の隊長は、大型猛獣の〈鎧獣〉を保有している。
個の騎士団としては、トップクラスの実力。ただし、構成員数は多くない。
●覇獣騎士団隊服
★その他、東のアッティス海(大西洋)にあるのが、カレドニア王国<イングランド>。
内洋海(地中海)には、いくつかの都市国家と、アクティウム王国<イタリア>、カディス王国、トゥールーズ公国などがある。さらに南には、アンカラ帝国(オスマン帝国)や、ダハシュール王国<エジプト>などがある。
西洋の彼方には、大断路<シルクロード>を超えた先に、槃の国<中国>や、虹の国アスガル<日本、本当の名は環の国>があるという。
☆各国共通の伝承。
太古とも呼ばれる遥か古の時、『煉獄の崩落』と呼ばれる、世界を破滅に陥れた大災厄があった。
その大災厄は空を地に変え、大地を海に流し、海を彼方に干上がらせた。その中にあって、慈悲を持った神々の一部は、地上の生き物を憐れと思い、『神の眼』という加護を授けた。『神の眼』をもった生き物は、人間、動物、鳥、魚、虫……ありとあらゆる生き物に一つがいづつのみ与えられ、それらは神から授けられた力によって、災いを避け、災厄の去った大地に、新たな命を芽吹く事を許されたのであった。
やがて、大地は蘇り、生きとし生けるものは、新たな黄金時代を迎える事になったのである。




