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お金
カロットについて
カロットとは主にエルドラ国周辺で流通している硬貨の通貨単位のこと。
楕円のドーナツ型と、他の国に流通している硬貨の中で形状が特徴的の一つ。
元々はケラティオンと呼ばれる動物から獲れる背骨を装飾品に加工し、これで塩などの貴重品と物々交換し始めたのがカロット起源と云われている。
硬貨には数字が刻まれておらず重量がそのまま通貨単位となっており、カロット専用の量りが存在し、カロットを量りの引っ掻け棒に通して重さを量る。
硬貨は金貨、銀貨、銅貨、赤銅貨、黒貨の5種類で硬貨自体の重量は全て3gであり、量りに通した時のみ重くなるよう魔術式が刻まれている。 そのためただ鋳造しただけだと価値は無く、ピューパが登場するまではカロットの穴に紐を通しブレスレットとして携帯していた。
最近では他国と取り引きするさい、分かりづらいのと意見があるので単位の数字が入った硬貨に変更との案が存在する。
これにより魔術式を使用しないことで製作コスト削減にもなる。
ちなみに日本円にするとこうなる。
金貨10000
銀貨1000
銅貨100
赤銅貨10
黒貨1