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慈 〜めぐみ〜
予期せず得られた優しさが
心地よく染み込んでいく
僕みたいなやつを救おうとする人なんて
そんな人 いるなんて思わなかった
あの頃 失っていたものを
今は見つけることができた
あの頃 見えなかったものが
今なら見えるようになったんだ
その優しさという恵みは
僕に感謝の気持ちを教えてくれた
そして僕の恐れてたものも遠ざけてくれた
優しさが見えるって
とても尊いことだと思う
このとき初めて僕は
人を信じることができたんだと思う
たくさんの苦しみを乗り越えて
僕がこうしていられるのは
きっと誰かの優しさがあったから
僕を安全な場所に連れてきてくれて
ここが僕の居場所なんだって教えてくれた
何万年が経ったって
その光は太陽のように
明るく照らすのだろう
初めてこの歌を歌ったときのように
これからもこの歌を歌おう
予期せず得られた優しさが
柔らかく広がっていく
僕を救ってくれる人がいるなんて
あの頃は考えもしなかった
あの頃失ってしまったものでも
今は作ることだってできる
あの頃に見えなかったものも
今なら はっきりと見ることができる
