火龍討伐
ザシュッ!!
「やっぱり魔物が多いですねっと」
ザシュッ!!ザシュッ!!ズバババババ!!
「ていうかシンヤさんも手伝ってくださいよ!」
俺達は今火龍の所へ向かっている。が、魔物が多数現れ、今も狼のような魔物の群れに襲われている。
「助けてほしい?」
「はい!!」
「わかった。魔物達よ、消えろ。」
俺達を囲んでいた魔物が嘘のように消えた。言葉にしなくても消すことはできるが気分だ。
「反則級の強さです・・・」
そろそろ火龍が見えてくるはずだが・・・もしかしてあれかな?
「なあ、ソラ。あの火の柱というか竜巻みたいなのが火龍か?」
「はい。そうです。あの火の近くに行くだけでも身体が焼けてしまうとか。」
「じゃあ作戦を発表する!!まず、ソラ!!」
「はい!!」
「俺が火を消すからその間に火龍の頭をかち割れ!!」
「はい!!」
「以上を以て作戦会議を終了する!!」
・・・そんなこんなで火龍のもとへ
・・・・・・20メートルはあろうかというような巨大なドラゴンがいた。それなりに高い知性を持っていそうだ。とりあえず、話しかけてみる。
「お前神様を信じるか?」、と。
「いるわけねぇだろう!!いたとしたら俺がぶっ殺してやろう!!」 ちっ
「わかった。・・・これより神の裁きを行う。炎よ、消えろ」
・・・ドラゴンの周りの炎が全て消えた。
「てめぇ!何をs「しゃべるな」・・・・・・。」
・・・ドラゴンの声が消えた。
「ひれ伏せ」
・・・ドラゴンがひれ伏した。
「やああああっっっ!!!」
ソラが斬りかかり、火龍の首は落ちた。
「よし帰るぞ、ソラ」
「はーい」
火龍を倒した証明になる部位を亜空間にしまうとソラに声をかけた。帰りはめんどくさいので転位で戻ることにした。
「それにしてもこの剣すごいですね。ドラゴンなんて剣で傷をつけれるようなものじゃないのに。」
「だって造ったの俺だもん。」
「はい☆」
・・・ギルドに戻り火龍の部位を渡すとお姉さんはやっぱり驚いていた。
「あなたたち何者ですか?」
「秘密☆」
「・・・。・・・SランクのクエストをクリアできましたのであなたたちのランクもSになります。」
「よっしゃ!」