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俺の世界  作者: たまご
15/26

自己紹介とか模擬戦とか

ちょっと間があきました。ごめんなさい。m(_ __)m

朝起きるとソラが俺の腰に抱きついていた。・・・俺は抱き枕ではないのだが。それもこれもあの学長がベッドを2つ用意しないからだ。『てっきり2人が恋人どうしかと・・・。』・・・あいつの声が思い出される。しかし、そろそろ支度をしなければならんな。転入初日から遅刻するわけにはいくまい。ということで俺はソラを起こす。

「ソラ、起きろ。朝だぞ。」

「ふにゃーー。あとごふん・・・。」

 いい度胸だソラ。俺は指パッチンをし・・・ようとしたが失敗した。まっ、できなくてもいいのだが、少し悲しい。その分ソラにやつあたりだ。俺の右手の周りを0度まで下げる。そして右手を・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・寝間着の中(もちろん背中)に一気に突っ込んだ。

「ひやぁぁぁぁーーーーーーー!!!!」

「起きろ。ソラ。」

「わかりました!!わかりましたからその手を抜いてください、お願いします!!」

「はいはい」

 ソラが覚醒したようなので手を引き抜く。そして、元に戻す。

「ソラ、早くこの手を離して準備しろ。転入初日から遅刻するつもりか。」

「あ、ごめんなさい。」

 ソラはあわてて手を離して着替え始めた。ふと、何かに気がつくとシャワールームに駆け込んで行った。・・・・・・ちなみに学園の始業時間は8時40分。HRは8時半から。それまでに行かなければならないのだが、今の時刻は8時20分。寮から教室まで5分(走って)。やばいぞ。俺のことは隠しておきたいから、転移は使いたくないしな。

「ソラ、後5分だぞ!」

「後ちょっとで・・・できました。」

「よし、走るぞ!!」

「あ、待ってください~。」

 



 まさか転入初日に走ることになるとは。ともかく職員室につくとソラと別れ俺はノワールの所に行った。

「・・・そういえばSクラスって何人ぐらいいるんだ?」

「4人だよ。おと・・・シンヤくんが入るから5人。」

 ノワールには昨日、学園では御父さんと呼ばないように言っておいた。

「その4人って強いのか?」

「一般人レベルでいえば強いよ。・・・あ、教室につくよ。」

 教室に入ると、3人の女子に1人の男子がいた。横1列に座っている。1番右が男子だ。

「皆さん、今日からこのSクラスに転入生が入ります。自己紹介して。」

「シンヤ・クロガネだ。よろしく。」

 すると左端から名乗り始めた。

「フィオナ・クーリ。得意なのは水と風です。よろしく☆」

「キルラ・リウだ。得意なのは火だ。よろしく。」

「エレナ・ハニルバ。土が得意。・・・よろしく。」

「カイト・ゲルニカだ。魔法は得意じゃないが、武器の取り扱いと体術は得意だぜ。」

 皆名乗り終えると、ノワールが口を開いた。

「じゃあ今日は模擬戦しようか。シンヤ君の実力を確かめてみなさい。」

 ・・・えー。ダル。


 皆について行くと広い競技場のようなところに着いた。

「じゃあ誰から行く?」

「俺が行くぜ。さあシンヤ、全力でかかってこい。受け止めてやるから。」

 カイトが名乗りをあげた。

「ちなみに先生より強いからね、シンヤくんは。」

「「「「まじかよ・・・」」」」

「訂正。全力でかからせていただきます。」

「じゃあ受けて立とう。・・・こういえばいいのかな」

「では。ヤアアアアアァァァァァァ!!」

 カイトが剣を振りながらかかってきた。すぐさま、俺もワールドブレイカーで応戦、そして剣を切断。

するとカイトは槍をもっていた。

「っ!!いつのまに!!」

 その槍も切断。カイトは後方へ下がった。今度は弓を持っていた。

「俺は土魔法で武器を造りだす。土と魔力がある限り、俺の武器はなくならない!!」

「やっかいな・・・。」

 数多の矢が飛んでくる。さっさと決着をつけるか。そういうことでカイトの目の前に一瞬で移動&ワールドブレイカーをのどに突き付ける。

「降参だ・・・。」

「勝者シンヤ・クロガネ!!」

 ノワールが判定を下す。

「まあ、神より強い奴に勝てるわけねえわな。」

 カイトはそういって笑う。・・・今こいつなんていった?神より強い奴?もしかして・・・

「ノワール。お前正体ばらしてんのか?」

「え、ばらしてるというか、ばれちゃった。」

「じゃあ隠す必要ないじゃん・・・」

 4人を見ると何やら話しあっている。お、話が終わったようだ。4人はこちらに来ると、

「シンヤに全員でかかってもいい?」

「いいですよ。」

といった。・・・ノワール何勝手に応えている。


「それでは・・・はじめ!!」

 カイトが突撃してくる。その後ろから女性軍団の魔法が襲ってくる。もうばれてんならつかってもいいか。

「カイト。トマレ。」

 カイトが動かなくなる。

「オチロ。」

 飛んできた火や水の玉が堕ちる

「キエロ」

 風の刃が堕ちる。

「シャベルナ。」

 女性陣の詠唱が止まる。

「ノワール、俺の勝ちだな?」

「はい。勝者シンヤ・クロガネ」

「モトニモドレ。ノワールハオシオキ」

 皆が元に戻る。ノワールにはしばらく悪夢を見せることにした。

「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい・・・」





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