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生まれたら人形だったので、人類滅亡させます。  作者: bismas65


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目覚め

眩しい...


眩しいってなんだっけ?


私は...


何?


人間?動物?別の何か?


思い出せない...


いや、元から思い出すことなんてないのかも。


じゃあなんで私はこんなことを考えられるの?


「眩しい」「私」「人間」「動物」「考え」...


そんな言葉、どこから降ってわいたの?


やっぱり何かおかしい。


視界が明瞭になってきた... また言葉が増えた...


....いや、見えるようになっても真っ白なだけだった...


いや、なにこれ。


腕が見える。足が見える。胴体が見える。


何も着ていない。


関節の球体が見える。


まるで、マネキンみたいな... ...「マネキン」ってなに?


そもそも体に何かつけているのが普通なのか?


普通って誰の普通?


何かが聞こえる。


「・・・・・ますか? ・・・・いますか? ・・・ていますか? ・こえていますか?  聞こえていますか? 」


...どうすればいいんだろ。


これは、返事したがいいのかな?


本当にいいのか?


まあいいか。


「はい?」


「目覚めたのですね。私が言うことが理解できますか?」


「理解って何?」


「え?」


まず名乗れよ。名前ってなんだっけ。


「まあ、話は理解できているようなので、確認させてもらいましょう。あなたの名前は?」


「名前って何?」


「そこから!?

名前とは何かを識別するための符号よ。

そして、あなたの名前はミラ。ミラ・ネットよ。」


「へー。つまり、ミラ・ネット は 私ってこと?符号ってなんだっけ。」


「そうよ。符号の意味は置いておいて、では次のチェック。あなたが作られた目的は?」


「私って作られたんですね。わかりません。」


「あなたが作られた目的は、人間という生物を一度根絶やしにすることよ。」


「へー。で人間って何です?」

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