プロローグ・・・?
「女の子は、いつだって恋をする生き物でしょ?恋をして何が悪い」
そう女の子は、いつの時代も可愛いものが大好きで、自分について語るのが大好き
でも、女の子だけが恋をするわけじゃないけどね笑
男の子だって、恋をする
この世界に誰も恋をすることを咎めたりはしない
人は『恋』をすることで、”愛”を理解するのだから
恋も愛も素敵な感情
生きているからこそ、人だからこそその感情を噛み締め生きていくことができる
人は、何かを愛さずにはいられない
愛を咎める者は、愛を知らないから
でも、でもね…この世に愛を知らない人なんていないの
子供が嫌いな人も異性が苦手な人も動物を毛嫌いする人も生きていることを辛く感じる人も
空を見上げることが嫌な人も平凡な日常を暮らすことがつまらなく感じる人も
毎日を苦しんで生きている人も人付き合いが苦手な人も
そして、生まれたばかりの幼い赤子でさえ愛を知っている
「赤ちゃんは何も知らない。だって、赤ちゃんは私たちの言ってることがわからないから」
そう答える人がほとんどだと思う、だけどそれは違うと思う
赤ちゃんには、理解ができないだけで聞こえている、目で見ている
それにほら、よく言うでしょ?子供は、親の真似をして育つんだって
赤ちゃんは、言葉を使うことはできないけれど、表情や行動で表すことはできる
嬉しい時や楽しい時は「笑顔」
悲しい時や痛い時は「泣く」
怒っている時や拒んでいる時は「怒り」
どれだけ幼いからと言って、何も表現することができないわけではない
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「なんか、難しい本買っちゃったなぁ・・・」
「・・・でも、嫌いじゃない、かな?」
「『愛は偉大である』・・・本当に、偉大だわ笑」
この物語は、少しずれた一人の女子校生の日常の物語。