山賊襲来
今回は前より長めです。
ここから一番近い街はリオザスというらしい。人口500人ぐらいの小さな街らしい。そしてここからだと近いとはいっても徒歩で2日はかかるらしい。さらに山道で山賊達がうろうろしているらしい。
「山賊て、強いの?」
「・・・個々人だと強くないですけど、奴らは数十人で見事な連携プレーで襲いかかってくるんです。
だから気をつけないといけません。」
「へぇー」
こんな感じでソラから今の世界の情報を得ていると、前方で悲鳴が聞こえた。
「きゃーーー!!」
「っ!!・・・シンヤさん、助けに行きましょう!!」
「ん?・・ああ、別にいいけど。」
「早くしてください!!」
「はいはい。」
ソラに引っ張られながら連れてかれるとその先では、武器をもった山賊が豪華そうな馬車を襲っていた。そしてドレスを着ている少女が山賊に連れ去られようとしていた。
「・・・なぁ、ソラ。あいつら俺に任せてくんない?」
「・・・え?だめですよ!一人で行くなんて危険です!わたs「大丈夫だから。」・・・わかりました。
ただし、死んだりしたらだめですよ!目の前で死なれると目覚めが悪いですから」
「ありがとう、ソラ。」
俺は山賊達の前に転移した。山賊は突然目の前に現れた俺に驚いている。
「っ!・・・誰だ、てめぇは!!」
「あんたらどっかにいってくんない?俺今とてもキレそうなんだけど。」
「なんでてめぇに指図されなきゃなんねんだよ!!」
そういって目の前の男達はそれぞれ持っている剣を振りおろしてきた。やれやれしょうがない。
「これより神の裁きを行う。お前たちは私を傷つけることはできない。」
俺の身体に当たった瞬間、剣が砕けた。
「お前たちの手と脚は動かない。」
男たちは崩れ落ちた。
「お前たちはロープで縛られている。______裁きは終了だ。」
男たちはロープで縛られた。
俺はそれを確認すると連れ去られかけた少女を起こす。
「大丈夫か?____怪我してるな・・・治れ」
少女の怪我は治った。
「あなたいったい・・・?」
「通りすがりの人だ。じゃあな」
「え、あ、待ってください!!」
ソラの所に戻るとソラはすごい剣幕で問い詰めてきた。
「あんたいったい、何者?」
「秘密☆」
「話してください」
「秘密☆」
「話してください」
「ひみt「話してください」・・・ああ、もうわかった。誰にも言うなよ?」
「約束します。」
「俺は神だ」
「・・・(ププッ)」
「笑うな!!」
「だって神様って・・・ぷははははは!」
「ああもう、いうんじゃなかった。」
「・・・信じますよ。」
「え?」
「だから信じますと言ってるんです!!」
「・・・ありがとな」
「はい☆」
「ところで捕まえた山賊ってどこに引き渡せばいいの?」
「うーん。ギルドですかね。」
「ぎるどって街にある?」
「ありますよ。」
「じゃあ早くいこう。」
「はい」