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【ヘリカルスパイラル】  作者: Dizzy
第1部 第7章
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【ジュノの日記3】

1月28日

久しぶりにスパイラルアークが飛んだ。

実はこの船を動かしているとわたしはする事がとても少ない。

発進時にヴェスタが緊張していて、アイカも気を使うのか気配を抑えている。

アイカも自覚無く緊張しているのが私にはわかった。

少しここは戦闘指揮官として働かなければ。

アイカの身体は新しい義体になって、あちこち女の子っぽくなった。

顔もすこしだけシュっとして、美少女といった雰囲気。

ちょっといろいろサイズのかわった部分をもにゅもみと確認してやった。

思った通り、アイカは声は出さず、緊張はなくなりぷぅっと膨れた。

チラとみればヴェスタも気配で察したのか表情が和らぐ。

むふふ。

こうしてこの船では船員達のメンタルに責任をもってケアする私だった。

えっへん。

あと羊美味かった。



1月29日

危なかったよ?!

荷室で貨物が動いて、アイ02ちゃんが怪我をするところだった。

あとついでにちょっと船も壊れた。

アイ02ちゃんが怪我をしなくて本当に良かった。

いっぱいアイ02ちゃんをよしよしとしてあげた。



1月30日

またやらかしてしまった。

ジュノはダメな子だ。

戦闘指揮官しっかくだ。

アイ02ちゃんをMIA(行方不明)してしまった。

どうしてアイカと二人で行かせたのだろう。

アイカが本当に悲しそう。

なんとか探したいと頑張ってみたが、何処にもいない。

何度同じ過ちを繰り返すのだろう。

悲しいとても。



1月31日

アイカが気を使ってアイ02ちゃんの捜索を打ち切ると言った。

わたしが言わせたのだと心に刻む。

今日からは必ず一度は周囲警戒をする。

そうしながらもアイ02ちゃんを見つけられないか、手がかりはないかと探す。

そうして苦労をして、何かをした気持ちにならないと自分を許せなかった。

そして成果はなかった。

午後に女の子が逃げてきて助けるかどうかで迷った。

女の子はとても傷ついていたので、助ける事になった。

わたしはちゃんと義務を果たさなければと改めて気合を入れた。

嫌われても、ひどいやつだと思われてもいい。

みんなを守るのだ。



2月8日

今日は新装備を慣らし運転。

いやいいねティア5装備。

もう負けない!

そう思えるくらい力強くなったよ。

みんなの装備もティア5にできたので防御面でわたしは少し安心できる。

ヴェスタもアイカも戦場につれていけるレベルになった。

あとリステルから鉄鉱石もらった。

もらった分働かなくちゃね。



2月11日

いや‥‥結構Gきついけどね。

これ何か食べてからはヤメたほうがいいね。

VLSで発艦とか戦闘空母みたいだ!ちょーかっこいい。

そして羽はもげたが、空を単独で飛ぶのたまらんな!

ただパージした翼がどこまで飛んだかちょっと怖い。

明日探しに行くことにして、今日はいちゃいちゃして寝る!



2月12日

いや‥‥みつからんてっ、てなった。

一枚はすぐ見つかった。

もう一枚のパージした翼がね‥‥麓までとんでいたよ。

もう空中でパージはやめようね。

たいへんだったよ。



2月13日

ひどい目にまたあった。

黒アイカやばいだろう?よく倒したなアイカとヴェスタ。

あとくやしいが、黒アイカにわたしも女なのだなと思い知らされた。

ピアスまで開けられて‥‥かなしい。

アイカに外してもらったけど。


でも嬉しいこともあった。

アイ02ちゃんが見つかった‥‥

そしてちゃんとアイカの元に帰してあげられた。

もうそれだけでね、自分のマイナスが打ち消されるくらい嬉しい。

ほんとうに良かった。

そう、いい日だったのだ。

ヴェスタにだっこしていっぱい甘えよう。

それで今日はいい日になるのだ。





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