表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【ヘリカルスパイラル】  作者: Dizzy
第1部 第13章
160/694

【ジュノの日記5】

3月10日

今日は北の山脈に引っ越し。

南の山脈拠点でも色々あったな。

今回もペンキを持ち出して滑走路におわかれアート。

アイ達やマクラ達も描いたので、にぎやかになった。

だんだん家族が増えているかのようで、わたしも嬉しいな。

ヴェスタの様子がおかしい。

個室を片付けてからあやしい動きをする。

何かを隠しているようだったので、ダンボールにしまった荷物を暴いた。

恋人の浮気を心配する心理とはこれかと実感した。

そしてなにも出てこなくてがっかりしたような安心したような気分になった。

ヴェスタはとても悲しそうな顔をしていたが、お風呂でいちゃいちゃしたら元気になった。

夜もいっぱい元気に仲良くした。



3月13日

帝国と王国がドンパチ始めた。

帆船同士の海戦なんて教科書でしか見たこと無かったので、ちょっと興奮した。

ヴェスタの攻撃でばーーんとなった所にアイカと二人で格好よく降下した。

今度は踏み抜かないように、上手に着地できた。

アイカがおっちゃんの頭を踏みたがったが止めた。

いくらなんでも可愛そうだなと思った。

こないだので味をしめたに違いない。

今後、男を見るたび踏みたがっても困るので、後で指導しなければ。

最後は使徒ヴェスタ様で閉めだ。

みんな、ははぁーってなってひれ伏す。

なるほどアイカの気持ちが少しわかる。

踏みたい気持ちも少し起きた。

よるはいちゃいちゃして、アイカにダメよと指導した。

踏んで欲しい人だけ踏みなさいと丁寧に教えた。



3月15日

今日は山脈の北の方で鉄を掘る拠点を作った。

パイプラインもつなぐので、自動化の準備だ。

ヴェスタが幸運の女神様だとよく分かる出来事があった。

まずルチルとジルコンを見つけてくれた。

これで大分楽になった。

帰ろうとしたら、スコールの後で水たまりになった塩湖が綺麗だった。

ヴェスタをだっこしてながめた。

心が洗われるような景色とはこれかと思った。

アイカに自慢してスクショを見せたら、ずるいずるいとごねるのでVTOL機でもう一度見に行った。

いや‥‥すごかった。

日没前についたんだけど、日が落ちてもしばらく3人で抱き合って動けなかったね。

あれは雨とか風とか時間とか、いろんな条件が揃わないと見れない景色だったみたい。

とても得した気分。

ヴェスタは幸運の女神様なのだ。

わたしの大切な女神様だ。



3月23

北にはもっと大きな大陸があった。

VTOL機で高度をあげても全部見えないくらいでかかった。

でかい山脈もあって、その中に補給基地を作った。

木材のチップや腐葉土なんかからガスを作り、加工してパルスジェットの燃料にするのだ。

核パルスは空気だけでも結構飛べるけど、燃料を足すとえらい飛ぶのだ。

音速をこえるあの感触はたまらない。

どーんと鳴るのだ。

基地をつくったら焼肉パーティ。

石焼でたべて美味しかった。

ヴェスタもアイカもいっぱい食べてくれた。

こうやって野外でご飯食べて寝るのは楽しいなと、改めて思う。



3月24

今日は移動して、マヤカランについた。

わたしはそうでもないけど、二人がくたくたみたいで、ホテルで寝た。

スイートルームには寝室が2こ、ベッドが3こもあった。

まあアイカの隣で寝たので、結局いっこしかつかわんかったw



3月25

お昼に入ったレストランでやたら仲の良い恋人を見かけた。

ちょっとうらやましいくらい仲が良い。

いつみてもべったり抱き合っていた。

6席もある大きなテーブルに座り、わざわざとなりに座るとはな!

店員さんもあきれるほどの仲良しさん達だった。

なんだか微笑ましくて、贈り物として得意のピアノを披露した。

恋人達に向けるバラッドを情熱的に弾いてやった。

心震えたのか、ついにベンチ椅子に横になり抱き合う二人。

いや、帰ってからにしろよ。

そう思ったが、やさしく寿いでおいた。

もちろん夜ホテルに戻ったら、ヴェスタとアイカと負けないくらい仲良くした。

今日もヴェスタとアイカは寝てしまったが、ホテルの人にうまいですよとやたら勧められて、気になったのでワインを開けた。

ハーフボトルのちっちゃいヤツだ。

なかなか美味しかったし、楽しい気分になったので、明日みんなで飲みたいな。

ヴェスタも最後の夜だしと説得しよう。

小瓶では足りないから大瓶を3~4本入れておくようホテルの人に頼もうっと。

さ、今夜も仲良く寝ようっと。

アイカは美味しそうな匂いなのだ。

むふふ。









評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ