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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

筆者が欲望のまま作ったレシピ

美味い明太子スパゲッティを作って食べる

作者: デンセン

 用意する食材、安い明太子、パスタ、顆粒昆布だし、そこら辺に生えている大葉、マヨネーズ、塩コショウ(粗目)。


 まずパスタを百均のレンジで茹でられるパスタ調理容器に入れ、水を書いてある通りにと塩を適当に一つまみ投入し、レンジにIN。

 調理容器に書いてある分数より一分か三十秒ほど短く設定し電源オン。


 その間に家を出て、雑草の中に生えている大葉を数枚ゲット。細切りにする。


 明太子の中身をこそぎ出し、膜は口の中にIN。明太子の量はこれ多いんじゃね? と思うくらいがたぶん美味しい。


 プライパンに油を敷いて用意する。

 しばらくスマホでも見て時を過ごし、レンジが鳴ったらフライパンに火を入れてパスタ調理容器を取り出してお湯を捨てる。少しお湯は残した方がいいかも。


 そして熱々フライパンにパスタを投入。

 昆布だし、塩コショウを入れて、サッとかき混ぜる。明太子の辛さが苦手な人はマヨネーズを細口で一、二回ほど回しかける。


 皿に取り出し、明太子を入れてかき混ぜる。フライパンですると明太子が余分に火が通り美味しくならない。


 パスタを綺麗に盛り付け、細切りにした大葉をふんわり頂上に載せたら完成……。






 とは言えない。

 一番美味しいと感じる時間、それは深夜十二時以降に食すことだ。

 朝でも昼でも三時のおやつでも夕方でも夜でもない。

 確実にその身に脂肪として付着するゴールデン真夜中に食べるのである。


 ああ、お米が売ってないからとパスタを購入してしまった己を呪いたい。

 だが深夜の明太子スパゲッティは美味いのだ。

 これを読んだ貴方。

 どうか深夜に明太子スパゲッティを食べないでほしい。

 あれは背徳過ぎる……。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 完全に明太子パスタの気分になりました(笑)
[良い点] デブになるのが残虐表現 ですね。
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