プロローグっぽいもの
「・・・じゃあこれの通りよろしくね」
「わかりました。」
あれから1年経ち世界はかなりできてきていた。まず、天と地を造り、海と陸を造った。そしてあらゆる植物を植えあらゆる動物を生み出した。すべての生命に魔力を与えた。そして管理をするためにこの世界の神を造った。まず、万物の管理を行う神。次に白神と黒神。白神は昼と光、黒神は夜と闇の管理。最後にこの世界の天候を管理する神だ。全部自分でできるのだが仕事はそんなにしたくない。最近は造るものが減ってきたので絶滅とかしないように気をつけるぐらいしかすることがない。そしてそれは造った神がやってくれる。
・・・・・・あれ?俺、いなくても大丈夫?なら・・・
「みんなあつまれー」
「「「「はーい。」」」」
「俺今から1万年ぐらい寝るからその間、管理とかよろしくねー。あと、生き物を絶滅させないように。」
そういって俺は1か所に結界を張って1万年先に目覚まし時計をセットした。
~1万年後~
ジリリリリリリリリリリリリッッッ!!!!!
「うわあっ!!」「きゃっ!!」
目が覚めた。ん、あれ?ジリリリなんkリリリリ違うリリリリリ声gリリリああ、もううるさい!!
ばきゅっ!と音を立てて目覚まし時計は壊れた。そうこうしていたら後ろから声がした。
「あの~・・・?」
ここは俺が結界を張っているから何も入れないはずなのだが・・・
「何者だ?」
「へ、私ですか?私はソラと言います。」
女の子がいた。見た目はかわいい。身長的に16歳ぐらいだ。
「違う。そういうことじゃない。どうやってはいった?結界が張ってあるはずだぞ」
「私、体質的に魔法とかきかないんです。」
「は?」
「嘘じゃないですよ。だから睨まないでください。」
「・・・ファイアーボール。」
ドガンッ!!
「ケホッケホッ何するんですかぁ?いきなりぃ!!」
「まじかよ」
・・・偶然生まれた突然変異体、か。面白そうだな。
「お前」
「お前じゃありません。ソラです。」
「・・・ソラ。近くの町まで案内してくれるか?」
「・・・いいですよ」
・・・おもしろそうだとおもったがまずはこの世界はあれからどう変わったかを調べなければ。
「そういえばあなたの名前は?」
「鉄神矢だ。この世界風だとシンヤ・クロガネだな」
「(変な名前。)・・・じゃあシンヤさん。行きましょうか。」
・・・・・・こうして創造神と少女は出会った。