表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
銀月の狼 人獣の王たち  作者: 不某逸馬
第一部 第六章「神女と聖女」
187/743

第六章 第四話(終)『妖風刃』

 再び、モニカ=マーザドゥが跳躍する。

 だが、マルガは動かない。

 突戦鎚ウォーピックが空気の層を突き抜ける轟音と共に繰り出された直前――ぶつかっていくように、ブラックジャガーの人獣は、チベタン・マスティフの人獣をすり抜けた(・・・・・)突戦鎚ウォーピックが空を斬って反転すると、反対側に対峙するマルガ=ウェヌスが構えている。

 モニカが再度仕掛けようと足に力を入れた瞬間。


 音をたてて、マーザドゥの右肩から背中に至るまで、深い裂傷が走った。羽ばたく鳥の翼のように、ネクタル混じりの血が噴き上がり、モニカは信じられない顔つきになる。


「何、これ――」


 ガエタノは目を見開いてこれが何か思い出す。


 ――レーヴェン流の獣騎術シュヴィンゲン……今のはおそらく、幻爪イルジオンという技じゃな。まさか、モニカの攻撃に合わせた(・・・・)とでもいうのか?


 マルガ=ウェヌスは、手招きをして再度挑発した。


「どうしたぁ? モニカちゃん。アタシをやっつけんじゃないの?」

「調子に乗らないで……!」


 鋭さの増した跳躍。怒りで勢いが増しているが、その分、攻撃が雑になっている。それを見逃すマルガではなかった。

 さっきまでの攻防の倍をいく早さでけしかけるマーザドゥに、一見すると、防戦一方のウェヌス。正直、一流の騎士であっても、多少攻撃が直情的になろうが、この苛烈さを前にすれば、手の出しようなどないはずだった。しかし――。


 攻防の最中、互いの距離が開いた一瞬に、ウェヌスの手にあった連接棍が、姿を消していた。

 ――?!


 不審に思ったモニカだが、気付いた時には肩に激痛が走っていた。

 いつ、どうやったのか。

 まるで意識の外から殴りつけるように、連接棍が気付けば叩き込まれていた。

 屈辱的な格好で、地に伏せる虎殺犬チベタン・マスティフの人獣騎士。

 ジャイアント・イランドの中で、ガエタノはこれにも目を剝く。


 ――今のは隠武ファシュテイク……! レーヴェン流の高等技術を、こうも見事に操ってみせるとは……。


「これが授器リサイバーの正しい使い方。あんたのは、ただ力任せにぶん回してるだけ。いくら鎧獣騎士ガルーリッターが人を超えた力や速度を持っていたって、そのコツみたいなのを理解してなきゃ、ただのすごいってだけの〝力〟よ」

「うるさい……」


 思いがけぬ衝撃に、中のモニカにまで痛手が響いている。それでも彼女は立ち上がろうとしていた。


「さっきさ、あっちのおじいちゃんが才能がどうたらって言ってたけどさ、すんごい才能なんてアタシだって知ってるっつうの。そんな人間、覇獣騎士団ジークビースツにはゴロゴロいんだから。でもね、どんな才能があったって、それだけじゃやっぱり届かない領域ってあるのよ。どんな世界だってそうじゃない? その道には、その道ならではの一流がいる。鎧獣騎士ガルーリッターだっておんなじだよ。あんたにいくら才能があっても、それだけじゃ届かないものがこの世にはいっぱいあんの」

「黙れ」

「それにさ。アタシだってそーとー若いんだよ。色っぽいからわかんなかったかもしんないけど、これでもまだ二十代前半なんだから。自分で言うのもナンだけどさ、この若さで、陸号獣隊ビースツゼクス次席官ツヴァイターになったんだよ? それって充分――〝天才〟じゃない?」


 それに気付かぬガエタノではなかったが、あのモニカがこうも翻弄されるのは少々意外だった。手こずる事は予期していたし、レーヴェン流の恐ろしさも知ってはいたが――いや、あれはレーヴェン流がどうというのではない。あのマルガという娘が、桁外れに優れた獣騎術シュヴィンゲンの使い手というだけだ。


 立ち上がったマーザドゥは、それでも突戦鎚ウォーピックを構える。


「もうあんたの攻撃は見切った……」


 いつもの無機質さのない、怒気を孕んだモニカの声。


「あんたは反撃に狙いを合わせた攻撃。こっちの攻撃に合わせてるだけ……。だからもう、怖くない」


 マルガ=ウェヌスも構えを取る。だが、少し違った。

 連接棍が外れている。

 四つの節に分解され、先端を手に、二節目から後端まで、両脇に挟んでいた。


「反撃狙いね……。いい〝目〟をしてるけど、そんな浅いもんじゃないよ、獣騎術シュヴィンゲンは。子供相手にアレだけど……今度は本気でいくから」


 今までのが本気ではないと――?

 ただのハッタリか、それとも本当か。ガエタノはいけない、と思った。だが彼の判断が遅かったというより、マルガの速度が遥かに上だったというだけ――。



「いっくよぉ、必殺ぅ〜、マルガ・スペシャル(シュペツィエル)!」



 ウェヌスが連接棍を繰り出す。蛇のようにうねり、マルガの攻撃に合わせた(・・・・)突戦鎚(ウォーピック)を、這い上がるように絡み付く。そのまま持ち手を痛打。だが、ダメージなど意に介さない勢いで突戦鎚ウォーピックが反撃に出るが――そこにブラックジャガーの姿はいなかった。


 姿がない。

 武器を手放しての反撃狙い?

 連接棍がジャラリと動く。


 ――違う! これは!


 蛇が這う動きで、スルリとウェヌスの棍が抜けていった。


 ――ウェヌス(こいつ)獣能フィーツァー


 一瞬の隙を衝き、姿を消したウェヌス。無論、マーザドゥの〝標付け(マーキング)〟は生きている。だが、訓練をしていないモニカは、人獣の感覚よりも、咄嗟に己の〝目〟で判断してしまった。


 次の瞬間、後ろ立ちで、ブラックジャガーの人獣騎士が、モニカの後方に立っていた。

 もう、攻撃は済んだ。

 マーザドゥが振り返るのと同時に、人狗騎士の体中から、一斉に血が吹き出る。無数の裂傷が、全身を苛んでいた。体のいたるところから、ネクタルの光粉が煌めき、夥しい血潮が長毛を濡らしていく。


 マーザドゥが、音をたてて、その場に崩れ落ちた。


「今の技、知っておるぞ」


 ガエタノ=ヘイズルンを見るマルガ。


「レーヴェン流の奥義、確か……〝妖風刃エルフェシュス〟という技じゃな」


「ちがうもん。あれはマルガちゃん特製必殺技、マルガ・スペシャル(シュペツィエル)だっての」


 猛獣の顔で言う台詞ではない。そのズレがむしろ恐ろしい。稚気めいた発言で、為す事は恐ろしいまでの殺人術。モニカの残虐さなど、この娘の〝ズレ〟に比べれば、可愛いものかもしれない。


「全く……やはり覇獣騎士団ジークビースツなどというものは、尋常の集まりではないな。その若さで人間を捨てとるとはの……」

「は? 何言ってんの?」

鎧獣騎士ガルーリッターというのは、獣と人の境に立つ者。人獣のさがを身に着け、人獣の残虐さに物怖じせぬ者にならねばならん。それは既に人ではない。ケダモノよりも獰猛で悪質な、悪鬼の如き存在よ。それを推奨する国も、王も、教えも、全て人でなしの集まりじゃ。そんなものが蔓延る今の世界に、真実の仁愛など生まれようはずもない。人を率いるべきものが、人獣の心根を持ったこの世界など、やはりあってはならんものなのじゃ」

「ちょ、ちょっと……いきなり何、演説ぶっちゃってんの……?」

「儂はヘスティア様に心酔した。この世の荒ぶるケダモノを、浄化せねばならんというお言葉に。黒母教こそ、人が人として正しく生きる〝法〟なのだ。そしてイーヴォ殿は、そんな儂の願いを叶えて下さった。人のまま――獣騎術シュヴィンゲンなどという卑しいすべを身につけずとも、鎧獣ガルーの力を行使出来る力を!」


 最後の叫び声と同時に、ジャイアント・イランドが口を大きく開け、叫ぶような格好をした。マルガに向かって吠えるようだ。


 咄嗟に、マルガは判断した。

 横方向に、鋭い跳躍をかける。敵の獣能フィーツァーか、何かの攻撃かもしれない。これ以上の被撃は避けた方が賢明だ。

 速度感はそれほどないが、何かが彼女の横を通り過ぎた。


 ――目に見えない攻撃? アタシのマルガ・スペシャル(シュペツィエル)は、見えない訳じゃない。それとは違う攻撃ってワケ?


 瞬間――マルガの体を、重い激痛が貫く。

 横殴りの衝撃。思わず息が詰まる。鎧化ガルアンしていなければ、体の骨が砕けてしまう。そんな一撃。


 ――馬鹿な?! 避けたはず?


 左腕側からの〝何か〟を受けつつ、マルガは状況が呑み込めずにいた。

 そのまま受け身を取って着地した後、己の状態を瞬間的に考査した。右腕の傷は深い。自分で行ったとはいえ、ネクタル消費は激しい。しかも、今の一撃で左腕が折れた。回復にかかるネクタルも尋常ではない。危険だ。まさかこんな形になるとは……!

 ガエタノ=ヘイズルンを睨みつけ、第二撃を警戒した矢先だった。

 マルガは声を失った。

 己の視界の先。目の前を、宙に浮く形で、チベタン・マスティフの人獣騎士が、〝何か〟に()()()()()()()()()()()

 いや、よく見ればおかしい。マーザドゥの宙に浮いた部分が、微妙に歪んで見える。

 ――居る?

 モニカ=マーザドゥは、ジャイアントイランドの側に降りたち、その場に蹲った。



消失(ヴィニッシュ)と進(・ウンド・ヴ)撃の(ォルケン・ア)羚羊(ンテロープ)



 ガエタノが高らかに言った。


 ――何? 獣能フィーツァーなの?


「今のはこのヘイズルンの、獣使術クンストじゃ。今から用いるのもな」


 ――獣使術クンスト? レナーテさんや灰巫衆やつらの使う……?


 マルガの疑問の答えを待たずして、さらに目を見張る光景が、彼女の目に映った。

 ヘイズルンは、己の腕をここだとマーザドゥに指し示すと、マーザドゥは頷き、いきなりそこに噛み付いた(・・・・・)

 まるでお伽噺に聞く吸血の妖怪のように、噛み付いたままのマーザドゥは、嚥下する音をたて、傷口から溢れる血を飲んでいった。人獣の片方が、己の身を差し出そうとでもいうのか。それはまさに、おぞましい異教の密儀を見せつけられているような――そんな不気味にも神々しくも見える光景。

 しばらくすると、マーザドゥは傷口から血を飲み尽くしたのか、おもむろに立ち上がり、マルガの方に向き直る。驚愕したのは、血に濡れた口の故ではない。先ほど負ったばかりの無数の傷が、僅かの間に塞がっているからだ。

 あれらの傷は鎧獣騎士ガルーリッターの回復力でさえ、そう容易く治る程度のものじゃなかったはず。実際、彼女の手応えは確かにあった。にも関わらず、まるで何事もなかったように、マーザドゥは突戦鎚ウォーピックを構えていた。


「これは〝摂癒の血(クーアブルート)〟という。モニカは、人獣のくびきを設けずして、強力な鎧獣騎士ガルーリッターとなった者。そして儂は、卑しきケダモノのさがを持たず、人獣の力、鎧獣ガルーの力を行使する者――!」


 状況は一変した。どういう原理かはともかく、敵のみがもう一度降り出しに戻れ、こちらは手詰まりで置いてけぼり。考えうる最も良くない展開だった。

 マルガは思った。このままじゃ不味い(・・・・・・・・・)と――。


鎧獣術士ガルーヘクス! その始祖こそが儂なのじゃ!」


 鎧獣術士ガルーヘクスだって……?

 聞き慣れない言葉だ。敵の手の内は、おそらく出揃ったのだろうが、こちらは手番待ちが長すぎる。さぁ、どうする? マルガ? 自問自答は、最悪の結果しか導き出せない。任務にとって、ではない。彼女にとっての最悪(・・・・・・・・・)だ。


「今度は確実に、仕留める」


 傷の癒えたマーザドゥが構えた。突戦鎚ウォーピックの狙いは、勿論ブラックジャガー。

 ウェヌスの傷は浅くない。先ほどの動きが可能か否かは言わなくても明白だ。


 ――ヤバいなぁ。マジヤバ。マジ、パないじゃないの。


 思考が段々と単純になってくる。だが、審判の時は中断を許さない。


 復活したチベタン・マスティフが、最前の勢いで突進をかけた――と同時に、あらぬ方向に吹き飛ばされる。


 床石が散乱し、瓦礫の粒が濛々と煙をあげる。


 ――ヤバ。


 マルガはウェヌスの中で、顔面を蒼白にさせた。


「何じゃ?」


 煙と埃で、視界が防がれたガエタノは、咄嗟に獣能フィーツァーを発動させた。

 視界の獣能フィーツァー見破ランブル〟。

 一瞬で回廊全てが、己の視覚下に置かれる。

 人影――否、それよりも大きい。


「お前は……!」


 吹き飛ばされたモニカが、瓦礫の中から立ち上がった。


「何?!」


 埃が晴れ、モニカにも見渡せるようになる。


 白亜の授器リサイバー

 クリーム色に近い、薄黄色の体毛。あるはずの模様はなく、黒の部分が全て白くなっている姿は、儚げであり、美しさすら感じさせる。

 右手には鉄扇。武器にしては短く、華麗に過ぎ、虚飾にしては武骨すぎる。

 豊かな胸と、柳のように優美な腰回りは、明らかに女性の姿態。

 蜉蝣かげろうのように朧げなその姿をして、人はこの種を、幻霊ファントムと呼んだ。


 猫科中型猛獣の、超稀少な色素変種。

 幻霊狩猟豹ファントムチーター鎧獣騎士ガルーリッター

 陸号獣隊ビースツゼクス主席官エアスター、ヴィクトリアの駆る〝キュクレイン〟の姿が、両者の間にあった。


「そんな……!」


 モニカの呟きに、ガエタノが反応した。


「モニカ、〝猟狗追路ドッグウェイ〟に反応は?!」


 わななきながら、首を左右に振る、マーザドゥ。

 有り得ない。マーザドゥの標付け(マーキング)は、例え全身を洗おうが、薬品を使おうが、絶対にとれるものではない。付けられたら最後、永遠に逃れる事は出来ないもの。そこに例外はなく、個の強さなどは関係ない。それなのに、マーザドゥの〝嗅覚〟に、反応はなかった。

 山間部の折りに、確かに標付け(マーキング)は施した。こいつの動きはずっと把握出来ていた――はずだった。


 キュクレインは、ウェヌスの側に跳躍し、様子を見つめた。


「マルガリータ・アイゼナハ」

「は、はい」


 ビクリ、と背筋を正すマルガ=ウェヌス。

 ヤバい。主席官エアスターが人をフルネームで呼ぶ時は、機嫌が良くない証拠だ。


「情けないですね。陸号獣隊ビースツゼクス次席官ツヴァイターともあろう者が、その体たらく。まさか、限界ではないでしょうね?」

「い、いえ! まだ動けます。ただ……戦闘したり、獣能フィーツァー使ったりする余裕は……その……」


 語尾の消え入るマルガに、幻霊狩猟豹ファントムチーターの人獣は、首を振って小さく嘆息した。


「エ、主席官エアスターはうまくいきました?」


 何とか話を逸らそうとするマルガ。彼女が怖れていたのは、敵ではない。既に来ているであろう、自分の上官にであった。



「当然ですよ。レナーテ様は、もう助け出しました」



 マルガはやっぱり、と顔を引き攣らせ、モニカとガエタノは驚きに目を丸くした。


「モニカ!」


 言うが早いか、ガエタノも、己の〝見破ランブル〟を、寺院全体に拡大する。

 イーヴォ・フォッケンシュタイナーの娘、こ奴らの目的であるはずのレナーテ・フォッケンシュタイナー。彼女の動きも当然把握していたし、モニカに至っては、完全に捕捉トレースしていた。そもそも、マルガが彼女の救出をしようとしてたんじゃないのか? そういう思いが頭をよぎるが、突きつけられた現実は、それがでまかせでない事を表していた。


「いない……」

「儂も、確認出来ん。どういう事じゃ? モニカ(おぬし)の捕捉をかいくぐれるなど、万が一にも有り得ぬ事じゃ――!」


 ヴィクトリアは、己に向けられた二つの殺意を、そよ風のような平気さで受け流した。


「貴方がたお二人の能力は、たいしたものです。特に、犬科の貴女。己の肉体からだを特異化させる力のはずなのに、相手に働きかけ、あまつさえ、それを持続させるなんて。本当に恐ろしい能力です。私などは、とてもそこまでは(・・・・・・・・)不可能です(・・・・・)

「――?」


 今の発言に違和感を覚えるガエタノ。私などは? とてもそこまで? それはつまり――


「お主、儂らに何かをしたのか……?」

「さて、どうでしょう?」


 人を食ったようなヴィクトリアの答え。マルガは答えを知っているが、知っていたところで、状況は変わらなかったろう。とっくの昔に――戦闘は終わっているのだから。


 前のめり。


 糸が切れたように昏倒するモニカ=マーザドゥ。

 そのまま強制鎧化(ガルアン)解除の白煙があがった。


「な……!」


 うめき声しか出ないガエタノ。


 まるで舞姫のような優雅さで、幻霊狩猟豹ファントムチーター鎧獣騎士ガルーリッターは、静かに佇んでいた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ