プロローグ1
俺は鉄神矢。明日から16歳の高校生だ。
今から寝ようとしたら目の前に女の子が現れた。
「お誕生日おめでと~☆」
浮かれすぎで幻覚が見えるとは。早く寝よう。
「いや、無視しないでよ!?」
「誰だ。お前は。」
「神様d「嘘つけ。」嘘じゃないよ!?」
「神なんているわけなかろう。」
「本当なんだけどなー。・・・まあ置いといて。君に誕生日プレゼントを用意しました☆
喜べ☆ 君を今から神にしてあげます☆ じゃ、今から行こう☆ レッツゴー☆」
「え、あ、ちょい待t」
・・・俺の意識は闇に落ちて行った。
・・・目が覚めると真っ白な空間に俺はいた。
「起きたようだね、シンヤ君☆」
「・・・夢じゃなかったか・・・」
正直夢だと思っていた。この女が現れるまでは。
「今から君に世界を造ってそれを管理してもらいます☆ じゃあ教えるね☆ 簡単簡単☆
欲しいものを想像するだけ☆」
「それだけ?」
「それだけ☆」
「ていうか自分で造って管理しろよ!!」
「君がいた世界を管理するだけで大変なの☆ じゃあ私は行くからがんばってねシンヤ君☆」
「ちょい待ちやがれ!」
「ぐえっ」
とっさに俺はあいつの服を引っ張った。
「なんでも造れるのか?」
「けほっけほっ ・・・造れるけどこの世界というか空間だけだよ☆」
「わかった。」
「じゃあ今度こそ行くから☆ 最初は大地とか空とか造るといいよ☆」
・・・こうして俺の世界創造は始まった。