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第一章【戦士としての日々】完結編

えー…非常につまらない作品ですが…

とりあえず一章は完結と言うことで…

読み返して見ると…

「つ、つまんねぇ…」

と自分の文に呆れる毎日です…

あー…留年しそう

「待つのはお前さ!ディム!【ウインドスライサー】!」

ディムに青い風の刃が向かって行く、それを旋回して避ける

「…ちっ…ラット…」

近くに降り、ラットを睨みつける。

傷つけられた目が痛む、憎しみがこみあげてくる

「会いたかったぞ…ラット……この痛み…この屈辱…貴様にも味あわせてやる!」

剣を強く握り振り上げる、ラットはそれに反応し剣を正眼に構えた。降り下ろすがあっけなく防がれる

竜の手の方で剣を殴る、ラットはたたらを踏んだ


「終りだ!」

ディムは剣を前につき出す、ラットの腹を貫く

「うぐ…」

ラットの表情が苦悶に変わり剣を引き抜くとラットは膝を着いた

「ハハハ…さあ…シネ!」

ディムは剣を振り上げ止めを刺そうとしたがラットは横に転がり剣を避けた

「…う…【ウィンドスライサー】…」

かざした手から青き風の刃がディムを襲う、ディムのプレートメイルを切り裂き、ディムの胸板を深く傷つける

痛みに顔をしかめながらもラットが倒れていた辺りをみる

――いない――

周りを見渡して見ると、ラットはよろけながら谷の深部へと姿を消した

「あのヤロウ…」

とりあえず自分も引いた方が良さそうだ

この出血では長くは持たない




「ぐ…クソ…ディムめ…」

ふらつきながらも歩いて行くと声をかけられた

「ラット!大丈夫なの?」

リリナだ

彼女は青い顔をしながらラットに肩を貸した

「待って…今すぐ魔技で癒すから…」

俺を木に寄りかからせるとナイフを引き抜き、俺に剥けた

「私の大切な人を癒して…【癒しの剣】」

ナイフから半透明の剣が俺を刺し貫く、腹の傷は塞がり、失った血までもが体に戻ってきた

「…助かったよリリナ」


リリナに微笑むと立ち上がる、さて…戦いに戻らねば…

「ラット…ダメよ…行っちゃダメよ…」

リリナは前に出て両手を広げて止めた

「…リリナ…どいてくれ。」

リリナが止めるのは何時もの事だ

肩を掴んでどけさせる

「ラット…死なないでね…」

彼は戦いにいつも出る、自分が傷つく事なんてお構い無しに

「ああ…死なないよ」




「…ち…」

自分の傷は浅くない、なら…引くしかない

空に発光弾を打ち上げた

それを見たバンパイア達は一気に撤退を始めた

「…ディム…不味いのね」

ディムの近くに下り立ち、ディムを無言で担いでとびさる

今回の戦はバンパイアの負けだった

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