0.42
今回は封印を施したエル達姉妹のお話です。あと2話続くかな?
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その頃エル達には、紫蓮に施した封印を安定させつつあることをしていた。
四人は、それぞれの封印を維持しつつテーブルを囲んで紅茶を飲んでいた。
エリがカップを皿の上に置きながら言葉に出した。
「姉貴…。やっぱりこいつの記憶無くした方がいいんじゃないか? 」
「ん? あ〜確かにまた暴走されても困るし…。」
カップから口を離してエルが話した。
二人の話しを聴いていると黒い紫蓮の事を頭に過ぎったルルは咄嗟に聞いた。
「でもお姉ちゃん達。黒い紫蓮は一体なんだったの? 」
「「あれは…。」」
二人とも困った様子だった。
「紫蓮の中にある闇とかな? 」
ルリが突然話の間に入ってきた。
エルは、テーブルの中央に置かれた砂糖入れの陶器から角砂糖を5つぐらい取りだし、ティーカップの中に一気に入れ、スプーンをティーカップの中で回しながら言った。
「それかな、一瞬マスターだけ光に満ち溢れてた時あったもん。その時は、あの黒いマスターが現れた時だけどね。て、ていうか…」
回していたスプーンをいきなり右手に持ち構えてエリとルリの真ん中に向けた。
「二人とも知ってるでしょ…! 私はマスターのことしか知らないの! 二人ともあいつと仲良くしてたじゃないか!! 」
二人は、同時に紅茶を飲むと一斉にため息をついた。
「姉貴、そこツッコんで欲しくなかったわ。期待されてるかもやけどほとんどなんにも。知ってるのはエリが言ってたことだけ」
「ふ〜ん。なら仕方ないかぁ」
スプーンをカップに戻した。
「私から言うと、ただあの人を利用しただけに過ぎないの、こっちの次元に帰るのに必要だったし」
「一時的に同盟を結んだ感じ? 」
エリは、こくっと首を縦に振った降った。
「お姉ちゃん達、やっぱりこんなに考えても仕方ないんじゃないかな? その前にあいつの封印が大事だし。」
「そうだぜ姉貴。今はこいつの封印を永遠にするのが大変だ。」
「うーん。そうだなぁ~。マスターの力解放と同時に私達は外に出れるてこととかどう? 」
「ふむ、たしかにそれは悪くねぇ。でもそれでここから抜け出せるのかよ」
「ルリお姉ちゃんは、頭硬いから考えれないのかも」
「ど…どういう事だよ? 」
「エルお姉ちゃんが言いたいのは、紫蓮が自分の意思で力を求めた時、封印を解除する代わりに、ここにある莫大な魔力と技の数々と共に、誰か1人ここから出れるてこと」
ルルが説明すると、エリが突然立ち上がった。
「封印の解除て嘘だろ? 」
「それしか方法がない。封印が完全に消えた時、暗黒はもう一度蘇るてこと」
「でもよ、そんなことしたらあいつにまた勝てるか分からないだろ? 」
「勝てない時は異空間に飛ばすだけ、私たちだって元々異世界の者だし」
「それはそうだが…」
エリは、気落ちしていた。
「最初に誰が出るの? 」
あ……。
一瞬時が止まったかのように、四人とも口を開けて言うと、時が戻るとすぐに四人は立ち上がった。
「やっぱりあれで決めるしかないかな? 」
「決めるしかないぜ‼ 」
「早く紫蓮に会いたいし、やるしないかな」
「皆…。も〜分かったよ‼ やりますよ〜。」
すかさず四人は、右腕を腰に当て左手を右の拳を覆った。
「「「「最初は、グー。じゃんけん」」」」
ぽん…
四人の指はグーの手から、全員チョキに変わっていた。
「「「「あいこで」」」」
ぽん…
エルとルルがグー、エリとルリがチョキだった。
「勝った〜‼ あれでももう1回かな」
「負けた〜。だね」
ルルとエルは、話し合って決めた。
「お姉ちゃんが先に出てもいいよ? 」
「ん? なんで? 」
「お姉ちゃんの方が紫蓮とかアリ姉に色々教えてくれてそう」
「たしかにマスターには色々注意しておかないとまずいかも…。でもいいの? 私が最初で」
「うん。早く会えないのは辛いけど、お姉ちゃんが外に出れば私にも外の光景観れるから…」
ルルは、早く外に出て会いたいと思う気持ちを心の中に封じこみながら言った。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
・力を開放するごとに、エル達姉妹は紫蓮の外に出ることができる。
しかし、エル達姉妹は封印のそれぞれの核のため解放されるごとに暗黒が外出ることができる。





