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未来  作者: ビーンズ
第三章
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第三章 幕張編(格ゲーと僕のそれから)

格ゲーのイベント始まった!

実はこのイベントはなんとトッププレイヤーが隣に付き指導しながら整理券の次の相手とバトルすることができるのである。

僕の番がやってきた。

相手は赤髪の相手でその近くについたのは、MAさん!?

MAさんとは何度も全国に出場した有名な選手である。

そんな人が教えてくれるなんて天国だ・・・

でも僕も付いてくれるんだ!

一体誰なんだ!


あっ・・・僕はその人を見たことあった。

りゃいむさんだ・・・すぐ顔を引っ込め台に目をやった。

(大丈夫なはずだ・・・今日の僕は前とは服装違うし帽子被ってるし・・・)


「貴方のことを教えることになったりゃいむちゃんよ♡」


りゃいむちゃん!?何だこの人前とまったく雰囲気違うぞ!


「お、お願いします・・・」


それでもバレるのが怖かったのか僕は少し高い声で挨拶した。


「いいのよ、怖がらなくて私がちゃんと説明して

あ・げ・る・か・ら」


気持ちわるすぎる!こんな人に教えてもらうなんて嫌だ!変わってくれ!


僕と対戦者はキャラを選び1Rが始まった。

僕のキャラは相変わらずのキャラ

対戦相手はそこそこ強い魔法使いのキャラだ。


「そのキャラはね、まず開幕に気をつけてね♡」


アドバイスは嬉しいがりゃいむさんのキャラが・・・

こんなんなら一人で集中してやったほうがいい。


相手も強かった・・・

だが僕のほうが一歩上で1Rを取れた。


「君やるわね、そのキャラを見るとある人を思い出すの・・・」


(まさか・・・)


「でも、君じゃまだまだ勝てる相手じゃないわ、だってあの人は私を倒したぐらいなのだから」


うぉー!!

バレてない!


「りゃいむさんに勝つなんてすごい強い方なんですね」


りゃいむさんを倒したのは多分僕だ。

あの時は未来が見えていたからで、普通じゃこの人に勝てるわけない・・・


「私はね、彼に格ゲーとは何なのか気付かされたわ・・・それから私は精神と同時に腕も鍛えた」


いらないとこ鍛えすぎだろ・・・


「そしてまた戦い!あの人に私の思いを伝えるわ!」


うえー吐きそうになった。

もう帽子無しじゃ秋葉原のゲーセンに行けないじゃん!

そして色々教わったがやはり全国レベルの人だ。

とても勉強になる。


「今日はありがとうございました!」


僕は前と変わっていたりゃいむさんに凄い感謝した。

ありがとう!


そして行きたいとこは終わり、他の人達を探そうとした時・・・


「あ〜れ〜」


ん?あれは・・・

委員長!

なんであんなとこにいるんだよ!

まさか委員長は隠れアニオタだった・・・

普段は頭が良くて皆が頼りにするぐらい人気もので・・・

実は・・・

とは言うものの、学校の生徒にあったので喋りかけてみるのであった。


「おーい委員長!」

「あれ?あれれ?」


僕の返事に気づいたのか、探している。


「こっちこっち!」

「あっ!河野君」


急いで委員長はこちらに来た。


「河野君アニメとか好きだったんですね」

「いや、委員長こそ俺は驚いたよ・・・」

「えっ!?」

「僕はアニメとか知らないけど友人と一緒に来たんだ・・・」

「わ、私もアニメとかあんまり知らないよ!」


いや、もう隠さなくても分かる・・・

僕は見てしまったから・・・


「私、実は学校行事の本のイベントに代表として呼ばれて、終わって帰ろうとしたら大勢の人が私の近くに来て気づいたらここに・・・」


ん?勘違い?委員長は流されてこんなとこまで!?


「大丈夫?」

「いや、次から次へと流れて・・・もう帰れなく・・・」


委員長はしっかりしてるけど、実はおどおどしてるとこもあるからな・・・

取り敢えず今は代表と呼ぼう。


「じゃあ代表、僕と帰らない?」


まだまだイベント終わるまでここから委員長は帰れないと思うし・・・


「代表?でも友人と一緒に来たんじゃないんですか?」

「いやぁ、いいよあの人達は」


帰りもあの人の地獄のドライブをするぐらいなら今ここで委員長と帰ったほうがいいに決まってる・・・


「ホントですか?ならお言葉に甘えて」


決まった!

僕はあの人達と帰らなくて済む!


「じゃあこっちきて」


さっそく僕は委員長を連れ、この人混みの中大変ではあったが駅に着くことができた。

でも、委員長と2人・・・男と女が・・・

とにかく話すことにした。


「でも行事の代表として呼ばれたのにあんなとこに来るなんてすごいね」

「そ、そうですか!」


と色々話しているうちに電車の外には海が見えた。


「海か・・・」

「海ですか?」


もう何年も海に言ってないのを思い出した。

それに窓から見る夕日に包まれる海、とても綺麗だった。


「海綺麗だね」

「恥ずかしいけど、私海行ったことないんですよ」

「委員長が!?」

「もう!委員長だからってなんでも!」

「ごめんごめん!でも、僕も何年も行ってないんだよね」


もしも・・・委員長と海に行けたらとても嬉しい・・・

でもクラスの人気ものと行けるわけないか・・・


「じゃあ・・・私と一緒に・・・」

「えっ?今なんて?」


委員長と?


「だから・・・海に」


海に・・・

委員長と海に!!!!!!

とても嬉しい!!!!


「いいの!?僕何かと」

「いいですよ!それに助けてくれたお礼もありますにしね」


お礼?ここまで連れてきたことか?

それにしても夏休みが始まり、まだあんまり経ってないけど色々あったな・・・


格ゲーの暴れ物にあったり・・・

仮面マントの男に

アニオタのゴザル・・・

そしてカード王


もしかしたら「未来」を見れるおかげで能力を使わなくてもこの「未来」が見えていたのかも知れない・・・

そして委員長との出会いも、もしかしたら決まっていたのかも知れない・・・

まだ夏休みは始まったばかり、まだ何があるか分からないけど、今を楽しもう・・・


ますは委員長との約束・・・

はっきり僕も言おう。


「行こう!海に!」

「はい!」


僕の楽しい夏休みはまだ始まったばかりなのかも知れない

実験として書いた、未来を読んでくださった方ありがとうございます!

取り敢えずここで終わりです。

最後は頭に思いついた変な展開になりましたが!


そして今は新しい作品を二作考えています!

ビーンズ先生の次回作にご期待ください。

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