第一章 戦闘編(後編)
街は凄いことになっていた。
人間達は避難しているが僕達だけはそこにいた。
謎の怪物自体は何故か皆見たことはなく、知っているだけで不思議だ。
僕も今回が初めてた。
クロノさんから話された内容によれば二手に分かれるらしい。
僕、兄貴、ミソノさんがまず1チーム
クロノ団長、ソウジさんの1チームだ。
僕とミソノさんは僕が初めてなのとミソノさんは心配で兄貴のとこに付くことになった。
ミソノさんは全然平気と言っているが少し僕も心配している。
そうして森の中に僕達はいた。
「お前達の命は俺が預かっている、けして離れるなよ」
僕以外の皆は武器を持っていて、兄貴は剣と拳強化用の武器で、ミソノさんは2丁の銃だ。
「大丈夫です!私もやれます!」
ミソノさんはやる気だった。
「ほんとか!?じゃあ少しは頼りにするか、シックスお前は大丈夫か?」
兄貴は僕のことも心配してくれたらしい。
「まだ何とも・・・でもやってやる!」
「おう!じゃあそろそろこっちにも来たみたいだな・・・」
団長達はもう戦っているのか、そんなことはいい今は自分達のとこだ。
僕は前を見た・・・
そこには多種類の怪物がいた。データにあった
戦闘型は20種類、こいつらが来るそうだ。
少しは思っていたがとても気持ちわるいやつや、見た目がキュートぽいやつ、なんでもいた。
少し気分が悪くなったが殺らなければ殺られる・・・
そう思い僕も戦闘体制になった。
だが兄貴が見た瞬間に前に出た。
「よう、お前ら!ここから先は通さねぇぞ!」
それはとてもすごく、気付ば僕は見とれていた・・・
凄い・・・一人の無双状態だ。
ミソノさんも頑張ろうと思ったのか前に出ようと瞬間戦いは終わっていた。
それは3分もかからなかったのだ。
ミソノさんが
「すごい・・・いつものギンガさんじゃない・・・いつももすごいけど今日は特にやばい!」
僕も兄貴に近づき
「すごいよ、兄貴!こんなに早く」
「あぁ、今日で最後の戦いだし、お前達二人の命を預かっているからな」
データによればあと2種類がいるらしい、巨大戦闘型、王宮型だ。
次にくるのは巨大戦闘型だが戦闘型の後の五分後にくるらしい。
だから兄貴はミソノさんから貰った癒し道具を使いに最初に見たときと同じくらい元気になった。
そしてきた・・・
これは流石に大きすぎる・・・
兄貴はさっきは拳だけでやっていたが、今回は剣を出した。
「来たか・・・」
兄貴は叫びながら近づき、剣を自分の腕のように使い
これもとても凄かった。
そして今度も早く終わった・・・
もうその場所には怪物の死体だらけで怪物の死体は五分たったら溶けて消えるらしい。
「ミソノさん、兄貴すごいよ!こんなに早く」
流石にミソノさんもこれは早すぎると思い。
「私達が出るまででもない・・・」
大丈夫ですかと言いながらミソノさんは兄貴に近づいた。
「流石にさっきより疲れたな・・・まぁ、次来るのは30分後だ気軽に待とうや」
巨大戦闘型が終わった後の王宮型は30分後にくるらしい。
僕達は話した。
「ミソノとシックス次も俺に任せていいんだから?」
「いやぁ、兄貴だけには・・・それに次やばそうだし・・・」
「そうですよ、王宮型は流石にギンガさん一人だけには・・・」
王宮型・・・そんなにやばいのか・・・
「そうだな・・・王宮型は流石の俺でもやばそうだな、まぁでも心配するな必ず俺が守るから」
といい15分が経った頃
最悪なことが起きた・・・
突如ミソノさんの後ろに王宮型がいた・・・
「どうしてだ!?流石に速すぎる!」
と凄い速さでミソノさんをかばった。
だが兄貴は・・・
ポタポタ・・・
左腕がなかったのだ・・・
僕は王宮型を見たそこには兄貴の左腕が・・・噛まれていたらしい。
僕は頭に血が上がったのか
「くそう!よくも!」
王宮型に近づこうとし
「くるな!こいつは俺がやる!」
兄貴は片手だけでも王宮型を倒した。
「わ、私のせいで・・・ギンガさんの腕が・・・」
ミソノさんは泣いていた。
「お前のせいじゃねぇ、俺の警戒が甘かった・・・まさか一匹いたとはな・・・」
「で、でも・・・」
「でも、それに片手がなくても俺は戦えるさ!」
そして王宮型が現われた。
また兄貴がつっこみ片腕だけでもやる気だった。
ミソノさんも近づき、今度こそ僕もやってやる!
と思い近づいた。
だが兄貴はなんと片腕だけでもやばいと言われる王宮型をあっさり倒してしまった・・・
流石に疲れたのかダウンしていた。
「いやぁ、やっぱ片腕だけじゃ辛いわ」
だが前にまだ王宮型が来ていて兄貴が
「まさかあれは!?ミソノ!シックス!こいつらを盾にして伏せろ!」
何十体の王宮型がビームを撃ってきた。
そして後ろには何百の戦闘型と巨大戦闘型がいた。
「こいつは、やばいかもな・・・」
だが兄貴は少しでも減らそうと前に出て戦った。
「おい、シックス!ミソノを連れて団長のところにいけ」
「でも兄貴が・・・」
「大丈夫だ!俺はこんなんじゃ死なねぇ!」
ミソノさんが
「私も大丈夫です!やれます!」
だが兄貴はそんなこと聞かず
「大丈夫だ俺一人で!それより団長を連れて来い!」
どうする僕は・・・兄貴に言われた通りミソノさんを連れて行くしかないのか・・・
「わかったよ!必ず団長を連れてくる!行こうミソノさん!」
「でもギンガさんが・・・」
「大丈夫!兄貴なら!それに約束もしたしね兄貴!」
兄貴を見た。
「あぁ、お前との約束は必ず守る!だから行け!」
僕はミソノさんを連れ走った。
そしてその場には兄貴一人になった。
「使うしかねぇか・・・これであの二人は助かるはずだ・・・この部隊に入りとても楽しかったよ・・・」
「こんな化物と戦う毎日で、いきなり新人が入ったと思ったらこんな状況だしな・・・」
「約束か・・・守れそうにないな・・・だがお前といた数時間楽しかったし、部隊の皆今までありがとうな・・・」
「おい!お前らここから先は行かせねぇ!俺はお前らと一緒に行く!あばよ皆!」
僕らは団長のとこについた、団長とソウジさんは少しダメージをおっていたが生き延びてはいた。
今僕達のとこで起きたことを全て話し、急いで来てもらおうとした瞬間・・・
兄貴が戦ってほうから爆発音が聞こえた。
「あそこには兄貴が!」
団長は驚いたように
「なんだと!?まさか・・・」
「何か知っているんですが!教えてください!」
「いやぁ、今日ギンガに対怪物専用爆弾を渡したのだ、奴は投げるだけと言って・・・」
対怪物専用爆弾・・・たしか周りの怪物を皆倒す爆弾・・・しかし範囲は広いため人間にもあたると聞いたが・・・
まさか!?僕は一人で兄貴のとこに戻った。
「おい待て!」
団長は止めたが無視をし走った。
僕は同じ場所に戻り辺りを見たが周りは焼け野原で何もなかった・・・
まさか・・・言ったじゃないか・・・約束をしたじゃないか・・・
そこには兄貴の武器だけが落ちていた。
後から皆が来てすぐ状況を理解したそうだ。
ミソノさんが
「私のせいだ・・・こんなことになったのは私のせいだ・・・」
団長も
「ギンガ・・・お前はとてもいいやつでまさか一人でこいつらを・・・」
くそう!なんでだよ兄貴!
その時ソウジさんが
「まだ終わってない・・・見ろあれを」
そうかなりの数がまだ近づいてきたさっきをほとではないがそいつらの後ろには見たこともないやつもいた。
ソウジさん達は知っていたらしい。
「あれは・・・大介が送った情報の未知の怪物・・・親玉の絶望級・・・」
僕でも分かる、今までたくさんの怪物を見たがあれはやばい・・・
だがやるしかないと思い、ソウジさんと団長と僕は前に出た、ミソノさんは恐怖で立ち止まっていて、
僕に声をかけたのかこう聞こえた。
「助けて・・・」
助けて?僕も止まった・・・
ミソノさんに言った。
「貴方は生き延びたい?」
ミソノさんは首を降った。
僕は未来を見る力が使える。
持っている小刀とチェーンを取り出し
「やってやる・・・」
全てが見えた。
「くひひ」
笑いがこみ上げてきた。
「おい聞けお前達の相手は俺だ・・・」
持っている小刀で風のように早く怪物を倒していく
そこにはある感触、怪物とは違うものもあったが気にせず倒し続ける。
「どうしたぁ?どうしたぁ!」
あれが絶望級、未来が見える僕には関係なかったどうすれば終わるか見えていたから。
「お前はここで終わる・・・俺が終わらせる・・・」
絶望級もあっさりと倒し殺したのに関わらず踏みつける。
「そんな、程度かよ・・・」
がっかりした。そして・・・
プロローグ後より
目の力を封じ、団長達を殺したのは僕だ・・・
彼女に近づき
「僕の名前は河野 夜式」
こうの よしき挨拶をしといた。
怪物はこの戦いがなかったのように消えてなくなった・・・
僕は兄貴のことだけは覚えており彼女を置いていき帰った。
もう22時なんだ・・・
とても短く長い1日が終わりそうだ。




