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神々に愛されし者達の夜想曲  作者: 白雪慧流
魔術学園編 【二章 王族達の輪舞曲】
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二章 プロローグ

二章プロローグ兼予告となります。

 魔力。それは魔術師にとって人を品定めする価値となる。より魔力が高い女性は、その子供も高いとされ、魔術師達は魔力が高い女性を探し求めた。

 特に王族と呼ばれる、国を動かす者達は、より魔力の高い者を探した。全ては国の安泰のために。


 アムレートの隣国、機械技術大国マシーナにて、この国の王、ミカニはため息を零す。

「これは、流石に、余でも、目に、余る」

ミカニ王の手には、数枚の書類が握られており、そのどれもが、マシーナ最北端にある研究所、魔法道具研究所についてであった。

「父上、アレを放置するのは如何なものかと」

「うーむ……」

王太子である、シエギは父に苦言を申すが、ミカニは考えあぐねた様子であった。

 研究所の目に余る所業は今更なのだ。そう目は訴えており、シエギもまたため息を零すに留める。

 そんな二人の様子を、この国の第二王子、ガレイが見ているとも知らずに。

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