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013_変化する日常 ②

==========================================

あらすじ:フールさんは魔法で互角の戦いを行い

     至近距離ではあっさり解体できる様です。


視点:戦士Lv1 ワイスさん

『』:フールさん

==========================================


《オオヤシマ歴2994年 5月 2週3日目》


◆都市近郊の草原◆



(ザクッ、グリグリ)


「う、う~~~ん?」


「ブニイイイイ!!」


『かっかっかっ! ロゼちゃん。

 そんなに力まんで良いって。

 包丁で素材を切るのと同じ要領だな』


「え? 包丁? …こう?」


(キュッ、スススススッ)


「あっ!? あ~~~~~~~」


「あっ! やったね、ロゼ」


「………」



 う────ん……。


 何か2人共、懐くの早くない?


 …いや、あれから5日は経ってるし?


 よくわからない事だらけの人だけど


 悪い人じゃなさそうって私も思うけど…。



▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽


▽ ▽ ▽ ▽ ▽


▽ ▽ ▽




『よっしゃ! これで6匹だな。

 かっかっかっ! 新記録ってな!

 やったじゃねーか! 3人共!』


(バンバンバン)


「あたたた! 痛いじゃないの!

 バンバン叩かないでよ!」


『かっかっかっ! 悪ぃ悪ぃ!』


「ろ、6匹も…!! 僕達が!?」


「いえ~い! やったね!」



 も、もうっ…、何でこの人


 喜ぶ度に背中バンバン叩くのよ!


 別にたいして痛くはないけど


 びっくりするのよ、こっちは!!


 …むう、それにしても。


 私達3人で【ブニブニ】を5匹かー。


 前は2匹でヘトヘトだったよね?


 それもかなり無理して…。


 最近は頑張って戦って4匹…。


 採取した【薬草】も納品しないで


 回復用に使ってだけどね。


 やっぱり、討伐に切り替えると


 何だかんだで稼げるお金が全然違う。


 1日小銅貨10枚がやっとだったのに


 実は毎日200枚以上稼げてる。


 ま、これはフールのおかげだけどね。


 だって【ウシウサギ】2匹だもの。


 しかも、毎回お肉持って帰ってるから


 私達もご飯もいっぱい食べれて元気。


 今までの人生でこんなに大量の


 お肉食べた事って無いもの。


 …頼んだらそっちの捕まえ方も


 教えてもらおうかな?


 【ブニブニ】と同じでコツさえ覚えれば


 私もきっと狩れる…はずだよね?


 だって、ステータス全部1のフールでも


 狩れてるんだし。



『さてとー。

 ボチボチ帰ろーぜい!』


「えっ? もう?」


「まだ全然明るいよ? おっちゃん」


『…んー…うー──ん? やっぱ帰ろうぜ。

 いや、帰るから帰り支度だな』


「…何か気がかりでもあるの?」


『なーんか、嫌な気配すんだよなぁ。

 こういう時はさっさと帰るに限る』


「え───?」



 うーん…どうしよっかな?


 お昼過ぎて少ししか経ってないけど


 もう既に結構稼げてるはずだから


 フールの言う通り帰ってもいいんだよね。


 …一緒に行動してて、少しわかったけど


 フールって結構、勘で動いてるよね?


 それで今の所、それは大体当たってる。


 その勘頼りのフールが嫌な気配かー。



「……うん、わかったよ。

 今日はもう帰ろうか、2人共」


「はーい!」


「わかったよ、お姉ちゃん」


『かっかっかっ! よっしゃ!

 そうと決まればさっさと帰ろーか~!』



 ……うーん…? 何か焦ってる?


 ま、いいか。


 せっかくだし、たまには宿屋以外で


 ご飯食べるのもいいかも!


 お肉は…孤児院に持っていけば良いよね。


 最近行ってなかったし。

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