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0.34

「なんで俺の名前を知っているんだ? 」

「知ってますよ、貴方の今思ってる事も。さぁ私と共に参りましょう」


黒髪の少女は、俺の左腕をつかむと教室の扉から飛び出すかのように俺を引きずり回した。

少女が階段をいっぺんに走り抜けるといつの間にか屋上の入り口についていた。


「ここだわ」


 ずっと俺の右腕を離さずに屋上まで連れてきてなぜか腕を話してくれた。


「何か目的でもあるのか?」

「貴方には関係ないわ。このまま…死んで」


黒髪の少女は、いきなり右手に持っていたナイフで俺の腹に刺した。

ぐは…

刺された途端、ナイフを経由して血がドボドボ流れ出ていた。

なんだこれ? 血なのか? めっちゃ出てるし…。やばい意識が…。


「待ちなさい‼ 」


突然、屋上の入口からアリセナが出てきた。


「あら、貴方は…。お久しぶりですね。以前より何も変わってませんね」

「そうね。だからと言って初っ端紫蓮を刺さないでくれる? 」

「貴方はやはりまだ…。」


アリセナは、黒髪の少女と件を交えた。しかし、黒髪の少女の方が強い。

一瞬の隙を見せるとそこに攻撃を命中させてくる。剣でガードしながら相手の隙に入れ込むが回避され後ろに廻られた。


「これで終わりね。さぁいきましょ」

 

アリセナの背中には致命傷を追いながらも紫蓮が運ばれていった方を向きながら手を差し伸べた。


「終われないよ...。」


腹を貫かれた俺の体を抱き抱えて、どこかに運んだ。


「さぁ、始めましょう。」


貫かれた腹から、何かが出てくる感触があった。でもそれだけだ。俺は何もしていない。


「ふぅ、ペトラお前なぁ…。」

「マスター! やっとお会い出来ました‼ 」


ペトラから、マスターと呼ばれた男はよく観ると俺だった。

黒い俺のような何かだった。

黒い俺は、床に置かれた俺の体を触った。


「お、こいつは俺と同じ顔をしているじゃないか…。興味深い」


黒い俺は、自分の右腕を液体に変えて俺の体を吸収した。

ふぅ、


「あとは、あいつらをどうにかするだけだな」

「あいつらてもしかして私達のことか? 黒の王ルーツよ」

「ははは、懐かしいなぁ。あんなにも時が経ったのに何一つ変わらない…。久しぶりだなエル、ルル。」

「はぁ、さっさと私たちのマスターを返してくれ」

「紫蓮を返して下さい! 力づくで返してもらいますけど」

「やってみたまえ、記憶の巫女よ。ペトラお前は手を出すなよ」

「分かりましたわ」


エルとルルは、黒い俺と戦い始めた。あらゆる魔法を幾つも使い、黒い俺にぶつけるが何一つ黒い俺には当たらなかった。バリアでも貼ってるかのように魔法が辺りの家や校舎に辺り破壊尽くした。しかし、何発売っても黒い俺は倒れなかった。


ここまで読んでくれてありがとうございます

・黒髪の少女に刺される。アリセナと紫蓮

・黒き王 ルーツが現れる。

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