番外矢彦世直し珍道中 〜中の国の大魔神・銅卓、和の国の怨霊〜
吸血鬼天使番外編
〜中の国と和の国編〜
巷で噂が広がる・・・
世界が国が変わる時は必ずユリカ教団影あり!
偽善それとも救済か・・・
しかしけして敵にまわしてならない!特にユリカの悪口を言ったら・・・
妹魔王矢彦、妹法皇矢彦・・・の鉄槌が・・・・
これはユリカと別れた矢彦達の話
その短縮かつ一部を語ろう・・・ユリカ教団と恐れられる過程を・・・・・
―東洋の中の国の超安―
二メートル近くあり大太りしたそうまるで巨大豚、ブタ魔王か、魔人の献身のような男が御立派な馬車で物凄い勢いで宮に急いでいた!愚民をひき殺し、去った後はその親や子供、恋人等がひき殺されて無惨な姿になった者をこの目に映すと、大泣きし、「かぁさん」「父様」「あなた!」とか廃人のようになり立ち尽くし現実逃避している者で溢れていた。のしのしと後続の役人は「邪魔だ?!ゴミ」「こちらは主様に早く追いつかなければならない」等愚痴りながら泣き崩れる者達を無下にするは、ついでに斬り殺すはと救いようのしない現状であった。
「・・・凶星はこよい墜ちる・・・再び乱世とはなるがマシにはなるだろう。今は英雄で溢れておる。だからがんばれ!」
旅の僧がある人達に一言申しあげてお経を唱えながら去っていく。
(乱世が平和ふざけるな!あの地獄が・・でも今も更に地獄になんの希望があるのか)
(僧がは呑気だな!もう救いなんてないのですよ)
と僧の言葉に内心絶望しながら思うのでした。
―とある一室―
「フッフッフッ!計画通りあの豚大魔王神、
宮へ行った。罠とも知らず。かの悪政ひいて自分達の邪魔になる者を美味しい餌でつり大将軍を暗殺したおんなじ手口にフッフッフッ間抜けタベ!!」
旅の僧がニコニコしながら口を開き報告すると部屋にいる一人が口を開く!
「大次違うさー!大魔神・銅卓サー!」
答えながら姿を見せたのはヒミコに後から静らが姿を見せるのだった。
「あたいの妖術もなかなかサー!結構妖術使いもいたけどあたい達の敵では無かったサー!」
「そうそう、あの変態もうまくやっているみたいだ!また悪名を残すのだろうな~!だべたべ!」
遠い目する大次。
「タケルは変態兄の尻ぬぐい大変さ〜!アタイたちみたいに計画たててじっくりしないさ〜!ユリカに会いたい為、歯止めがきかんさ〜!アタイたちでもぎりぎりさぁね〜。」
とぼやくヒミコ。
「そうね。兄や姉にろくなやついないわね!」
静がやっと口を開いたがやけに妬みしいような声であった。
「何をいってんのさ〜!こんないい姉はしないさ〜!」
と文句をいうヒミコでしたが、ここからの静は凄かった。うっぷんを晴らすかのように・・・
「ヒミコが「銅卓に気に入られるためにいろいろやって!いざ時は任せて幻覚とかいろいろするからさ〜!」と言ったわよね!でもいざの時!助けてくれなかったよね!いろいろやって自身は汚れず済みましたけど!!危なかったのよ!!!この姉は!!○○●☓☓☓○○●☓○○●☓☓○●」
「あ〜!分かったサー!ごめんさ~!大丈夫だと思ったサー!なんたってアタイの自慢の娘サー!何かあっても、巫女の前に白拍子サー問題ないサー!」
と、うざくなっなった静に言うヒミコだったが更に拍車がかかるのであった。
「良くないわよ!汚れたら!?ユリカに触れないじゃあないですか!!汚れた御身でユリカのよ巫女何・・・⁉ヒミコあんた・・・最低です!!自分が汚ればいいのです!姉ですよね!嫌がる事を率先してやリなさいよ!!
それに変態変態を汚す方が先では!」
「・・・占いで潔癖で無ければならないとでてますサー! なら妹が姉の為に身を捧げるのは当たり前サー!
変態は何をどうしようと揺ぐことはないサー!
媚薬、麻薬も無効する個人スキル妹愛系に死角なんてないさ〜!」
と、さあのポ〜ズをするヒミコである。
「抜けがけ!あの変態が言うとおり敵は身内にありは同感ですわね。」
頭を抱える静であった。
「主殿!ついたようです!」
大次の影から、金剛君が現れた。
「ウム!
静の事はまだ笑えるがこれからの後処理は真面目にしてくれたべ!でないとえらいことになるたべ!」
心配そうに言う大次にヒミコにこりと笑い
「ちゃんとするサー!ええとたっ・・しか、そうそう呂負殿サー」
「万が一の時はこの[猿知恵]の珍宮がなんとかしてみせますなのです!
この精鋭部隊に選ばれし十二支[猿]の紋章に誓って!なのです!」
とお猿さんのような少女が答えるのだった。
「珍宮お前は本当にいい相棒だべ〜!万が一時は期待するたべ!」
頭を撫でながら答える大次であった。
「なのです〜~♡」
顔が林檎のように赤くなる珍宮であった。
「じゃあいくだべ!!
この呂負がこの中の国の為に大魔神・銅卓を撃つ!金剛、珍宮!共に参れ!」
「「御意」」
す〜と姿が消えて行った!
「後は人ざる者大魔神迄になった銅卓を撃てば、この国で我々ができる事は概ね終わりますね。後はこの国の人達次第ですわね。」
静が言うのであった。
「サー、滅びか繁栄かは神のぞ知る、なんてサー!」
とヒミコが言うと笑い出す二人である。
「一応!ご苦労様でしたここまでの蝶戦様。」
と労いの言葉を言ながら深々と頭を下げるヒミコである
「う〜。姉さんこそ掛け持ちでいろいろと根回しとか本当にご苦労様でした。いろいろ問題だらけですがそこは御礼申し上げますわ。」
お互い照れながら言う双子小町であった〜!
―中の国 宮の大広場―
「ギェェ~!これは」
馬車をひっくり返され仰向けになる銅卓は自分が置かれている状況が分からないままである!
「待ちかねたよ!大魔神・銅卓まさか本当に大魔神だったとは!この国はあの死皇帝以来の過ちを繰り返す所であったわ!」
階段の上には小太りした将(官僚)らしきが中央に官僚達が横に並び達銅卓見下げている!
下では護衛の兵を切り捨て武将達が銅卓を囲んでいる!
「人間のぐんざいで!しかし・・・!おお~呂負!いい所に!」
銅卓は巨漢を引きずりながら呂負の足元迄に行くと
「これまでの事は謝る。蝶戦もそなたにくれてやろう。だからこいつらを!!!ギェェ~何をする。ワシと親子の絆を結んだ中のわしをいやこの親を蹴るとは!この親不孝者めが」
蹴り飛ばさても強気の言葉を吐く銅卓である!眼を人間の眼よりも鋭く普通の兵等はおくして、圧に負けているであろう。しかしこの漢は格が違うのである。
「大魔神と親子の契を結んだ記憶はない!!
この呂負!!義によって逆賊及び大魔神を撃つ!!」
禍々しい覇気をこの中央広場一体を覆い尽くすのだった!まさに中の国、武の最強と呼ばれている漢の半端ではない圧は銅卓を凌駕するである!
「・・・!何だこの圧は・・・お前は一体何者だ!」
ビビる銅卓にたいして呂負は見下しながら
「俺は武将だ!それ以上でもそれ以下でも無い!今は!!
赤麒麟!こいつに赤雷を、跡形もなく滅ぼすために!」
宮の一帯だけ紅い雷雲が空を覆い尽くすと!雷雲の中から紅い一角馬が神神しく降臨し、角から紅い雷の一撃を銅卓の頭上から放ちそのまま直撃する銅卓は苦しみながら
「なんなんだこの力は・・宝具?・・・にしてもこれ程の・・・ぐぐぐっぐぐ」
「終わりだ銅卓!混沌世界などにはしない!ユリカの為、そして俺たちの悲願の為に滅しろ!!」
そう言って、槍の矛を腹部に貫通させる呂負は鬼のような顔であった!
「まさか・・・そんな・・・ギェェ~!?」
跡形もなく滅された銅卓と同時に太陽光が刺し、晴天が広がるのであった!
(任務完了!!)
手を合わせる大次であった。
(ユリカ・・神なのか?何か宗教なのか?団体名)
(いろいろ調べた方がいいな。この国の諜報は優秀ですからね。)
(あの力は・・危険だユリカ・・闇の組織か、あの教団と同じ系統いや新しい教団!どちらにせよあれは抹消しなければ!)
偉い官僚、武将は呂負の力に恐怖しいろいろ考察するのであった!これ等の噂を噂となり矢彦達の事を指す言葉はユリカ教団となっていく。恐怖も歴史の影の救い等と民衆にも噂をされていくのであるが大半は矢彦である。不名誉も名誉も。そしてここまで表舞台に影響およぼしたのも勿論大半は変態妹魔王・矢彦による痕跡が一番大きいのである!
―中の国編了―
中の国攻略中、タケルと、かけもちでやっているヒミコはここ和の国にて暗躍していた。
「怨霊、悪霊に満ちてイルサ〜!!ここはアタイがメインでがんばるさ〜」
占いの舘で何故か嬉しそうにて言うヒミコ様!!
「そうですね。我々が適任でしょうね。一番ひどい元都の平条は陣等も完了してこの死霊、怨霊の都が、この死霊達の贄なり、冥王クラスが召喚されてもおかしくないがしかし生きている人間の負の連鎖が足りてなくての都移動・・あの中の国銅卓とやることはにてますな!怨霊と魔神本質的は同類で間違い無さそうですね。」
タケルは推測をヒミコに言うとにやりと冷笑するのであった!
「で黒幕は誰かさ〜!!中々の呪術で憑依、霊力を上手く消しいるさ〜!」
感心しながらぼやくヒミコ様だった。
「何か騒動起すとかしないと尻尾はいつまでも経って捕まらないですね。」
そして長考するタケルであった。
「まずは怨念か、呪かはわかりませんがそのせいでの日照りを静ねぇの雨乞いしてもらい、ついでに聖大蛇・白ツチノコの暴走を舞で鎮静してもらいましょう。瘴気諸々の浄化等いろいろと手伝ってもらい、ひとつひとつ潰していけばなんらかの動きはあると思います。その時はヒミコねぇ、妖刀・草彅さんとかに頑張ってもらいましょう。」
とこれからの行動を提案し、ヒミコも渋々了承するのであった。
「はぁ~~なら仮初の里(国)でも建国して派手に動くサー!もしかしたらちゃちゃを入れてきてくれるかもしれないしさ〜!勿論!! 長は、アタイで卑美呼で偽名であって偽名でなしサー!
静はう〜ん、そうさーね〜、⁉、いよがいいさ〜!文句言っても姉の権限で!
タケルはヤマタのタケルのミコトで愛称はタケル!
文句は無いよね・・・サー!!」
脅迫気味の提案をし、タケルは為す術もなく了承するのであった。
「横暴だよ、ねぇさんは。
源氏名は長いし、愛称がタケル・・・源氏名の意味があるのでしょうか?」
「のりのりサー」
タケル返答にヒミコが答えると、ため息をつくタケルである。
(静ねぇごめん。僕ではこの姉を止められないょ~)
「【桃源郷・秘境】」
卑美呼は手始めに、山奥に幻影で夢のような村を創るのであった。
「うんこんなのもンサ〜!
「矢魔大国」にするさ〜!矢彦、大次も一緒に戦っている意味を込めてサー!」
満足感に満ちる卑美呼であった。
(へ〜悪く無いですね。)
以外にもタケルも気に入っていた。
そして行動を開始する!
「このユリカ様の巫女たるいよが奇跡の舞で雨を降らせましょう!」
(ヒミコ本当に本当に本当にいい迷惑だわ!)
文句を心の中で言いつつも真面目に任務を遂行する静のであった。勿論タケルも同じである。
―姉の言うことは絶対なのは何処も同じでどの世界、歴史も変わらないでものである―
by・ヒミコ
―矢魔大国・卑美呼の部屋兼占の舘―
「ヒミコ、聖大蛇・白ツチノコの鎮静済ませたわよ。」
卑美呼に報告するためにこの館に足を運んでいたいよである。しかも偶然にもタケルも同じく事件の結果報告するために訪れていた。
「かなり浄化してかなりいい感じになってイルサ〜!かなり澄んできたので一番濃いのがだんだん察知ができていて、候補がしぼれてきたさ〜。」
目がいきいきしている卑美呼であった。
「まぁ、ヒミコ様も、静も中の国の方は簡単すぎて、お暇でしたからね。おかけでこっちに力を注いでくれため、予想より早く見つける事ができますよ!」
妖刀・草彅が頷きながら答えるのだった。
「変態主の所へ戻るのが早くなるは、少し寂しいかな。擬人化してこんなに楽しくて、仕事している感は味わえないからな〜。いろんな者に变化して情報集めとか、侵入とか、最高だよな。あのスリリングはたまらん。」
神器・ゴッドパズルは楽しそうに言った。
「あッはは!本当に変態だよねぇうちの兄は、擬人化した宝具皆女性になるところとかね。」
楽しそうに笑うタケルであった。それにつられて久方ぶりの笑い声が館に響き渡るのだった。
疫病とか怪奇な事件を次々と解決し、更には野党、盗賊を見せかけたゾンビが矢魔大国にせめてが返り討ちにしていくのであった。
―矢魔大国・卑美呼の舘―
「あのゾンビ襲撃は敵の仕業で間違いないのですね。」
タケルは汗を一滴顔の横に流しながら言った。
「間違いないな。おかげで操る電波がもろ分かり!!
ヒミコさん、草彅さんも同一人物に辿りついた!」
神器・ゴッドパズルウェポンが確信を付くように言うであった!!
「里を建国して大正解サー!まさに国盗りをしなければならないサー」
これまたない表情で言う卑美呼であった!回りも生唾を飲み、気を引き締めなければと思い深呼吸を一つするのであった。なぜならこんな卑美呼は初めて見るからである。
「で、敵は誰でしょう?僕の剣の錆になる御方の名は?」
タケルが卑美呼に聞くのであった。
「この国の半分以上は支配しており実質この国の支配者でもある将武天皇サー!
そして憑依して取り付いているのは冥王の大臣サー!!」
卑美呼が答えると一気に空気が重くなるのであった
「あの銅卓とは違って古の輩だ。正直かなりやばい。しかしヴァン職を持っておりかつ、ユリカ様の眷属の貴方方なら倒せると思いますよ。クッククック!しかし、私も拷問で、怨み等生み出したけど、それとは比べれものならない負のエネルギー!正に古から亡霊ですね。更に今日迄の負のエネルギーいやこの国の尋常ではない瘴気で、尋常ではない力を蓄えているでしょう。クッククックさぞかし美味だろうな~!」
神器・ゴッドボックスが不気味に言うのであった。
「亡国して逃げられないように北の国と、六奥の国境に結界を施した後で討伐戦に挑むのいいと思いますよ。」
草彅が提案を言うたそれを一同同意するのであった!
―冥王の大臣討伐決行日―
「将武天皇憑依している奴を倒したら適当に負けて矢魔大国滅亡の段取りで間違いないわねヒミコ!」
静が最後の確認をするのであった。
「そうさ〜!兵も幻影で千人位サー!
銅卓を撃つ決行日とかさねて、どっちが先に討伐するか競争にして正解サー!
やる気が違うさー!静は愛しの銅卓の最後を見届けてもいいさ〜。本当に変なばかりに惚れられるそサー」
静に返答かつちゃちゃをいれるヒミコであった。
「・・・・・・。姉さん死にたいのですか?フッフッフッ」
不気味に笑い、目が死んでいる静から負のオーラが出ており、圧ももの凄く、ヒミコはマジで殺されると思うのでした。
「・・・ごめんごめんごめんごめんごめんごめん・・・・・・・」
暫くは静にちゃちゃをいれることは無かった。しかし反動も凄く、マジ切れ迄はいってはいないが、本当にぎりぎりの精神であった。
「さて都の平暗京・・フ〜!合戦の合図を!」
タケルの号令のもとに、ほら貝が鳴り響き渡り
一矢を空に向かって放たれ合戦の合図の作法が終了するのであった。
「ヤマタノタケル!」
「いよ」
「そして、総大将・卑美呼に名のもとに将武天皇の首もらい承る!」
奇襲は、成功し一気に将武天皇の舘へと進軍する!
市民や兵士はある者は幻覚の卑美呼兵士と戰い、ある者は幻覚の魅せる霧の中に睡眠薬が混ざっており、効く兵士は満面の笑みで眠りにつくのだった。
館は炎上し、炎の勢いはますばかりで、ここにいる女性や兵士は、擬人化や卑美呼の式に任せて、タケル達は将武天皇を探すのだった!!
しかし、いない。探しても探しても炎が広がるだけであった。禍々しい何かは感じても、本人がいない。このままでは失敗で終わってしまい競争で負けるよりも最悪な事になってしまう。大次に馬鹿にされるだけではなくこの人界にもよろしく無いのは分かりきっているので焦るタケル達であった。
「だし惜しみヲしている場合では無い。ユリカと幸せの時間が延びるのだけは耐えられないサー!!
●☓○・・・急々如律令!」
卑美呼は札を取り出し、呪文を唱え、札を投げた!札は光、禍々しい者処案内するのであった。
「すいません卑美呼様。霊力使わせて。」
「いいさ〜!その代わりその分活躍するサー!!
やっと勇者ヤマタのタケルのミコトの見せ場がきたのだからサー」
タケルが卑美呼に謝ると、素に戻っている卑美呼が答えるのだった。
(ヒミコねぇ戻っている・・うん突っ込むのは辞めておこう。うんうんうん)
後の事を思うとタケルは心の中しまい込み、墓まで持って行こうと決意するでした。
とある一室にも壷と掛け軸がかけている所出札は浮いていた。
「これは、探すしかないですね」
いよがどんよりしながら言った。
「くぅ。時間が無い。急ぎますよ御三方!」
「「了解しました。」」
卑美呼が言うと、タケルといよは返事をして、隠し扉を探すのだった!
「この壷怪しいわね!う〜ん上手くいかない。でも臭うのに」
卑美呼の第六感はここだといっているのだが上手くいかない。炎はそこまできているのに。
「何をしている!これは、まず右に回す、そして左に回す次に壺一つ分を上、下、左、右、上そして掛け軸をも裏返しすると」
擬人化した、神器・ゴッドパズルが駆けつけ、躊躇なく解いていき最後に掛け軸を裏返すと、床が空いていき、地下へと続く通路階段ができたのだった。
「早くいけ。」
「「「流石は神器でパズル!主はあれだけど」」」
「いやいくら本当の事でも、この場面でお礼では無く主を悪く言うのは、流石は主殿」
礼を言い地下通路階段を駆け出す卑美呼達を見送るパズルは主に敬意?しながらその後姿が見えなくなるまで見守ると隠し扉が静に閉じるのだった。
「やっとこの時が来ました。我が主イザナミ皇王様!
冥府の扉が閉ざされて幾数年・・長かった!なんとかこの人界に留まることかができ、貴方様をお向かいするまでこのような時間をおかけして申し訳ございませんでした!しかし、今宵持って人界はイザナミ皇王のお膝元で魑魅魍魎達の楽園となりましょうや!!」
祭壇で祈りを捧げている将武天皇である!!
「そんなこと勇者・ヤマタのタケルのミコトがさせませんよ!そして我が女神ユリカ様の名において貴方様を成敗させてもらいます!この時代に勇者がいたことが貴方の敗北ですね。運が無いと思い、積み重ねた努力が無駄になることを同情しますがそれはソレなので、勇者としての責務も在りますのでご理解の程宜しくお願いします!」
と長々しい説明しながら将武天皇前に立つタケルと、卑美呼といよである。
「前口上が長いうえに馬鹿にする態度!貴様は人を怒らすのが得意なのかな!!」
いきなり怒りが頂上の将武天皇である。
「確かに長いですが、貴方の陰謀がここまでだと言うことも理解してくだいね。」
いよは満面の笑みの中に圧を出している。
「ほう!!なかなかのさっき!勇者よりもこっち娘の方が心地良い。」
何故か高評価をする天皇に、卑美呼はすぐさま割り込むのであった!
「いよはやはりモテモテねぇ〜クスクス、羨ましく無いのはなぜかしらクスクス」
「ねぇさん」
いよは、卑美呼背後から肩を鷲掴みをして悍ましい顔で言ういよに、ガクガク震えが止まらなくなるであった。
「危ない!!遊んでないで!今は戦闘中ですよ」
大臣の攻撃がいよに向けられ、すかさずタケルが黒い霧の筒のような攻撃を切り捨て、消滅させるのであった。
その攻撃とタケルの対応で、恥ずかしくなり顔を赤くして一言「「ごめん」」と謝る双子小町であった。そして気を引き締め、大臣の戦いに集中するのであった。
三対一だがほぼ互角でやや大臣が有利になっている!やはり古の大臣ではある。矢彦や雪姫の凄さを肌で感じる三人であった。
「サー、はぁはぁ強すぎる。負の力が桁違いサー」
「そうですわね!しかも古の大臣様ですから尚更です。正に雪姫や矢彦級ですわよ!」
「・・・矢彦兄さん・・人間辞めてますね・・人間扱いされていない・・僕もですけど。半分は冗談でしたが認めるしか無い【変態大妹魔王】矢彦爆誕」
三人はそれぞれ口にし自分たちは少し強くなっているいち人間の平民だいういうことに安堵していた。何故なら矢彦と同じされるのが嫌な三人だからである。雪姫には可愛そうだが、三人の思いは同じである。
「こちらが押しているのに、何だあの余裕は!なにかあるのか??分からない。これだから生者は面倒くさいのだ。死霊とかの方が何倍もましであるな。」
とぼやく大臣。
「何を言っている!だからこそ生きている証であり、楽しいのだ。」
タケルの霊力、魔力等のステタースが上がってゆく!
「その想いがあるから強くなる!あの変態は行き過ぎですけど・・いいえ私達もたいがいですわねふっフフ!」
いよもまたステタースが上がって行く。
「そうさ〜!いきすぎる位でないと強くなれない!妹と暮らす為に!それだけの理由でこんな世界規模なことしているなんて!!あっはははは!変態程の境地・・いやいやいきたくはない!けどそれに近いからこそ、頑張られる、強くなれるのさ!」
卑美呼もステタースが上昇し、大臣は驚愕するのであった。もう人間の域を超えているからである。
「何だその力・・ありえない」
「そう答えはユリカの眷属だからさ!【急々如律令・血の金縛り】」
自分の血を御札に陣を書き、何枚か大臣に投げると大臣を中心に六芒星を描く御札が光り出すと更に卑美呼は唱える!
「【かしこ!かしこ!戌、午、酉・急々如律令】」
「ウギぇぇ。しびれる・・動けない!何だこの陣は、この私を束縛するほど・・いやこれはまさか!ありえない天人の血の力だと!もう滅びたはず!だがしかしこれは間違い無く!!震えが止まらぬ!この霊体でも震える力は間違い無い・・・しかし!」
動けなくなる大臣は動揺する。ありえない力に!
「流石は古の亡霊ですわね。そのとおりです。その眷属であり大切な妹でありこの世で一番尊く、護りたく、共に過ごしたい主なのです大臣様!
【除霊の血涙豪雨】」
舞をしながら答える、いよが舞を踊り終えると、紅い雨が降り注ぐと、大臣の体から煙が昇っていくと苦しみ出す大臣であった!!
「何だ〜!この桁違いの除霊術は〜!この感覚間違いなくあの、天神の一族・・・おのれまたしても!おのれおのれおのれ!確かに誤算がこの時代に貴様らがいたことだ!もっと早く、もしくは我慢していれば・・おのれおのれおのれおのれおのれおのれ〜~!!」
「終わりだ!大臣!!
くらえ!!勇者の太刀を!!」
止めを指すタケル!!
「おのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれ〜~。我が憎しみを贄にもできぬとは〜完全なる敗北〜おのれ〜貴様らが一人でも違う職ならばまだ〜~糞〜!!こんなとこでーーー!申し訳ございませんでしたイザナミ皇王サマーー!!」
叫びながら昇天していく将武天皇に取り憑いた大臣であった。そしてその天皇はまだ息があり、助かる見込みあるとみなし、霊力全力で注ぎ込む卑美呼といよである。そして記憶の操作諸々をも施し、自分達の後処理が有利になるようにするのであった!
「!!!向うも終わったサー!どっちも後処理大変サー!手伝って・・おい逃げるなさ〜!」
卑美呼言おうとしたとき、呂負(大次)の連絡は途切れ、いよ達は一目散に逃亡するのでした。
チャンチャン
「いやいや!!締めるなぁ〜」
卑美呼絶叫する!!誰に向って言っているのが分からないが・・・・
登場人物
矢彦・・・変態妹大魔王とか行き先々に異名を増やして いく漢
大次・・偽名は呂負!
タケル・・源氏名あまり変わらないので略
静・・・・源氏名いよ
ヒミコ・・・これもあまり変わらないので略
銅卓・・・・・死皇帝並に統率と残虐性をもつ中の国最高権力者
取り憑かれた
将武天皇・・・イザナミ皇王の人界進軍時代に共に進軍した大臣で
冥界へと送り返せなかった生き残り!まさに古の大臣
誤字が多く文章が読みにくいかもしれませんが宜しくお願いします。
これは吸血鬼天使の番外編でこざいざます。
何卒宜しくお願いします。
感想、ご意見等も宜しければお願いしたいのですが。
何卒宜しくお願い致します。