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第零話:プロローグ

0・プロローグ


ザザザッ…!


総てを溶かして呑み込んでしまいそうな夜闇の中を、何かが、駆け抜ける。


二つの足音。

一つは高く、一つは低く。


そして、その二つはいつしか止まり、主を静かな月明かりにぼんやりと浮き上がらせた。


一つは獣、一つは人間…どうやら、少女のようだ。

彼女はまだ何処かに幼さとあどけなさを残してはいるものの、聡明で美しい顔立ちをしている。


彼女は、空を、見上げた。

其処に、月明かりに照らされ、僅かに開いている窓が見えた。獣と眼を合わせた。


手をかざした。一瞬の、低い音が響いた。

そして、飛んだ。否、何かの上を駆け上がった。


室内に青白い月光が差し込み、一種異様な空気をかもし出している。

降り立ち、見回すと、さっき入ってきた窓の近くに大きめのソファがあった。

コロンと横になり、僅か数秒後には、意識を眠りの沼へと沈めた。



今宵は満月。月が美しく、妖艶に輝いている。


Wing and Destiny全編共通事項

・この小説では、一番最初に小説を書いた時に準じた社会情勢で書いている為、現在とは異なる部分がございます。

 そのため、突っ込み所がこれでもか、これでもかといわんばかりに出てくる事がかなりの確率で予想されます。

 投稿前に、現在の状況と少しずつ照らし合わせたりしながら変更しては居ますが、それでも突っ込み所は沢山あります。


・SFっぽいことも混じっていますが、基本ファンタジーっぽいものと見ていただいて構いません。


・残酷な描写がある場合があります。


・お決まりのアレ

文中に出てくる人・企業・学校名などなどは架空の名称であり、現実に存在するものとは何ら一切全く関係が無いことをご了承下さい。

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