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42話 模擬戦準備

モチベがもりもり欲しい

「ソイツは決闘者だな、デッキを用意するんだ」

「いや多分、神谷さんが想像してるやつじゃないです」


昼食の後、先程あった事を皆に話していた。


「ほ〜んそんで」

「当然断りましたよ、やる理由ありませんし」

「おめえさんがまともで良かったよ」


これでまともじゃなかったら目と目が合っただけで戦う世界なんだろう。


「毎回起こんだけどよ、一年が模擬戦の授業で気に入らねぇ奴をやっちまおうって決闘吹っかけんだよ」


ノリが昭和のヤンキー


「去年コイツも突っかかってきた奴全員ボッコボコにしてたぜ、なっ」

「ええ、お相手した方はどれも巫山戯た事をぬかしましたのでブチのめしました」


なんだろうソニアさんがそんな事をやったと聞いても意外だと思えない、むしろ私の中でサキュバスの戦闘民族イメージが確信えと変わった。 


ちなみに神谷さんだけはそれを聞いて驚いていた。


「あやめもいっそ勝負してみたら」

「え〜私強くないよ、それに戦ってもなぁ」


訓練した事が無い私が戦っても勝負にはならないだろう。


「じゃあこれやるから勝負だけ受けてやってくれないか」


どこかで聞いたことがある声がした方を向くと昨日、店で会った青年がポテーチを渡してきた。


「えっくれるの…あれ売り切れになったじゃ」

「アンタ達が帰った後でまた並んでたからアンタの買っといた」


おやこれは好青年に違いない


「その代わりなぁ分かるだろ」

「うーんどうしよっかな、いやそもそも私が勝負してえーとお名前は?」

「コラール」

「コラールさんに何の得があるんです?」

「得は無いけど色々あってさ、それでどう?」


まあ勝負するだけで良いみたいだし、怪我しない程度にやることにした。


5時限目はまた混合でアリーナだが今度は武器の扱い方の授業で、用意された武器の種類は豊富でナイフや槍などの基本的な近接武器から銃や弓などの飛び道具に、魔法の杖が揃っていた。


「おー剣だ、割と重い」


試しにロングソードが入っている樽から一本抜いてみようとすると思ったより重かった、これを毎日振っていたらムキムキになるだろう。

 剣を戻して次は魔法の杖を試しに行く、杖は鉛筆より長い物から丸太サイズの物があるがどれも量産品って感じだ。 

杖の説明後は小さい杖を選んでさっそく用意された的に火球魔法を放ってみる。


魔法は的を貫き穴を空け、周りに焦げ目を付けた。 最初の試験の時に放った火球は的を焦げたトーストの表面にする程度の火力で、大きさもソフトボールから卓球の玉くらいに小さくなり、力を圧縮して撃ち出す感覚に変わった。 

 そして最後に飛び道具の方に行ったけど、こっちは他のとこ違って人が明らかに偏った種族ばっかりで、人間は数人しか居なかった。 


係の先生に聞いたら弓は狩猟で生活する人には人気らしいが、都市で暮している人には人気が無いらしい。 


「あっあちゃんだ」


銃のコーナーを探していたらジェジェが居た、今回は一緒の授業みたいだ。 


「ところであっちゃんは次の模擬戦に使う武器決めた?」

「まだ決めてないけどジェジェは」

「私は弓だよ」


その手でどうやって弦を引くのだろうか、そんなことを考えながら探していると、銃が置いてある机を見つけた。


「これだけ、少なくない」

「こんなもんだよ」


いざ手に取ってみるとかなり軽かった、銃自体はコニーさん製しか知らないがこんなに軽い物なのだろうか。

外見は剣銃の方に似ているけど、これは普通の銃なんだろう。 

他に見覚えがあったのはリボルバーと蓮根の銃くらいで、このアヒルの足みたいなのに至っては何なのか分からなかった。

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