オムニバスからは逃れられない
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
次の長編へと移る前に、こんな感じの短編を投げ続けてから、本格始動したいと思うんですよ。
物語を書くという行為は、最初は良くても作者の気分によって多分に左右される。あれだけあったモチベも、転を迎えた時には既にやる気ゼロなんて事は珍しくない。
かく言う私もその一人。幾重にも最初だけ頑張って、後になったら根気と向き合うなんてざらである。それはある意味、ネトゲを辞めずに続けられるか? という議題と似ている。
だからこそ、ちょっと考えていることがある。
「長編が描きたいのです」
「書けば良いじゃないか。別に短編書いてる時と大して変わらないよ」
面と向かって宣言した私に対し、『何言ってんだ此奴』みたいな視線を投げられた。
それはそう。その通り。金銭貰っている訳ではなく、固定の読者がいるかも分からない。その分好き勝手やれるという利点はあるのだが。
「ちゃんと綺麗に終わらせたいので、一頁ごとに“起承転結”を分けた長編、もしくは短編から始めようとかと」
私が言いたいのは、ぎこちなくても良いから、一頁に“起”、また次の頁に“承”というように、投稿をしていく四頁編成という事である。なおそれだとどうしても短くなってしまうので、行間を開けるなり、―を入れるなりして短編を書こうという事である。
「其れを数十、数百と重ねたら、恐らく、一種の長編になるの思うのですよ。
だからちょいと、練習を積みたいなぁと思いましてね」
そうすれば中途半端な終わりにはならないだろうし、キリの良いところで終わることもきっと可能なのでは無かろうか。
「……まぁ、表現方法は今、短編で学んでいるだろうしね」
その通り。テーマに合った表現を身に付ける為に今は短編に重きを置いている。けれども流れを作るとしたら、きっとこの技術が必要になってくる。
「まぁ、君はまだオムニバスからは逃れられてないと思うけどね。いいんじゃない?」
この、『オムニバスからは逃れられない』というタイトルは、長編にしてもオムニバスは続くだろう。という意味です。まだ発展途上という意味ですね。
物語を綺麗に終わらせる。って読者の方々はさも当然かと思われると思います。
難しいんですよ(大真顔)。モチベが関わってくるので。
だから多少角張っていても『起承転結』をガチガチにした四頁編成を百話ほど投げ続けた後、完全な長編に移ろうかと思うんですよ。設定を使い回してね。
勿論、短編を重ねてるので、オムニバス形式です。
それでもオムニバスと長編の違いって、伏線の張り方と流れによって異なると思うので。
幻想奇譚は起承転結がふんわりした短編集ですが、それの起承転結ガチガチの長編Ver.ということですね。
※起承転結苦手な奴が書いてます。
とある方のコメント。※意訳してます。
短編を何層も重ねると奥行きが出る。
其れから長編を書いた方が良い。
書くならば書生でも登場させましょうかね。